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「愛人ホスト」に飽きた?

2016-11-14 10:18:57 | 日記
現場には、多種多様な人々が集まった。韓国を代表する戦闘的労組や、野党の支持団体が存在感を示したが、数としては個人で参加した一般市民の方が多かったようだ。その中には、デートのように手をつないだ恋人同士や、制服姿の高校生ら若者たちも目立った。

ただ、そのような参加者たちがひとつの政治勢力として結集しているかというと、そうではない。

たとえば戦闘的な労組は、朴氏の退陣を求めるだけでなく、与党セヌリ党や財閥にも攻撃の矛先を向けた。「労働者と資本家に和解はあり得ない」などともアピールしていた。熾烈な就職戦線に備えて猛烈な受験勉強をしながら、その合間に足を運んだ高校生たちとは、相容れない世界観だろう。

それに、崔順実ゲートが宗教や愛人ホスト、大企業との癒着まで、あまりに色々な問題に波及しているため、ついていくことが出来ず、「少なくない国民が飽き始めている」との指摘も現地で聞かれた。

そもそも、大統領を退陣させるだけでも大仕事だ。実現の可能性を高めるには、「100万人」のメッセージを「退陣せよ」の一点に集中させた方が良かったかもしれない。

それに、かつて強烈な反共教育が行われていた韓国には、高齢者を中心に、左翼アレルギーを持つ人が今も多い。大統領に幻滅しつつも、左翼の伸長を嫌い、むしろ朴政権を支える選択をする人が増える可能性もある。

そもそも、デモを主催した市民団体や労組は、何をねらっていたのか。一連の経緯などについては、韓国の政治や社会の動向を日本語で易しく解説しているニュースサイト「韓国大統領選2017」が最も詳しい。写真やインタビュー類も豊富だ。

かいつまんで言うなら、大規模集会とデモによって国民の意思を示し、それによって与野党指導者の決意を促し、朴氏辞任から大統領選に至るスケジュール調整に入らせようという所に目的があった。