9月20日害虫駆除→アブラムシ、ハダニ、アオムシ→オルトラン粒剤、スミチオン
ヨトウムシ、ネキリムシ→ネキリトン
毛虫、蛾の幼虫→スミチオン
バッタ、コオロギ→スミチオン乳剤、防虫ネット
ナメクジ→ナメクジ駆除剤
カイガラムシ→濡らしたティッシュや古い歯ブラシで除去
スミチオン乳剤、アドマイヤー
花の病気→黒星病→ダコニール1000、ダイセン水和剤
べと病→ダコニール1000、ダイセン水和剤
炭疽病→トップジンM水和剤、ダコニール1000、ダイセン水和剤
灰色かび病→トップジンM水和剤、ダコニール1000
軟腐病→ストレプトマイシン(ストマイ液材20)
うどんこ病→トップジンM水和剤、ダコニール1000
モザイク病→アブラムシが発生しないようにする。
剪定の基本→不要な枝を残したままにしておくと、正常な枝の成育を妨げます。
日照、通風に悪い影響があり、害虫の発生の温床になります。
樹木全体を見て不用な枝を切除するのが、剪定の基本です。
生育上の不要枝→ やご(ひこぱえ)
胴ぶき(幹ぶき)
徒長枝(飛び枝)
からみ枝
逆さ枝(下り枝)
ふところ枝(こみ枝)
その他(車枝、立枝など)
剪定は木の生長を助け、正しく育てる為。
美しいと感じるように!
美しく育った樹形が長い期間維持できるように!
良い芽を伸ばし、
悪い芽を摘み取る事を「剪定」と言います。
そうです。剪定は子育て同様、教育そのものです。
一律に切り戻すのは「刈り込み」、葉の数だけ減らす切り方を「伐採」と言います。
「剪定」とは木の将来の姿を見据えて、木が正しく生長するように手助けをすることです。
しかし成長が過ぎると周囲の木々と競合したり、建築物とくっつき互いを傷つけたりします。
また強風や大雪などで過度の負担がかかり、木も傷み周辺への二次被害も予想されるので、
それらも勘案した剪定が求められます。
枝垂れ桜は行儀の悪い姿になりがちです。
『桜切るバカ、梅切らぬバカ』と聞いてか、満開の花を見たいとの思いもあって、
思い切った剪定ができずに行儀の悪い枝があるにもかかわらず、抜かずに大きくしてしまう場合が大半です。
常に二又で枝先を伸ばし、小枝の先端は切り戻さず、二又の枝は長短を付けておきます。
幹には幹の芯、枝には枝の芯を作って、3,4年先の切り戻し準備も考えた剪定が本当の剪定です。
その木が本来の美しい姿に育つように、又その姿を維持するように手助けをすることです。
枝葉を切って葉の数を減らすは伐採、一律に切り戻すのを刈込みと言います。
剪定の前に、まず庭木全体を見てみましょう。
どんな樹冠・樹形にするのか、どの辺の枝葉が混んでいて、どこがキレイな流れになっているのかしっかり観察しましょう。
骨格となる枝を決め、骨格をつくることを意識して剪定します。
どの枝にも太く長い枝があります。
形や長さ、樹幹ラインをそろえる枝先の剪定では、太い枝の切り口からその後、
小枝が密集して発生し、何本かは他より長く伸びてしまうことを学習しました。
刈り込み剪定では、初めに他よりも太い枝を深めに切り取る(「切り戻し」)という方法です。
切り戻しでは、必ず小枝のあるところまで深い剪定をすることを基本とします。
「切り戻し」をすることで太い枝の勢いが小枝に分散して、均一に枝が伸びていきます。
長く強い枝があります。切り戻し剪定をしましょう。
剪定実習→盆栽松の剪定実習
黒松・南天の寄せ植え剪定実習「サムネイルです。クリックで拡大」
9月21日剪定実習・剪定道具・機械の使い方
会場は松山市北条ふるさと館(松山市河野別府995)
フラワーショップ ヤマイチ(松山市浅海本谷358-1)
ウバメガシの剪定実習
「サムネイルです。写真拡大はクリック」
ウバメガシ(姥目樫、学名:Quercus phillyraeoides)は、ブナ科コナラ属の常緑広葉樹。
別名、イマメガシ(今芽樫)、ウマメガシ(馬目樫)。
備長炭の原料として利用される。和歌山県の県の木。
落葉が少なく常緑で病気に強く、また切り詰めに耐えることから、
最近では、街路樹や生垣としても利用されている。
よく見られるのは低木で、大木や古木は珍しい。
葉がやや細くて葉脈が凹んだものをチリメンガシといって、園芸や盆栽に利用される。
◎ 剪定バサミ
まず不要枝の剪定では、直径1.5cmくらいまでの枝が切りとれる剪定バサミを用意します。
太い枝は、刃の中央部で切ります。細い枝は、刃先を使います。
◎ ノコギリ
剪定バサミでは切れない太い枝を切るときに使います。
長さは25~30cmが一般的で使いやすいです。
替え刃式のものもあります。
◎ 両手バサミ
生垣や玉づくりなどの刈り込み仕立てに使います。
◎ 植木バサミ(木バサミ)
細い枝を切るときに使います。
仕上げの枝先の剪定に使います。
◎ 剪定バリカン
バリカンの種類ですが、大きく分けて電動式とエンジン式に別れます。
双方とも刃は両刃式と片刃式があり、刃の全長が20cmや30cmなどと
色んなサイズがあります。電動式は片手タイプと両手タイプがあります。
エンジン式は両手タイプだけになりますが、別に背負い式もあります。
電動式のメリットは軽い事と振動が少ない事で、デメリットは細い枝しか
切れず、大バサミや剪定鋏で手直しが昼用になる事です。また電源コード
が必要ですから、剪定時にコードが邪魔になり時にはコードを切断する事
もあり大変危険です。
エンジン式のメリットは刈る力が強いため、一気に刈れるので仕上がりが
綺麗な事です。刈る時にゆっくりと剪定をすると波を打ったように凸凹に
なり、手直しが必要になります。エンジン式は刃が高速ですから、作業が
短時間で終了させる事が出来ます。デメリットは電動式に比べ重い事や、
振動がすごいので手や腕が疲れやすくなり、1日も作業すると腕の関節が
1週間は続く事もあります。混合油を使用するので、風向きによって排気
ガスが臭く感じるかも知れません。