4月になりました。
NYCでは自宅待機に加え、不要不急の州外移動の14日間自粛要請など、規制が続きます。
残念ながら、市内で、混み合っていた地域の公園10カ所が閉鎖されました。
日本で報道されているような大変な状況もありますけれど、
幸い、私の周りは比較的穏やかです。
おそらく全世帯あてに、CDCから新型コロナウイルスのガイドラインについて
ダイレクトメールが来ていました。
夫と、感染防止について
「ほんま、外から帰ったら、まずは手洗い、うがい。これ大事よ。
家の中の物を触るのはそれから!」
と改めて話したところ、
「もうこんな状況では、感染してないかどうかなんてわからない。
僕は手洗い、うがいは必ずするけど、今さら、どれだけ役に立つんだ?」
比較的気を付けるタイプの夫でもこうなら、
「Stay home」「Wash your hands with soap」「Social distancing」
と、NYCでこれだけくどいほど言うのは納得です。
私の超個人的意見ですけれど、
おそらく日本なら、新型コロナ関係でさらに徹底された
「外から帰ったら手洗い、うがい」の習慣は、いちいち言われなくても
家庭でも学校でも普通に身についている人が多いでしょう。
実際インフルエンザは日本で激減しているのですよね。効果はあると思います。
インフルエンザ昨年比400万人減 新型ウイルス対策と暖冬の効果か
https://weathernews.jp/s/topics/202002/290065/
夫に「今さら」と言われても、ダメ人間の自分でも確実に出来ること、
外出は極力控え、うがいと手洗いは欠かさないつもりです。
先日、NYCでは、医療関係で働く人や、生活必需のいわゆるessential businessで働く人たちへ
家の中から拍手を送ろう、という呼びかけがされ、多くの人が参加している、
と知人が感動的な話を教えてくれました(リンク先に動画もあります)。
#ClapBecauseWeCare Boosting Morale Across In New York
https://newyork.cbslocal.com/video/4497520-clapbecausewecare-boosting-morale-across-in-new-york/
NYCの病院の現況を考えますと、新型コロナの対応で膨大な人手がいる中で、
透析や投薬、手術、出産など、私よりもずっと切実に医療の手を必要としている人がいます。
検査に行っても、検査が受けられるか不明で、道中や検査場で感染のリスクもあります。
結果が陽性でも重症でなければ、検査を受ける手間と時間をかけても結局、自宅隔離に。
それでも、自宅療養で感染から回復した人の数も増えてきました。
今のところ家族全員に症状はなく、子どもも自宅学習できる環境で、
こうしてネットにも繋げて情報収集もできます。本当にありがたいことです。
食料など必要なものは十分ありますし、もう自宅隔離と考えて家にいます。
ラジオ体操とマエケン体操も続けていますよ〜。
どう過ごすかはあくまで個々人の判断だと思います。特にお勧めはしません。
通りを眺めると、犬の散歩をしている人を時々見ます。
皆さん、social distancingを守っています。
が、偶然、いつもならじゃれ合うような仲良しの犬に遭遇してしまうと
飼い主は必死で距離を保とうとしているのに、
犬同士がちぎれんばかりに尻尾を振って喜んでしまい、大変なことになっています。
私に絵心があればその状況を上手く描けるのに、すみません。
犬は賢いと言っても、さすがにsocial distancingは難しいですね。