今年のMLBは、現在のところニューヨークのチームに日本人選手がいません。
ヤンキースにはほぼコンスタントに日本人選手が在籍していたので、
地元ですし、プレーオフ進出はだいたい常連で強いですし、チーム事情の詳細は知らないものの、
昨年まではマー君の登板試合ぐらいはいつもチェックしていました。
一方のメッツにも、もちろん日本人選手は今まで何人も在籍していたのですが、
ヤンキースに比べるとその割合は低く、またチームの成績も悪くはないけど良くもなし、という感じで
新庄選手が去ってからは、どちらかというとヤンキースばかりに目を向けていました。
日本のプロ野球には、各チーム魅力的な選手が何人もいて、
中でもオリックスバファローズの山本由伸投手は、山本投手個人のファンという人も多い、
今年の投手タイトル全部を狙えるぐらいの実力があります。
ただし試合では相手チームもエースを立ててくるので、自チームが点を取れず援護が無い展開が多いのでした。
5月12日の対ファイターズ戦も好投ながら2−1という僅差で敗戦、指標はいいのに勝ちがつかないのです。
そんな感じの極端な無援護投手。
山本由伸投手以上の数字を持っている投手が地元NYCにいるのを最近知りました。
野球ファンの方ならきっとよくご存知のNYメッツのデグロム(deGrom)投手です。
デブラシオ市長も4月29日の会見で本題に入る前にthe first plan, the Jacob deGrom〜、とチラッと話していました。
メッツは投手も打席に立つナ・リーグ。大谷選手のように二刀流を全面的にフューチャーしているわけでもないのに
5月13日現在、6試合投げて防御率0.68で65奪三振、打っては15打数7安打で打率.467。
(https://www.mlb.com/player/jacob-degrom-594798)
恐ろしい数字です。なのに、この防御率で2敗(3勝)しているという無援護ぶり。
今シーズンのメッツは今のところナ・リーグ東地区首位です。
ニュースでは右半身の張りで故障者リスト入りしたとのことで、次の登板予定は残念ながら分かりません。
1面でデグロム投手の故障を伝える地元のフリーペーパー↓。
地元チームの最強投手、しっかり体調を整えて復帰して欲しいですね。
日本人選手とともに、今後の活躍も注目していきたいです。