いろんなことがありすぎて、あっという間だったのか、ものすごく長かったのか。
正直よくわからないような一年でした。
だれかが、どこかでこう言っていた気がするけど。
なんだか、ずいぶんと遠くまできてしまったんだなぁって、思います。
もう、もと居たところには二度と戻れない。
これから、自分が何をすればいいのか?
考える時間が欲しくて、今年、後半はいつもとはまったく違うリズムで生活をしていました。
地域のいろんな問題と向き合って、活動しておられる方々のお話を伺う機会を得たり。
実際にその活動の現場に行って、勉強させていただいたり。
おかげで今までこなしていた日常の仕事はほとんど手がまわらず、今年は田んぼもそこそこ。
畑もほぼお休み状態でしたが、放置状態にもかかわらず、なんとか里芋、生姜、さつまいも、菊芋、大豆が収穫できました。
大豆は毎年恒例で、12月になると実家から両親と妹が泊りがけでやってきてくれて、
サヤだしと選別を手伝ってくれていましたが、今年はその家族が10月にひとり亡くなりました。
突然でしたから、まだ本当のような気がしません。居ないことの方が不思議な感じです。
先日やっと、その作業を一人で終えてから、みんなで作った餅米で玄米餅を作りました。
この餅米も、今年の正月にお餅にして食べようね!と話ながら家族で田植えしたもの。
寂しいものです。
死んじゃうと、こういうことがいっさい出来ないんですね。
あたりまえのことだけど。
この世のことは、すべて生きてればこそ。
生きていることと、死んでしまうことについても、考えさせられる一年でした。
どんなに環境が変わろうとも、私たちはそこで強く生きていかないと。
今、生きているなら。
すこしづつでいいから、進んでいこうと思っています。
来年は、始動の年になりそうです。