道に 去りゆく さりさりと
先月、宇都宮美術館に【蜷川実花展】を観に行った。
彼女の花の写真やポートレートのすごさはもちろんだけれど、
「うつくしい日々」と題された、父・蜷川幸雄が亡くなる日を綴った
35枚の組写真に胸を打たれた。
1枚の無駄もなく、それでいて温かみと広がりのある組写真。
画質はお世辞にも良いものではなく、おそらくはコンパクトデジカメの写真だ。
それらをA3ノビ程度に引き伸ばし、展示されていた。
その展示を見て、今年は普段からカメラを持ち歩こうと決めた。
一眼レフでは大袈裟な画になってしまう。コンパクトデジカメが良い。
もっともっと、自分の心を写さなきゃな。