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天皇と東条英機の苦悩 -A級戦犯の遺言と終戦秘録-  / 塩田道夫

2021-05-19 16:53:58 | 未分類
この本はいつからか家の本棚に置いてあり、私の本棚に移動され、ずっと開かれることがなかったのですが、とうとう処分することに。
まとめて捨てようと思ったわけですが、読んで見ようかと・・(今、無職状態なわけですし)

初版が昭和63年8月15日、第2刷昭和63年9月10日
昭和63年は1988年、この時にこの本はなかった気がする。

読み始めると、タイトルの「天皇」「東条英機」は主役でないことがわかってきます。聞いたような名前「笹川」が主人公のようです。
2日で読み終わり、調べたところやはり”笹川良一”つまり”戸締り用心 火の用心”のあの笹川じいさんでした。(ずっと”戸締り”→”とにかく”だとおもっていました)

いわゆる「A級戦犯」のことが書いてありますね。

どういう意図で、この本のタイトルで笹川氏のことが書いてあるのかわかりませんが、くしくも、昭和が終焉を迎える前年の発売です。

笹川氏は1995年没です。

笹川氏について、私はそのCMのイメージしかなかったのですが、大学のころ、笹川のじいさんは、「やばいよ」とかいう友人もいたので、?のままですが。

A級戦犯を裁いた「東京裁判」について、ざっと知りたい方にはいい本かもしれないです。信憑性はわかりません。笹川氏がご存命の時に書かれているので、笹川氏よりなのかもしれませんが、彼も”A級戦犯”であり、あくまでも彼の功績を賛辞したかったのかと?

記述自体は、A級戦犯寄りではないとは思います。