慶夢庵

さてさて流れ行く雲のように
散る花びらのように
とりとめもなく
おしゃべりなどいたしたくって、v(^0^)v

メタル 上等!

2007-11-30 02:30:13 | 中高一貫校的父親絵日記

今日息子から思いかけない本を薦められた。

もう2時だ。
寝ようと思ったそのときに、
これ面白いよ,読んでみ、と。

ん?

「デトロイト メタル シティ」??

なんじゃこれは。。
ぱっとみ、常軌を逸したバンド漫画である。

クラシック、特にジェントリーなショパン命のワタクシに
絵だけとはいえ、
とーていこの騒音を受け入れる素地はない。
しかしもう大人気で実写化決定で
あまたの現役バンドマンがはまっているという。

気に入らないのを確信犯で
息子は読めと言っている。

ようし上等じゃないか。
今日のネタにいただいた代わりに
投げ出さずに読んでみよう。

しっかしなああああ~~~~

ビバルディの「四季」が、
ショパンの「別れの曲」が
満ちていたクラシカルな家庭に育って
そろいもそろってロックにつかるっちゃあ
どないなってんね。。。

子育ての醍醐味にしちゃ
ちとヘビーだけれど
楽しんじゃってみようかね。

おいるしょっくを乗り越えて

2007-11-29 00:28:31 | 湘南ライフスタイル
今世の中ではガソリンの値上がりで
大変なことになってますが
私の高校生の頃その最初があって
トイレットぺーパーなど買いに
動員がかかったものでした。

私はこのところ違う意味で未曾有の「おいるしょっく」に
見舞われています。
今までと違うのは
多分これはもう戻ることのない領域へ
踏み込んできたってことなのかな。

小さい字が見えない、こちばん困る。
食欲が落ちたとか
息切れをするようになったとか
がたんとここ数年で変化はあったけれど
なんと言ってもこれが困る。

いまや便利なもので
パソコンや携帯などはフォントを大きくすれば
ことなきを得るけれども
新聞や雑誌は大きくなるわけでもなく
まして文庫など、ハードカバーでもそうだが
本好きにとっちゃ閉口することこの上ない。

たまに学生の頃の同級生に会っても
皆事情は同じようで
眼鏡をはずして遠くに本を遠ざけては見えなくて
四苦八苦している。

それを笑っている私にしたって
同類だから面白うてやがて悲しき世界ではある。

そういや話題だって変わったさ。

卒業したての頃は
彼女の話やら、誰かの結婚話、
あいつに子供が出来たとか
よるとさわると山登りの先陣争いのような
勢いの良い、浮いた話が多かった。

今じゃ、子供の話、病気の話、
誰が再婚したとか離婚したとか
50過ぎれば当たり前の移り変わりに
気持だけはこどものまんまの故に
愕然としたりもする。

「四十にして惑わず」なんてもっともらしくのたまわれて
そんなものかな~~~なんて想っていたけれど
うそっっぱちだよな。

まわりじゃあ歳を追うごとに迷っている人が
増えていっているようなきがするよ。

でもね~~私はそれで良いと想う。
迷わなくなっちゃったらつまらないもの。
迷えるうちは前に進む意識があるって事だし
それに平和だから、程度はあれ幸せだから
迷えるってことなんじゃないかなとも想えるし。

そのうち迷うことも出来ない
行末にいつかは巻き込まれるわけだから
決心したよ、ワタクシは。

しぶとく迷ってやろう。
今日より明るい明日があると思えるそのうちは。

たとえ小さな字が見難くなったって
れっと 一途 びぃ!

続・三丁目の夕日

2007-11-26 22:30:37 | お気に入りの映画
昨日ALWAYSの続編を横須賀で観たのでした。

ほのぼのとした世界を漫画で描いたら並ぶ人のない
西岸良平氏の手になる原作の
前作に続く映画化である。

戦後間もない、もはや戦後ではない
けれどまだ色濃くその風景が
高度経済成長への微かな予感にまぶされた
そして高速道路がまだないけれど
東京タワーの見える
つかの間の時代。

そのタワーの見える街に
芥川賞を狙う作家、
でも悶々として人のよい茶川先生を主人公に
お約束の人情話が繰り広げられる。

最後のハッピーエンドは予定調和としても
このほのぼので人の心を打つ手腕は
山崎貴、4作目とはいえ映画監督として
特撮なども手馴れていて凄い人だし
それに応える何より俳優陣の好演が光っている。

確かに良い話しすぎて不満、と想う方もおられるだろう。
それはそれで感想として納得がいく。

でもせちがらい今のこの世のなかだからこそ
遙か昔の原体験に
かつての夢のゆりかごを求めたって
御伽噺を夢見たって
良いじゃないかって想うんだよ。

この映画には「悪い人」はいない。
ただ立場が違うだけ。

思いやりとか、誠意とか、人情とか
いつの間にか斜めにかまえて
したり顔でばっさり切り捨てていたものを
もう一度信じてみたくなる
そんな好篇になっています。

まさに私が子供であったその時代。、狙い撃ち。
まいったっちゃ。


よろしかったなら
ぜひぜひ私と一緒に
いつか夕日を眺めてみませんか?

MAC MOBILE CONCEPT

2007-11-23 00:55:11 | 湘南ライフスタイル
最近のMac Bookはかなり軽い。
2Kgちょっとだから御の字ある。
(わたしゃ、違う国の人かい。^^;)

窓の国のレッツノートの驚異的な軽さにはかなわないけれど。

最近林檎に「転んだ」ワタクシは
これでモバイルを既成事実化しようと企んでいる。

せっかくも「吉田カバン」で3wayをmac用にと
pcカバンだって新調したのだ。

それにウィルコムのエッヂをアタッチして
「いつでも林檎モバイル」状態が実現しつつある。

後は毎日腕立て伏せ、腹筋、などなど
よる歳なみにあがなうべき体力をつけねばならん。
今のままではその重さに行き倒れそうなのだもの。

林檎は何にも言わないけれど
林檎の気持ちはよくわかる。

半端でモバイルすんな~~~!

御意。m(__)m

歳の瀬コンポ

2007-11-21 01:42:55 | ピアノ
最近ちょっとこじんまりとした
コンポに触手が伸びている。

その昔、マニアが幅を利かせた
オーディオコンポーネント全盛時代、
背伸びをして「マランツのアンプ」初心者風でも
一見豪華主義のコンポをくみ
ターンテーブルやカートリッジにも
それなりのこだわりを見せた。

レコードプレーヤー、カートリッジ
プリアンプ、メインアンプ、
カセットデッキ、FMチューナーなどなど.

いまやこの住宅事情では
ぱっと聴き良い音の格安コンポが
出回ってそろっておるのはのはらっきぃである。

精妙なピアニッシモなどは
その本格コンポシステムでこそ懐の深みをうかがい知れるのだが
粒立ちの利いたクリア音の要求される
ポップな世界では今のお手軽コンポでも
ライトなクラシックをカヴァーして
余りある。

本宅には大枚はたいた一品豪華の
コンポシステムがあるが
実家ではそう音を出さないので
手近なそれでいいかなと
ボーナス間近、ぞろ気が動いていたりする。

もっとも割り切ってしまえば
ipodを装着するだけで使えるコンポもあったり
いろいろと楽しい世の中ではある。

ジングルベルを
どうやって聴こうかと
ちょっぴり懐の暖かくなりそうなこの冬
いろいろ思いを馳せるのも

楽しそうです♪

K A 

2007-11-19 01:16:29 | 親父の一番長い日
殊のほか冷え込んできた。
夜10時人気のない金沢文庫駅のホーム。

私は一人下り電車を待っている。
娘からは先にママと帰っているからねと
メールが入っていた。

つい一時間ほど前までは六本木にいた。
スィートベイジルからほど近い
こじんまりとしたライブハウスでの
娘の出番の後、待ち合わせて
アマンド交差点近くの居酒屋で
親子3人で夕餉を摂って暖たまっていた。

行くたび聴くたびに進化する「お年頃」を
眩ゆく見守ったあとは
とりあえずママとはビール、娘はジュースで乾杯。

かつて声楽家を目指したお母さんには
ジャンルは違えど歌を志す掌中の珠。

楽しそうに母娘でああでもないこうでもないでもないと
話に興じている。
私は聴き入るだけでよい。
つか、口を挟む隙もない。
時折、いきなり話題を振られては
とんちんかんを言って
「KY~~」と突っ込まれるのはご愛嬌。

お腹もくちくなり頃合もよく
一緒に帰路に着く。
乗り継いで金沢文庫まで来た時
待ち合わせの電車の間に
私一人買い物で改札から出て
はぐれてしまった。

戻ると人影はない。
そして娘からのお先にメール。

先に電車が来たか。
そうだな、寒いもの。

見上げた夜空は曇り空だったけれど
でもなんだか不思議に嬉しくって
気持、暖かかったよ♪

これって「KA」って
いってもいいのかな。。(^^)v

秋色の列車から

2007-11-17 23:28:47 | お気に入りの風景
横須賀線が北鎌倉を滑り出す。

いつの季節も私はこの駅の風景が好きだ。
通勤通学40年近く乗り継いでいるけれど
街並みは多少の変貌を遂げてはいるが
大船を過ぎてこの駅に辿り着いた時の
安らぎはいつも変わりない。

新緑の季節、
紫陽花の季節
初夏、盛夏、秋と
あらゆる季節に多様な顔を
この駅と背景の山々は見せてくれる。

いや東京から帰ると途中
季節の移り変わりが分からない見えないわけではない。

ただ景色が遠い。
それは遠いのが悪いのではなく
北鎌倉につくと
それまでと一変して
山あいのあまりにも近い景色に囲まれて
意表をつかれるんである。

北鎌倉についてみて
それまで遠目に見えていた季節の本当を
思わず間近にして戸惑う。

その艶やかで心の襞を覗くような
精妙で陰影にとんだ表情に。

今日は土曜日ということもあって
昼下がりの下り電車は空いていた。

鎌倉へ向けて電車がスピードを上げはじめると
円覚寺の山門が見えてくる。

ああ、もうすぐだな、
紅葉が色づきはじめていた。
鎌倉にもそろそろ紅葉の季節がそこまで来ているようだ。

ふと口ずさんでしまったのは
「赤いスイトピー」

ま、いいっか
たまには秋色の電車が、あっても。。(^^;)ゞ

続けざまの読了

2007-11-17 02:10:12 | お気に入りの本
昨日、図書館シリーズ第4巻
完結編に当たる「図書館革命」330ページ読了。
メディアワークス 刊 有川浩(ありかわひろ)

エンターテインメントなので気楽に読めて
楽しかった~~~!

漫画雑誌では、連載もすでにされていて
近々、テレビアニメにもなるようなのでご注目~~!

今日今さっき死霊(しれい)第二巻400ページ読了。
哲学的で難解な小説と評されながら
名作として揺ぎ無い地位を築いている。

確かに語り口こそ平易なものの
内容は観念的で難解。

どうにも引きずり込まれて
ここまで来てしまった。

後ももう一巻、400ページ。
気合入れて取り組むと致しましょうか♪

とりあぜず昨日の読書状況、
ご報告まで♪

いけるとこまで

2007-11-16 01:28:34 | お気に入りの風景

木曜の深夜,実際にはもう金曜日なのだけれど
この時間帯が一番好きかもしれない。

いつしか華の木曜日なんて言われ始めたけれど
確かにそうだ。

木曜日多少羽目を外しても
金曜日一日ならなんとかやり過ごせそうだし
何よりその先休みとあれば
モチベーションも上がろうというもの。

それに木曜まで頑張りゃ何とかなる!と
テンションもハイになってくる。

今週も,携帯の機種変更やら
娘のライブ’(てもアマチュアのそれですが)があったりして
結構忙しい。

本当に週末に飛び歩いて発散して
平日、会社で死んだふりをしているような私である。(^^;)

ほんにこの歳になると
無理が利かないし長く引きずるから
もっと慎重にしなくちゃと思うのだけれど
いざその場になってしまうと
だめなんだよね~~~。。。

でもまあいいや、本当に出来なくなる日が来るその日まで
ぶいぶいぶい
不良中年は疾走していくと
いたそうか!

春待つ間に

2007-11-14 23:55:50 | お気に入りの風景
そういや、今年はまだ木枯らしが吹いていない。

そもそもコートを着る必要がない。
背広も合のままだ。

いつもだともうそんな季節のはずなのに。

いくら季節に鈍感なお天気に疎い?私だって
寒ければくしゃみをするし
コートやマフラーの一つでも身につける。

それにテレビで「今日木枯らしが吹きました!」っとでもいってくれれば
いやでも身構えるのにさ。

そうそうちょうちょだってまだ飛んでいる。
今まででは11月末の日曜日に鎌倉山の日溜まりで
みかけた蝶が一番遅いかな。

この時期に最後の卵を産んで
孵った幼虫たちは蛹となって春を迎えるんですね。

だからもう少ししてようく注意してみると割と身近に
冬を越す「静かなゆりかご」に出会う事がある。

わかりやすいのは
あげは蝶のお気に入りの夏みかんとか山椒かな。
ふっとさりげなく蛹がついていたりする。
それに家の壁とか割とざらざらするところに
つく事が多いから
これからの冬の日に庭でも
お散歩したときにふと目に入った生け垣やら木々の梢にも
目を凝らしてみてくださいな。

らっきい、だったなら
春を待って眠りについている
ちいさな珠玉にであえるかもしれないよ。