私の身体とレバー L，高柳鹿治 2008-05-15 17:30:53 | リレーエッセイ 昭和十九年末から二十年の終戦にかけて、北千島の占守島にて、日本国土の守りについて居た。 ・・・・その頃は、アメリカ、ロシアの潜水艦の出没により、本国からの食料輸送が困難なため、現地では毎日の食事が制限され、原ペコの連続であった。そこで、炊事場で捨てた塩サケの頭とレバー、そこらに生えている雑草を飯盒につめ、炊き上げて、空腹を満たしたものである。 . . . 本文を読む
