とことんV・ファーレン

今季もJ2で戦うV・ファーレン長崎 J1復帰を目指す!

名古屋グランパス VS V・ファーレン長崎

2018-09-17 19:07:06 | V・ファーレン長崎
前半序盤、縦への早い展開でのサイド攻撃を軸に長崎がペースを握り、飯尾のクロスから鈴木がヘッドで合わせるなどチャンスを作って行く。
すると8分、澤田の展開から裏取った飯尾がクロスを入れ鈴木が果敢な動きで流し込み長崎が先制する。
この直後にも島田の見事なスルーパスから、勢いに乗る鈴木がシュートまで行きチャンスを見せる。
試合が中盤に入ると、見応えある展開から最後は田上がミドルを放ち、この直後にも中村が枠捕らえた得意のミドルをぶちかまし相手ゴールを脅かす。
ここまで相手に何もさせずペース握る長崎だったが、30分にマークが緩くなったとこを突かれ追い付かれてしまう。
これ以降目を覚ました相手が追い付いた勢いそのままにペースを握り、長崎は殆どが守備の時間となり危なくなりそうなシーンがありはしたが耐え凌ぐ。
ATに長崎は鋭いカウンターを見せるが得点とはならず、1-1のまま前半終了。
後半開始早々ロングボールから失点を食らい逆転される長崎。
ここ最近の長崎なら、この失点で気落ちしバタバタしてそのままズルズル行ってたと思うが、戦い方が明確になったのが影響したのかこの日の長崎は違った。
まずは53分、澤田が中央をドリブルで切り裂いてからのパスが起点となり、この日良いプレーが光った飯尾のクロスを鈴木がヘッドでゴールへ叩き込み同点に追い付く。
そして56分にも、中村の巧みなボールキープからの展開が起点となり、澤田が武器であるスピードに乗ったドリブル突破からのクロスを出すと、またもや鈴木が気迫むき出しの滑り込みから足で合わせ長崎が勝ち越しに成功する。
立て続けのスピード感溢れる迫力満点のゴールに、どうだとばかりに雄叫びを上げガッツポーズを出した鈴木はこれでハットトリックを達成!もう痺れたよ。
この直後ポスト直撃のヒヤリとするシーンを作られるも、長崎は立て続けてカウンターからシュートまで行ったりいい崩しからの展開も見せる。
すると田上が倒されPKを得ると、中村が落ち着いてゴールに突き刺し70分に4点目を挙げる長崎。
その後相手に押し込まれる中でもなんとか耐えて、飯尾のクロスから中村がヘッドで行くチャンスがあったが終了間際に失点を許し1点差とされてしまう。
そしてこれはやばいとなった長いATへと入り、相手にゴールへ迫られるもここでも耐えてどうにか追い付くのを許さず、結局そのまま試合終了となり3-4のスコアで長崎の勝利!
ここんとこの長崎はポゼッションが頭にあるのかボール保持者の判断や動き出しの遅さが散見されてたが、やはり長崎はボール奪取からの鋭い速攻が武器だし今後そこにより磨きを掛けてもらいたい。
リーグ再開前に、中断前とはガラリと変わるチームが出て来ると書いたがそれがクラブ力もありグランパスだったわけで、戦前はぶっちゃけ厳しいかなとの不安もありはしたが、難しい相手を前によくぞ勝利を掴んだ。
久しぶりの勝ち点3となったが、長崎はこれを転機として流れを変えんとね。
まだまだどうにでもなるんだから今節みたくらしさを前面に出して目の前の一戦に集中する事。
とくかく悔いの無いよう思い切りプレーしてもらいたい。

この試合も複数失点となり1失点目は反省せんといかんが、2失点目は個のとこで3失点目は状況的にいっぱいいっぱいのとこだったんで、この2失点は仕方ないかなと。
もうちょっとバイスを早く入れてもよかったかもだが、あの状況ではなかなか選手代えれないからね。

この試合のMVPは満場一致でハットトリックを決めた鈴木となるだろう。
足元はちょっと難があるんだが、その身体能力とスピードは誰もが認めるとこで決定力も加わるとなれば相手とすれば脅威だ。
以前在籍してた永井もそうだったが、高いポテンシャル持ちながらも燻ってるFWは長崎に来れば間違いなく成長するんじゃないかな。
今後も頼みますよ。



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