ヴィンブラへの道

ドールにまつわる日記。ヴィンテージブライスをお迎えするまでの過程,またはしない過程?!

心理リアクタンスとドールの関係

2006年02月24日 | ドールにまつわる本・映画・博物館
最近読んだ本でちょっと面白いところがあったので紹介します。アメリカの心理学者ジャックブレムという人が解明した“心理的リアクタンス”の理論なんですが、こう書くとこむずかしそう、でもその内容を見ると「あっ。」と思う人が多いと思います。

 この人の主張は「人間は自己選択権に制限がかかると反発する」というもの。

 つまり、してはいけないと言われたとたん、それまでは気にもならなかった事がむしょうにしたくなる。手に入らないと言われると…。はい、皆さん分かってますよね、

 むしょうに欲しくなるんだぁぁぁぁぁぁ!!!
 そうそう。(笑)そうんなんだよ!!

 なんだ、これって人間の心理的メカニズムだったんだ。じゃあしょうがない。(って開きなおっちゃだめ。笑)

 この人が大学でこんな実験を行いました。

 大学生に4種類のCDを聞かせ、0点から100点でそのCDの“好ましさ”を採点してもらう。その時に「実験が終わったらこのCDの中からあなたが選んだものをお礼としてさし上げます。」というような事をいう。

 2日目。同じCDを聞かせ、同じように採点させる。ただしこの日は「手違いがあり、4種類のCDの内、ひとつがギフト用に用意された箱の中に入っていなかった。それで、○○のCDはあげられません、3枚の中から選んでくださいね。」という。

 さて、もうお分かりのように、結果は、その「もらえないよ」とつげられたCDの評価をもらえると言われていた昨日の評価よりもあげた人がなんと70%になった…。

 怖いですね。はい。多分私も同じようにしたと思います。

結論として「人は奪われたものへの執着心を増大させ、それを回復するための行動ととる。→結果として本人が以前に思いもしなかった行動をとる。」

 はい。(笑)心当たりありあり。つまり、ドールが普通に売られてる時は目の前にあっても、ちょっとお得価格でも、「どうしようかなあ、」と渋るのに、ドールが売りきれたとたんどうしても欲しくなり、プレミアムがついても送料がかかってもいい!という気持ちになる。ってあれですよね?やりましたよ、私も。(笑)よく考えてみれば、そのドールがいまだ市場にでてたら絶対払わないような金額。しかもそれよりもずっと安くても「いつでも買えるし」という感覚でやはり見送る…だろうなあ。

 と思うと人間の心理のなせる業というのは、不思議なものです。

もちろん、オークションが一番いい例だけど、誰かに買われちゃう!と思う、競争相手がいると値段はどんどん釣りあがる。あれも最初から、このリアクタンスの理論をうまくつかったものなのか、と考えると興味深い。うん。お買い物以外にも、ほったらかしにしていた彼氏に「さようなら」されると、急に「あの人は私にとってかけがえのない人だったのに、それに気付かなかったんだわ。」などなど考えて彼ゲットバックに燃える。というのも、これなんですか、リアクタンスなんですか?あーあ。なんかちょっと気分がさめますね。(笑。)

 「冷静さを失いかけてる時このリアクタンスの理論を思い出してみて」と最後にありました。

 このお話が載ってたのはこの本です。他のお話もひじょーに興味深くって「そうだったのかあ。」とか「なるほど!」とかどんどん口をついて出てくるような本だったのでドールと直接関係ない本ですがおすすめします。

 
人はなぜ足を引っ張り合うのか

ペイパルのサービス拡張ナンバーでひともめ(?)

2006年02月13日 | 海外通販
 海外送金がまだまだ高いヨーロッパに住んでいるので、こういう「手数料」が馬鹿になりません。カナダに送金、日本に送金しようとすると、田舎でなれてない銀行員に嫌な顔をされるだけでなく、送金手数料25ユーロ、オマケに送金方法を間違われてお金が帰ってきて、それを受け取るのに25ユーロ。これが2回もあって、100ユーロも損(涙)したあげく送金はできずじまい。

 さすがにドイツ系の銀行にその後変えました。

 チョコチョコとした送金はペイパルが便利です。手数料は送金額のパーセンテージなので小金を送らないといけない時に絶大な力を(笑)発揮します。(金額に応じて-例えば送金額の3%等-手数料が変わるので大金を送る時は銀行のほうが安いです。)

 私は残念ながら(笑)諸事情でカナダに支払いが残っているのでペイパルなどにはお世話になっております。(涙)

 でも。

 海外からこのペイパルを使う問題点がいくつかあるんです。

 ●アメリカ以外の銀行からのペイパルアカウントへの振込みができない。
 ●カードの場合送金限度額がある。受け取り限度額もある。

 まず、上のアメリカ以外の銀行からの振込みができない…ので、結果としてペイパルで私たちが使う”入金”方法はクレジットカードのみになります。

 クレジットカードがトラブルといっきに支払い能力がなくなってしまうのがペイパル。ヴィンブラを買おうとしてる人はこの辺もきっと悩みの種ではないでしょうか。解決策としては、いざヴィンブラお買い上げ!となった時にペイパルが使えない…ことを避けるために出来るだけ沢山のカードを登録して置く事です。

 いざ送金、の段階になってカードが動かなくて他のカードを加えるとなると時間がかかってストレスです。(相手に平謝りなどなど…笑)

 今の所、外国からペイパルを使う場合、支払いトラブルを解決するのは、別のカードでカバーする、という方法しかないのです。

 
 その2 拡張番号

 これが~、くせもの。(笑)

 ヴィンブラをイーベイで…と思っている人は絶対気をつけないといけない点です。無事クレジットカードをペイパルに登録、無事テスト支払いもすんで、無事機能してるみたい…と安心してはいけません。(笑)

 ペイパルは支払い限度額があって、円の動きによって変わるんですが、大体11万から12万円。つまり1000ドル以上の送金は特別な手続きをしないとできないようになってます。多分、セキュリティーのため、でしょうが、不便なことこのうえない!!!(笑)

 ヴィンブラの場合、多分送料、保険なんかを含めると1000ドルしか持ってないとこころ細いです。

 拡張番号はペイパルに請求し、それが自分のクレジットカード明細に現れるの待ち、その番号をペイパルウェブで入力すると晴れて「本人」という事が確認され、1000ドル以上の送金が出来るようになります。(200円ほどがペイパルからチャージされ、その請求に番号が記されている。)しかし!!!

 日本のカードの場合、請求時に肝心な「拡張番号」が現れない事もあるんですよ~。しかも、拡張番号について問い合わせるのはかなり(笑)かたく禁止されていて、場合によってはペイパル口座が取り消し、サービス一時停止なんかの事態を招くことがある…らしい。

 ヴィンブラ取引中にそれが起こると大変なので、時間がある時にこの番号請求をしておくといいです。

 もうひとつ大切な点ですが…。ビザカードはこの番号の再請求ができません。なくした、番号が現れていなかった、いかなる理由でも再発行ができないので、つまりはそのカードは1000ドル使ったら送金が不可能になる…ってことで用済み。
 新しいカード(できればマスターカードがいいみたいです。)をつくって加えなければいけないんです。

 あと、拡張番号入力、向こうが確認してくれるまでは一ヶ月の送金限度が600ドル。結局ヴィンブラを買いたいと思ってる人はこの拡張サービス登録を済ませて置く必要がありそうですよね、。

 私は残念ながらヴィンブラへの送金ではなくただの銀行送金ですが、この拡張ナンバーの件でかなり苦しみました(笑)。

カッセル、日曜出勤のダッキー(冬の装い!)

2006年02月03日 | Travel
ちょっと見てください、ダッキーの手編みの帽子とマフラー

 えへへ。ダッキーの女性ファンから、イベント会場で差し入れでもらっちゃいました!!!

 (本当は「ダッキーのヨーロッパ豪遊記」ブログねたですが、あまりにかわいいのでこちらにも載せます。)

 編んでくださったRさん、ありがとう~。ぴったりだし、しかも激かわ!(笑)

 この日はカッセルに日曜出勤。トラックに忘れ物届け。忘れ物は200キロの
鉄棒。(笑)しかも到着時には日曜なのでリフトもなく、どうするんだあ!と箱をあけたら5キロくらいの小さい鉄の棒がいっぱいはいっていたので、手で移動させました。

 カッセルってローマ廃墟跡につくったながい水路で有名なんですが、冬はしまってます。それでそのまま帰っただけ。10時間ドライブ。おしりが痛い。(笑)