僕は名もない凡人でいたい

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末期がんの友人に会いに3

2018年03月07日 | 日記・エッセイ・コラム
小さくか細く、お姫様のような美少女だったH。
高校時代からどこか投げやりで、笑いながら「いいや、もう」というのが口癖だった。
人のこと、世の中のこと、自分のこと、半分あきらめてるみたいな。
今も変わらない。
そんなHが、生きる事には執着している。

生きたい、生きるんだ、私は!

心の叫びが聞こえた。
抗がん剤に痛めつけられた体。
その目は死んではいない。

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