DO THE MOTION

大学生のDiary

「ミタカくんと私」

2006-07-23 | book
ミタカくんと私/銀色夏生

すごく良かったです。
ダヴィンチでYUIがおすすめしてたので、影響されて読んでみました。
図書館で借りて読んだけれど、購入決定かも。

夏休み中、なにも予定がなくて、一日家でゴロゴロする日なんかにおすすめな本。

登場人物がみんな個性的で面白かった。
会話ひとつひとつにも、個性が出ていました。

読むとゆるやかな気持ちになれる本。

「リレキショ」 

2006-07-23 | book
リレキショ/中村航

読みやすい。さらっとしてる話。どうして「星川」が「半沢良」になったのか気になりました。

ウルシバラさんの手紙が面白かった。その中でも

『封をしたって結局渡せずじまいになる可能性だってあります。もしそうなったなら、そっと土に埋めてやろうと私は考えました。書くときの熱みたいなものも一緒に封じ込めた手紙を埋めてやれば、気持ちの供養にもなるなって思ったのです。』

この部分はかなり好き。気持ちの供養っていい表現だなぁと思いました。

「空を飛ぶ恋」

2006-07-23 | book
空を飛ぶ恋 ケータイがつなぐ28の物語

28人の著名作家による、携帯電話にまつわる短編集。文字が大きいうえに、行間も広いのですぐに読み終わりました。電車の中で読むのにいいかも。

一つの話につき写真が一枚収録されていて、その写真がどれも良かった。写真がなかったら味気ない本になってしまっていた気がします。

本の題名は「空を飛ぶ恋」だけど、恋愛の話だけではなく、夫婦愛、親子愛などさまざまな話がありました。

印象に残ったのは唯川恵・吉田修一・高木のぶ子・金原ひとみ・俵万智・中村文則さんの話

本の購入

2006-07-13 | book
最近よく本買ってます
昔は、読んだことない本を買うのが基本でした。駅の本屋で、帰りの電車ヒマだなって思ったときに適当に買ったり。

でも最近は、図書館や友達から借りて読んだ本で、いいなと思った本だけ買ってますそばに置いておきたい&誰かに貸したいと思う本だけ集めてます

「夏と花火と私の死体」 

2006-07-12 | book
夏と花火と私の死体/乙一 絵・幡地英明

今の季節にピッタリな本。

死体の一人称というのが、斬新でとても面白かったです。オチも良かった。これを17歳の時に書いたなんて、天才だと思いました。
幡地さんのイラストもいい味出てました。

「健くんにも弥生ちゃんにも、溝に隠された私の死体にも、そして夜の森で泣きながらわたしを探しているお母さんにも闇の帳は降りてくる。」
「朝はわたし以外の全てのものの上にやって来て、わたし以外のみんなは生きていた。」
この二文の対比の表現がすごく好き。

『優子』は今いちよくわかりませんでした。。
「鳥越家の長く薄暗い湿った廊下は遠くのほうや隅っこのほうに闇が溜まり、その中にたまらなく~」 闇が溜まるという表現がいいなと思いました。。小さい頃におばあちゃんの家で感じた記憶があります。

「バスジャック」

2006-07-04 | book
バスジャック/三崎亜記

何かの雑誌で絶賛されていたので読んでみました。
全7編の短編集。どの話も完成度が高かったです。現実に起こり得ない話を見事に表現した感じ。今誰かに「おすすめの本ある?」って聞かれたら、間違いなくこの本を薦めます。

一番好きな話は「送りの夏」。
「死」をテーマとして扱った小説が最近多いけれど、こんな表現の仕方もあるんだなぁと思いました。小花美穂の「パートナー」を彷彿させるかも。最後の終わり方も好き。主人公の小六の女の子、麻美が成長していく姿が清々しい。
印象に残った所
「誰かを失うことへのけじめのつけ方は人それぞれなのだ。」

表題作「バスジャック」や「動物園」も面白かったです。世にも奇妙な物語と世界観が似ているかも。

献血

2006-07-04 | diary
献血10回記念に酒杯頂きました
自分の健康に感謝&誰かの役に立ってるとうれしい