新型コロナの影響で出荷が遅れていた製品が、WHITETOPから届きました!
玄関に置いて居たら邪魔なので~開封して、トレーラに載せるだけ~と、仕事から帰って…。
そう思って、重い物体を抱え載せたのですが…。
長く待っていたので~
届いたのは、リン酸鉄リチウムバッテリー!
定格12.8V 容量300Ah BMS200A(突入250A)
同じ仕様のバッテリーです。
電圧確認!
電圧差±0.2Vであることを確認し、接続!
並列接続をどうやってするか?
届くまで期間があったので、模索していました。
以前搭載している、リン酸鉄リチウムバッテリーは20サイクルしています。
つまりバッテリー内部は多少なり抵抗は、新品よりあります。
よって…300Ah+300Ah=600Ahとはならず、容量は小さくなっているかな?
この事は、定電流の充放電時は実質容量減が大きくなるらしい。
調べると~並列接続だと~
CCA:大きい方が、充放電が大きくなる。
CCA:大きい方が、先に低電圧となる。
放電が小さいと、CCA大きい方へ小さい電流が流れ、電圧が高くなる。
CCA小さいと、定電流充放電時に容量差が大きくなる。
充放電変化時は電流値がアンバランスとなり、CCAが大きい(新バッテリー)側の負担が大きくなる。
並列接続時によくされる接続方法として、対角接続があります。しかし今回はあえて接続方法を…。
1つのバッテリーより充放電側を接続。
この方法を選んだ理由は、どうしても充放電接続側1つ目のバッテリー側の方が、充放電電流値が大きくなる!つまりCCA低い側を1つ目とする事で、新しいバッテリーとの充放電差を減らすと言う考え。
電線抵抗を検討し、可能な限りバッテリーバランスを考えてみます。
リン酸鉄リチウムバッテリーのBMS200Aが最大です。
電流値が増えると、電圧降下は高くなります。
KIV 38sq +/- 各2本
電線抵抗 0.469Ω/km
配線長 1.3m
各2本配線の為、1本あたりは100A想定で計算する
電圧降下 0.12194V
バッテリー並列配線
KIV 60sq +/- 各1本
電線抵抗 0.311Ω/km
配線長 0.5m
200A想定で計算し、電圧降下 0.0622V となります。
この配線を+/-を各2本とすると~1本あたり100Aとなるので、半分となる。
電圧降下は0.0311Vとなります。
まずは1本並列で実験します。
均等に放電を考えると、28.35Aとならないといけないが…やっぱり無理でしたね!
何度か色々不可を掛けるが、難しい。
勿論、電流値を下げれば差は小さくなります。
当初の予定通り60Sq×各2本へ変更し、実験!
93.5A放電なので~均等化すると46.75Aとなるハズ!
今回の想定電流値との差は0.35A!!
まずまずの結果です。勿論ですが~電流値がもっともっとUPUPすれば~差は大きくなる事は確実。
しかし普段使いを想定すると、この程度の放電なので~ヨシと勝手に考えています。
新品+新品であれば~恐らく今回想定の配線を行うと、もっと良いバランスとなると思います。
今後使用して行けば、並列接続時に新旧バッテリーとなっている弊害が感じられるか~否か??はわかってくるでしょうね。こんな事しようと考える方も少ないと思いますが、リン酸鉄だから安全性高いから行ってみています。他のリチウムでは危ないかもですね??
新型コロナで出動が激減なので~暇つぶしで冷蔵庫もちょっと実験中です(笑)
どうなるかな~???(⌒∇⌒)
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