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明日へ

ワンコ・仕事・お茶・音楽・子育てなどなど
幅広い話題で思い出を綴ります♪

会いに行ってきました。

2011-04-21 13:21:29 | 仕事
先日、亡くなったボランティアさんの工藤さんについてお話しをしましたが、昨日、実習で工藤さんにお世話になった2人の生徒を連れて、工藤さんの旦那さんに会ってきました。工藤さんの旦那さんは、高校の国語の先生なので、学校が再開されると忙しくなると思い、急いで、生徒みんなで、あるだけの折り紙を使って鶴を折り、千羽鶴もどき(笑)にして…それから、直接お世話になった2人には、手紙を書かせて、渡して来ました。工藤さんが描いてくれた生徒の似顔絵も持って行って見せました。旦那さんはとても感激してくれて、似顔絵も渡せていたのかどうだったのか分からなかったから、不安でしたが、ちゃんと渡されていてよかった(^_^)と…喜んでくれました。
そして、しっかり2人の手を握って、「頑張ってね!」と…目を潤ませながら話てくれました。
旦那さんと工藤さんとの思い出の品は、工藤さんが最後に描いていたK子の似顔絵を携帯のカメラで撮ったもので、後は、全て流されてしまった為、もう1人の生徒S君の似顔絵は見てなかったそうなのです。ですから、最後に、みんなで並んだ記念の写真と、工藤さんが描いた2つの絵を撮って、事務所に戻ってからすぐにプリントして、旦那さんに届けました。旦那さんは、2つ並んだ絵の写真をとても愛しそうに見ていました。

工藤さんのご冥福をお祈りすると共に、1人でも多くの自立が叶いますように頑張ります(^_^)v

切ない

2011-04-17 01:44:38 | 仕事
仕事で支援センターの相談員と話をしていた時に、彼女からこんな話をされました。
年度末だった1月から3月の間、県事業で、障害者支援のボランティアスタッフさんがお手伝いをしてくれていたんです。うちの生徒も、2月に職場実習を行った際、送迎や現場での指導をしていただいて大変お世話になったんです。
お世話していただいたボランティアスタッフさんは、60代の女性が2名…どちらも大変優しく、一所懸命勤めて下さっていました。とりわけ工藤さんとおっしゃるボランティアさんは、ホテルの清掃実習を行った女子生徒のK子をとても可愛がって下さったそうで、自宅に帰っても、K子の事を「まるで孫のように可愛いの」とご主人に話していたそうです。
絵を描く事が大好きな工藤さんは、K子をモデルにして絵も描いておられたそうですが…
3月11日の津波で帰らぬ人となっていました。そして、数日前に、ご主人がセンターを訪れ、「家内が絵まで描いて可愛がっていたK子ちゃんに会ってみたいです」と言ってたから、そのうち訪ねて行くかもしれないよ…との事でした。
で、今朝…K子に「ね…実習の時にお世話になっ工藤さんって覚えてる?」と聞くと「はい…」「優しい方だったの?」「はい…」「あのね…津波で亡くなったんだって」すると、普段、感情表現や意思表示が苦手で、口数の少ないK子がとてもとても驚いて、涙をこぼしていました。
とても辛い現実ですが、この事で、K子が何かを学び取ってくれたらと思います。

うどん

2011-04-05 18:35:17 | 仕事
私達がいる福祉の里に、岡山の倉敷市から来た皆さんが、お昼にうどんを振る舞ってくれました。各施設、時間を区切って、順番に行きましたよ…暖かな日差しが降り注ぐ中、ボランティアさんたちが、温かくて美味しいうどんを、元気いっぱいの笑顔と共に作ってくれたんです。
うどんは、普通のうどんだれと、ぶっかけの2種類…「何杯食べても無料ですから、沢山食べて頑張って!」って(T▽T)涙が出る程嬉しかったあ。倉敷のボランティアさん達は、先日もトラック3台連ねて、23時間かけ物資を運んで来てくれたばかり…
何百キロも離れた地から、何もなくなったこの街に、愛情いっぱい届けてくれた…このご恩は一生忘れません。
倉敷市の皆さん、本当に本当にありがとうm(_ _)m
今回の震災で、失ってしまった物は、あまりにも多かった…でも、人々の優しさと何気ない日常のありがたみを知る事が出来ました。
私達は、必ず復興し、皆さんへ恩返しが出来る様に頑張ります。o(^-^)o

施設再開に向けて

2011-04-01 22:42:02 | 仕事
被災してから3週間が経ちました。災害による様々な弊害と利用者の安全を考えて、休止していた施設をそろそろ再開しなければと言う事になり、まず、来週はクリーニング部門で働けそうな利用者4名を呼んで、老人施設のカーテンや私物の洗濯を行います。そのご11日位から、全員を来所させて、少しづつ動き出そうと言う事になりました。
それに先立って昨日、利用者さん達の自宅を訪問すると、皆さん口を揃えて言うのが「早く行きたい」でした。
力を合わせて頑張ろう!

熱い思い

2011-03-20 18:28:37 | 仕事
今日、うちの法人にある児童擁護施設出身で歌手の松本哲也君と雄志の方々が、わざわざ岡山県の倉敷市から支援物資をトラック3台に積んで来ました。彼らは、行政や自治体の手が行き届かない地域に直接物資を運んで支援をしようと27時間かけてやってきたのです。トラックには、倉敷市の皆さんから生活雑貨から食料、衣類、本、おもちゃ、寝具他、ありとあらゆる物を預かって運んで来たと話してくれました。団体や企業からじゃないと物資もボランティアも受け付けないと言っては、支援が後手後手になっている地域への早急な対応をする為には、自分達が動かなければ!と活動してくださる方が本当に沢山いらっしゃるんですよね…有り難くて涙が出ました。彼らは、更に海岸沿いを北上し、青森まで行くそうです。どうか安全で無事に倉敷市まで帰れますように(ρ_;)

それから、内陸部に住んでいる私の親戚も今日、家に来て、様々な物資を置いていってくれたみたいです。

本当に…

本当に…


世界中の皆さん…





ありがとうm(_ _)m