北海道の生き物飼育記録

なんとなく飼育していた生き物たちの記録をつけていこうと思った次第であります。
地味目な生き物ばかりになる予感。

アカイボトビムシ

2020-07-18 06:50:16 | 生物
2020/07/17札幌にて。落ち葉が堆積してできた小山の中にいました。跳ばないタイプのトビムシですので採集は楽でした。もにょもにょ動くので可愛いです。横幅もあるせいかどことなく大きく見えます。腐葉土と落ち葉を与えて飼ってみようと思います。







タカヒデマイマイ

2020-07-13 22:03:55 | 生物
2020/7/12恵庭?にてタカヒデマイマイを採集しました。道路脇に貯まった落ち葉帯で探しました。落ち葉帯にはフキが生えており葉上にヒメマイマイ、サッポロマイマイ、エゾマイマイの幼貝が、落ち葉の下ではハコダテヤマキサゴオオキビガイが見られました。この日は雨が降ったり止んだりしていたので湿度が高く葉上に様々な幼貝が活動していました。

幼貝を一匹ずつ確認していたところ二匹だけタカヒデマイマイを見つけることができました。殻径は3.5㎜ほどで本種の特徴である毛が見られます。エゾ、ヒメの幼貝に比べて軟体部の色が黒っぽいですね。落ち葉食かなと思っていましたがレタスの葉をモリモリ食べています。

地面の落ち葉を裏返して成体も探しましたが殻だけのものがいくつか見つかっただけでした。






ヤマナメクジ

2020-06-29 19:59:28 | 生物
2020/6/26札幌市清田区にてヤマナメクジを捕獲。湿度の高い日を選んで落ち葉や倒木をせっせと裏返しまわって1週間ほどで発見できました。なお、裏を確認した落ち葉や倒木はちゃんともとに戻しましょう。


なんといいますか流石の重量感。見つけたときは驚きました。身近にいるチャコウラナメクジと違い体表があまりヌラヌラテカテカしていないように見えます。ただ移動するときはそれなりに多くの粘液を出すようです。顔が体に比べて小さくかわいいです。

体長は約100mmといったところでしょうか。活動しているときはもっと長く伸びているかもしれませんが夜行性が強くなかなか全容を拝めません。

現在はプラケースにヤシガラを敷いて加水し、隠れ家となる木の皮数枚で飼育しています。餌はレタス、昆虫ゼリー、シメジを置いておきましたが夜中に観察しているとシメジをかじっていました。菌類や地衣類を食べていると聞いたのでこれでよさそうです。

コウガイビル2

2020-06-27 00:47:41 | 日記
昨年の10月25日に採集して餌も順調に食べていたコウガイビルですがここ2週間ほど餌に反応しないなぁと思っていた矢先二匹とも溶けてしまいました。最近の気温上昇によるケース内の蒸れが原因ではないかと思います。約8か月ほどの飼育となりました。

コウガイビル

2020-02-03 13:54:22 | 飼育記録
2019/10/25に近くの山に行く途中にある側溝に貯まった落ち葉の裏にて捕獲しました。

種類はおそらくヒルゲンドルフコウガイビル Bipalium hilgendorfi  だと思いますがさてはて。

体長は約80mmほどで背面の線条は一本、頭部の耳葉は短い形となります。

腹面
現在飼育3か月ほどになる。餌はミミズの小さいものを週に1度そのままあげています。他にナメクジやプラナリアのようにレバーも食べるかと思ってあげてみましたが見向きもされませんでした。庭を掘り返して採取したフトミミズ?のほか通販購入したシマミミズのどちらも捕食しています。うーんということはこの子は地中にも潜るのかなぁ・・・

ケースはダイソーで購入した100円の直方体ケース。このケースは小さな生き物を飼育する際には酸欠にならない程度の気密性で乾燥しすぎも防げるので重宝しています。中身は掃除しやすいように底に湿らせたティッシュと隠れ家用に苔の小さな塊を入れただけのシンプルなものに。