LabとYumiのひとりごと

そこはかとなく、よしなしごとをつぶやきます

松江地裁 裁判員裁判初公判

2009-10-27 | Weblog
 島根県での裁判員による裁判が、松江地裁で今日から始まった。

 午後零時から午後零時55分の間に整理券が渡され、その後抽選により傍聴券が交付されるとのことで、
午前11時いったらすでに多くのマスコミが来ていた。

  

  

 一番乗りだったので、整理券の番号は0001だった。

 整理券は、リストバンドだった。

  

 傍聴券を求めて多くの人がやってきた。

 しかし、その多くはマスコミが動員した人たちだった。

 本当に自らこの裁判を傍聴しようと思って並んだのは10分の1もいただろうか。

 NHKは大学生を、地元テレビ局の山陰中央テレビはシルバー人材センターのおじいちゃん・おばあちゃんを、朝日新聞は大学生をとマスコミ各社が動員した人がほとんどだった。

 あるテレビ局のリポーターだか記者だかは、「傍聴券を求めて多くの人がならんでいます」などといっていたが、チャンチャラおかしい。
 並んでいる大多数の人はマスコミ自らが動員した人々ではないか。

  

 なお、記者席は15席で各社1席づつ割り当てられているとのことだった。

 地元にネット局のないテレビ朝日も来ていた。

 この裁判のマスコミの幹事社は、NHKと中国新聞社だとのことだった。  

 最終的に整理券を交付されたのは、372名だった。

 整理券の番号が1番だったので、抽選の立会いをさせられた。

 抽選はコンピュータによるものだった。

 以前、傍聴券が交付された裁判のときは、整理券の順番に籤棒を引く方式だった。

 このときは、抽選に当たり傍聴できたが、今日はダメだった。

 開廷は、午後1時30分の予定になっていた。

 今までの裁判は、裁判官・検察官・弁護人(弁護士)と共に法律の専門家によるものであった。

 一般人の傍聴人に配慮したものではなかった。

 専門用語が飛び交い、その上、検察官の冒頭陳述などは早口でまくし立てる人がいて、まったく何を言っているのかわからないことが多かった。

 これでは、裁判の公開などといっても形式的なものでしかない。

 これが裁判員裁判になりどのように変わるのか、興味があり傍聴しようとやってきたが、抽選にハズレ残念だった。

 明日、明後日もあるのでやってこようと思う。




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