『裁判劇テロ』見ました

『裁判劇テロ』というドラマの放送がありました
生放送を見て有罪か無罪かを視聴者が電話で投票し
その結果、多かった方の結末を放送する
という画期的な番組でした

以前事件捜査系の番組で犯人を投票で決めるというのの番宣を見た記憶があるので
こういった視聴者参加型番組で結末が変わるというのが初めてではないのでしょうが
私がこういったドラマを見たのは初めてでした

「生放送「裁判劇テロ」あなたの審判は？！」予告編 - ミステリー専門チャンネル AXNミステリー



どちらの結末が放送されたかはここでは言いませんが
私がこの番組がとても画期的な番組だと思った話をします

私は最初から投票する気持ちが無かったので録画して見ました
それでも普通にエンディングまで決まっているドラマを見る時とは
ずいぶんと心構えが違うのだな、ということに気付きました

有罪にするか無罪にするか
おそらくどんな裁判ドラマを見ていてもどちらになるのかが一番の関心事で
ドラマを見続けている間中ずっとそのことを考えながら見ると思います
でも結果を自分が選ぶ、選べるという前提で見ると
ものすごくはっきりした動機づけがあり有罪・無罪を始終意識しながら見ることになるんだなと気づきました

いつもは「どっちかな～」程度のお気楽な気分で見てます
どうせ結末はドラマの脚本家が決めてしまっていますものね
人任せで自分はその流れに乗るだけです
ところが今回は「自分が決めなければいけない」「自分が決められる」という気持ちになります
録画なのでもう結末は放送されてしまってるんですが
自分がずっとこの被告の運命を握っているような気持ちで真剣に見ました
だから検察官の話も弁護人の話もかなり真剣に聞き
そして自分なら有罪無罪どちらにするか、かなり真剣に悩みました

結果はここでは言いませんが
大事なことは有罪になるか無罪になるかではなく
どちらがより正しいのか、自分はどんな根拠で判断するのかを
考えるということ悩むということなんだなと気づきました
この問題はどちらにも言い分があります
検察官の話を聞いていればもっともだと思うし（有罪に気持ちが傾く）
弁護人の話を聞けばそちらも正しいと思ってしまいます（無罪）

私たちは普段これほど大きな問題には突き当たることはあまりありません
選挙にしてもなんとなく気分で投票してしまったり
あるいは棄権してしまったりします

だからこそたまにはこういった人の命とは何か
それを救うために他の命を絶つといういうことは一体なんなのか
それは罪になるのか
どこまでなら罪に問わずに済ませられるのか
そういった簡単には結論の出ない問題
あるいは永遠に正解が出ない問い
そういった問題を考える必要があるのだと思います
考えるという習慣を身に付け、訓練をしないと
いざというときになかなか考えることができないのだと思います
考えられなければどうなるかというと
誰かの意見に簡単に従ってしまうのです
それは単なる責任逃れにすぎないのですが
責任逃れをしている認識さえなくしてしまうでしょう

ゲラゲラ笑えるバラエティも楽しくていいです
でもたまには考えることを訓練することも必要なのだなと改めて気づかせてくれました

番組のHP→こちら




原作はフォン・シーラッハの「テロ」です

	テロ
	酒寄 進一
	東京創元社

非常に蛇足なお話なんですが＾＾；
この番組の最初とは反対の結末の放送の番宣を見てて気づいてしまいました
私…この旅客機を撃墜した少佐の俳優さん好みだわ♡
いや！鑑賞時にはそんなこと微塵も考えずに見てましたよっ
でも番宣見ててちょこっと萌えたw
あとドラマ鑑賞時にも思ってたんですが
これがアメリカドラマだったら結論ははっきり出ているだろうなと思ったし
少佐を演じる俳優がもっとコワモテだったりムキムキだったりしたんだろうなって思うんですよ
誰かあげるならキャプテ・ンアメリカみたいな感じかな？
で、この俳優さんはちょっと弱い感じがするというか
これがもしかしてドイツ人の考えるエリート空軍パイロットなのかな～と
なるほどナチスの将校もどちらかというとムキムキよりかインテリぽいかもしれない？
なんてことを考えたりもしました＾＾；
っつーどうでもいいお話でしたwww








**コメントありがとうございます
月青さん
フライングソーサーはともかく綺麗！
種ができないのが…商売上手だなって思いますw

OGULA AZUKIさん
脇芽はありそうなんだけど、まだ育ってないみたいな感じ
曲がったキュウリも普通は下に伸びますよ＾＾
これが特別！（笑）

mimiさん
頭痛嫌ですよねー＞＜
お！シャーロック4は録画待機ですか！！！
うんうん楽しみですよね～＾＾
青と白の組み合わせは本当に涼やかでいいです＾＾








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