電気屋の本音１１

とある日

「きょーくん、キミの方がああいうの得意だろう？頼むわ　ぐふふ」
毎度、わけわからん含み笑いで社長に呼ばれました。

社長は無駄にお客様に接客して、わからなくて人にフる事が度々あります。
やらなきゃいいのに、なんでするのかは謎な人です。

そして連れて行かれた先は美健（美容健康）コーナー

(;´ー｀)イヤな予感がしつつも、そこには27・28歳の女性のお客様が待っておられました。

「この製品と、この製品の違いを説明してあげて。　お客様、こちらの者の方が詳しいので・・（省略）」

そして、そそくさと撤収する社長。

 

 

なるほど、説明か。

レディーシェーバーの。

 

一応、製品知識はあったのよ？
その製品の違いは、ワキ用と腕・足用のヘッドの有無の違いなのさ。

ただ、おなごにそれを説明するのが、冷や汗ものでした。

その日一日、社長は僕からは逃げるようにしておられました。

死ねばいいのに。