ピビンパな日々

韓国で働きながら日々感じたこと、思うことをすこしずつ。

心も日本返り。

2007年08月24日 16時00分20秒 | 日本滞在中
さて、今回日本に戻ってきた主要目的としては、

1.日本の再入国許可(もっかい日本に帰ってくる許可)切れて再申請しなきゃ日本に入れなーい。
2.車の免許証切れてるの更新しなきゃ、また試験受けなきゃいけなくなる。

この二つ。
1は、もう出入管理局にさっと行って、さっと済ませた。面倒だからね。

問題は2。

車がなければ、家から1時間以上かかるすっごい辺鄙なところにある、にっくき免許センター。

問題点① 受付が朝8時半~9時しかだめって何?
免許切れてる私はもちろん運転なんかできませんよ。休みなのに7時に家出て、地下鉄乗って、バス乗っていってきましたよ。

問題点② 外国人に優しくない受付。
書類書いて出すと、「あー外国人は○○番窓口行って」というから、行ったら「あーこの場合は、○○窓口だね。」と、何度もまわされた。
あまりの不手際さに「ちゃんとそいうのは、書いておこうよ~」と、叫びたくなった。写真撮って、お金払って(とってもタカイT_T)、講習。
しかも講習2時間って何!!(普通は30分)
5年シルバーのはずの私が、期限切れだからってまた「初心者マーク」って何!!

本当にキライです。免許センター。T_T


さて、気を取り直して仙台の街。

8月、仙台は七夕祭り。
あいにく祭りの前に帰ってきてしまいましたが、ちょうど祭り用に準備をしているところをあちこちで見かけました。


そんな街中で、ママさんと末っ子とデート。
最近はドトールも、高級化してドトールGINZAがあるじゃないですか。
そこで、ちょっと一服。

昼間は妹や家族と出かけ、夜は友だちに会ったり、昔の教え子に会い、2日間は伯母の家に泊まって遊びにいったりと、帰る寸前まで、ほんとーーにハードなスケジュールでした。

それでもやっぱり楽しかった。

でもね。

今回の帰国、しばらく日本に帰ってなかったせいか、本当に自分でも笑っちゃうくらい日本に違和感がありました。正直なところ、それにびっくりしたし、ちょっと焦った感じです。自分がみんなに合わなくなってるんじゃないかと心配しました。

でもだてに二十○年、日本に住んでた訳じゃないんだなっとも思いましたよ。
着いて数時間も経てば、すぐに前の感覚を取り戻しました。

...それまでは自分が韓国の感覚に染まっているとは思ってなかったし、今も思えません。まだまだ韓国にいたって、他から見ればいつまでたっても外国人、じゃなきゃ日本人扱い。

それは別にいいとか悪いとかじゃなくて、いい面も悪い面も、全部含めてそうだってことで。

この会社に来て仕事し始めて以来、時々外国人扱いをされると、急に(みんなと同じくらい仕事を担当したりしてるんだから、認めてくれてもいいのになぁ)と思ってしまう反面、クライアントとの打ち合わせや電話で、発音がちょっとおかしかったり、韓国人しか知らない話題を触られてもわからないのは、大目に認めて欲しいな、なんて考えてる最近の自分。

だから日本に来て、自分の中の変化を感じるとは考えもしなかった。
どうみたって韓国では、私は「日本人」ですから。

今回、日本にいるときに思い知らされたのは、韓国人といるときの「自分」と、日本に帰ってきたときの「自分」が全然ちがう考え方をしている点。
思考回路が根本的にちがうような。
これはわざとじゃなくて、韓国では普通に何気なくしていることも、それが日本ではちょっと変わっていると思われることは、あえてしないし、言わない。逆の場合もそう。
母や友達に会って、話している自分も本当の自分、韓国にいる自分も本当の自分。...いや、日本のは「昔の自分」?

どちらが「素」に近い自分なのかなぁって真剣に考えてみたりもましたが、やっぱりどっちも同じくらい「素」なんですよね。
日本に長くいた分、日本の自分の方が、なんかちょっと愛着があるというか、若いというか。


楽なのは...日本のような気もします。

どうかな。


韓国の私はどこかムキになって、無理をしてるのかな。
今韓国に住んでいるから、そう思うだけかもしれないです。日本に戻ったら、韓国が恋しいもんかな。

なんとなく...性格分裂?精神分裂?
そんな変な感覚に陥りました。

みんなそんなもんなんでしょうか。



おまけ;
郊外に新しくできたショッピングセンターに行ってきました。
そこで見つけた、手のひらサイズのかわいい子。




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