BS6で007の「ワールド・イズ・ノット・イナフ」を放送していましたが、何度見てももったいないと思うのが、本作のボンドカーのZ8です。
ピアース・ブロスナンのジェームズ・ボンドから時計はオメガ、車は英国車からドイツのBMWが採用されましたが、「ゴールデンアイ」に登場したZ3はオープンニングでフェラーリのF355とバトるかつてのボンドカーのアストンマーチンのDB5の方が目立つ始末。
続く「トゥモロー・ネバー・ダイ」の750iLはDB5やロータスのエスプリにも負けない活躍ぶりでしたが、DB5やエスプリに比べるとサルーンの750iLは艶やかさでは見劣りしていたと思います。
そんな中、BMWがコンセプトカーのZ07を発表した時は、DB5やエスプリにも引けを取らない艶やかさがあり、名前からして次のボンドカーへの期待が高まりました。
そのZ07の市販仕様とも言えるZ8がスクリーンに登場した時、QがボンドにZ8の説明していた時は、この後の活躍が楽しみだったのですが、、、。
結果はネタバレしますが、750iLの流れを汲んでリモコンでちょこっと動いて敵のヘリにミサイル打ったぐらいで、後ろから来たもう一機の敵のヘリコプターのチェーンソーに真っ二つにされてあっさり退場、、、。
後に撮影には実車が間に合わず、シボレーのコルベットに側だけくっつけていたと知り、ますますガッカリしました。
ブロスナンがZ8のボディーにもたれかかっているオフショットはカッコ良かったのですが、、、。