おばあちゃんへ
コロナで、
コロナのせいで、
会いに行くことも
ままならず、
直接伝える術がなくて。
きっとコロナじゃなかったら、
ゆうおばも行くし、
くーちゃんも行くし、
お母さんも行くし、
わたしも、
お姉ちゃんも、
しんじもりえも大輔も、
みんな
会いに行ってるはずなの。
毎日のように
誰かしら
会いに来て
『おう』とか喜びながらも、
30分後には
『もういーよ
帰りなよ』
って言うおばあちゃんと
話せてたはずなの。
コロナだから、
仕方ない。
そうなんだけど、
そうなんだけど、
でも、
でも、
たくさんたくさん
想うことがあるよ。
テレパシーとか
そーゆー第6感は
備わってないけれど、
いま、
いっしょの世界にいる間に
伝わったらいいな
伝わると信じてる。
おばあちゃんは
わたしが物心ついた頃には
もう土日に我が家にいる存在で
いつも
テレビの前の席に
座っていたね
おばあちゃんの特等席!
思い出すのは
お母さんが手術で入院した時に
何日か泊まってくれたときのこと
私らは小学生くらいで、
おばあちゃんと
一緒に暮らすって
こんな感じなのか!と
不思議にも
くすぐったくも感じたよ
お母さんの入院してる
協同病院まで
バスに乗って、
帰りスーパーで
マカロニサラダを買ってて
売ってるお惣菜をあまり
食べたことのなかった私は
衝撃で
マカロニサラダつくらないの?
と聞いた私。笑
おばあちゃんが
『これでいいの!』と
怒りながら
カゴに入れてたのを
昨日のことのように思い出す。
ゴンの散歩も
よく行ってくれてたね
ゴンは
おばあちゃんの言うことは
よく聞いてたね
(めちゃくちゃ怖がってたw)
わたしはナメ腐られてたから
おばあちゃんの凄さを感じたよ
おばあちゃん、というと
年寄りで力が弱くて、
っていうイメージだけど
おばあちゃんは
手の握る力が
異常に強かった笑
誰よりも強い。笑
そして
その手の形は、
誰よりも
私の手と似ている(^^)
まあ
もちろんお母さんとも
似ているんだけど笑
遺伝子だなあ
将来歳をとったら
おばあちゃんみたいに
なるんだろうな、って
思ってる。
おばあちゃん、のくせに
食べたいものは?
と聞くと
ケンタッキーと答える。笑
歯がないのに
食べる。
なぜあの歯の量で
食べれるのか
不思議なくらい。笑
それくらい
食べるのが大好きな
おばあちゃん。
お酒も大好きだよね
お母さんが飲んでるビールを
半分もらった時の
喜びようったら
なかったね
実家を出てからも
おばあちゃんに会いたくて
土日を狙って
実家に帰ったよ
ほんとは
ゆきさんや友達と遊べるのも
土日だけだけど、
おばあちゃんに会いたいから。
そんなときは
私の存在を確認するように
『おう』って
強く手を握りしめてくれたね
仕事頑張りすぎんなよ
旦那様放っとくなよ
って
すごい心配してくれたね
(そこに関しては
現在進行形で
解決できてませんが笑)
我が家族の中で
口下手で不器用な
筆頭株主みたい(笑)な
おばあちゃんだけれど
わたしの結婚式でも
親族みんなに
ババ様ババ様って
囲まれてたね
孫たちも
おっきくなっても、
ずっとおばあちゃんの
近くにいるよ
あーあー
会いたいなぁ
ただただ会いたい。
なんで、
会いに行けないんだろう
家族なのに…。
もっと会いに行けたら、
もっといっぱい
話しかけてたら、
好きな食べ物とか
食べやすいものとか
差し入れできれば、、、
たら、れば。
おばあちゃんに
してあげたいこと
まだまだ
いーーーーーっぱい
あるよ
娘たちも、
孫も、
みんな
おばあちゃんを想っているよ
会いたいね
そして
おばあちゃんの唯一の
愛情表現である
手を掴んでぎゅーーっとするやつ
やってほしいね