数日前に「初代ウルトラマンのDVDを借りてきた」と書きましたが、返却期限を一日過ぎた現在においてもまだ手もつけていないことに気付き、急いでプレーヤーに放り込みました。(これを書いてるのは返却後)
しかし一見して・・・。
なつかしい・・・。
思えば、私がこのシリーズに始めて触れたのは保育園に通っていたころ。
毎日、朝の再放送をそりゃーもう楽しみにしていたもんです。
臨時ニュースとかで放送が無残に潰れたときなんか、「放送が潰れる」という概念が理解できず、「きっともうすぐ始まるんだ」と延々テレビの前で待ち続けていたものです。(無論、そのうち保育園に連行されていったわけですが)
そっから先は、親戚の兄ちゃんにもらったウルトラシリーズの怪獣を網羅したムックを読み漁り、登場怪獣のほとんどを覚えこむなど(今ではほとんど忘れてますが)のはまりっぷりを見せたもんです。
それはともかく。
楽しいわー。
(や、ノスタルジーが多分に評価を引き上げているだろうことは否定しませんがね。)
ミニチュアの技術なんかはその精巧さに感心させられますし、脚本と演出もなかなか面白い。少なくとも、子供向けの名の下に許されているような志しの低さは(とりあえず1~4話の間では・・・いや、4話は微妙か?)感じられません。とりあえず、あまりのくだらなさに見ていられない、ということはありませんでしたよ。
いろいろとツッコミどころは満載ですがw
結構ステキなのが、第一話において、ハヤタ隊員搭乗のビートルジェット機と接触、撃墜してしまったウルトラマンが、その命と変身用のベータカプセルをハヤタに託すシーン。
ハヤタ「これはなんだ?」
ウルトラマン「ベータカプセル。困ったときにこれを使うのだ。そうすると・・・」
ハヤタ「そうするとどうなる?」
ウルトラマン「フッフッフッフ、心配することは無い・・・」
悪人っぽいーー!!??
騙されてる!? ハヤタ隊員騙されてる!?
や、事実、ワケの分からんまま変身巨大化させられて戦う羽目になったわけですからあながちそうでないとも言い切れんのですが!(二度目以降は自分の意思ですからいいとして)
他にも、バルタン星人との交渉に失敗したと見るや、新型核ミサイル「ハゲタカ」を市街地のど真ん中で叩き込んだり(意外と周りに被害は無し)、ウルトラマンは20億のバルタン星人を問答無用で皆殺しにしたりと、今の甘い特撮番組では見られないような描写が飛び出します。
これも時代という奴なんですなあ。・・・俺はこっちのほうが好み・・・w
そういえば、東海圏では今やってる「ウルトラマンマックス」(こっちも結構楽しい)の前に、この初代ウルトラマンを再放送してますね。はて今の世の中でまともに放送できるのかとちょっと心配だったんですが。
そのままでした!
放送後に「日本の特撮映像のルーツといえるウルトラマンは世代を超えて支持されている作品であり、そのオリジナル性を尊重し、当時のまま放送しました。」という画面が。
担当者は男だね!
ところで、その再放送を見たのは4話からなんですが、二話のイデ隊員が言い放つ、「僕は宇宙語に関してはかなり気ちがいですよ」と自慢をする台詞もそのままだったんでしょうか?
だとしたら本気で素晴らしい仕事をしてると思うのです。
古い映画のTV放送や、古いTV作品の再放送などにおいて、こういったいわゆる「ヤバイ」台詞は、その意味や意図に関わらず、これまでは音を消されたりするのが常でした。しかしこれは、当時の文化と、何よりその作品に対する侮辱に他なりません。
こういった、ある種の覚悟を持った放送が、これから先増えてくれることを望むばかりです。この手の自主規制って奴ほど馬鹿馬鹿しいものも無いですから。
まあ、注意書き一枚出しとけばなんでもやり放題、ってのもどうかとは思いますけどもw
しかし一見して・・・。
なつかしい・・・。
思えば、私がこのシリーズに始めて触れたのは保育園に通っていたころ。
毎日、朝の再放送をそりゃーもう楽しみにしていたもんです。
臨時ニュースとかで放送が無残に潰れたときなんか、「放送が潰れる」という概念が理解できず、「きっともうすぐ始まるんだ」と延々テレビの前で待ち続けていたものです。(無論、そのうち保育園に連行されていったわけですが)
そっから先は、親戚の兄ちゃんにもらったウルトラシリーズの怪獣を網羅したムックを読み漁り、登場怪獣のほとんどを覚えこむなど(今ではほとんど忘れてますが)のはまりっぷりを見せたもんです。
それはともかく。
楽しいわー。
(や、ノスタルジーが多分に評価を引き上げているだろうことは否定しませんがね。)
ミニチュアの技術なんかはその精巧さに感心させられますし、脚本と演出もなかなか面白い。少なくとも、子供向けの名の下に許されているような志しの低さは(とりあえず1~4話の間では・・・いや、4話は微妙か?)感じられません。とりあえず、あまりのくだらなさに見ていられない、ということはありませんでしたよ。
いろいろとツッコミどころは満載ですがw
結構ステキなのが、第一話において、ハヤタ隊員搭乗のビートルジェット機と接触、撃墜してしまったウルトラマンが、その命と変身用のベータカプセルをハヤタに託すシーン。
ハヤタ「これはなんだ?」
ウルトラマン「ベータカプセル。困ったときにこれを使うのだ。そうすると・・・」
ハヤタ「そうするとどうなる?」
ウルトラマン「フッフッフッフ、心配することは無い・・・」
悪人っぽいーー!!??
騙されてる!? ハヤタ隊員騙されてる!?
や、事実、ワケの分からんまま変身巨大化させられて戦う羽目になったわけですからあながちそうでないとも言い切れんのですが!(二度目以降は自分の意思ですからいいとして)
他にも、バルタン星人との交渉に失敗したと見るや、新型核ミサイル「ハゲタカ」を市街地のど真ん中で叩き込んだり(意外と周りに被害は無し)、ウルトラマンは20億のバルタン星人を問答無用で皆殺しにしたりと、今の甘い特撮番組では見られないような描写が飛び出します。
これも時代という奴なんですなあ。・・・俺はこっちのほうが好み・・・w
そういえば、東海圏では今やってる「ウルトラマンマックス」(こっちも結構楽しい)の前に、この初代ウルトラマンを再放送してますね。はて今の世の中でまともに放送できるのかとちょっと心配だったんですが。
そのままでした!
放送後に「日本の特撮映像のルーツといえるウルトラマンは世代を超えて支持されている作品であり、そのオリジナル性を尊重し、当時のまま放送しました。」という画面が。
担当者は男だね!
ところで、その再放送を見たのは4話からなんですが、二話のイデ隊員が言い放つ、「僕は宇宙語に関してはかなり気ちがいですよ」と自慢をする台詞もそのままだったんでしょうか?
だとしたら本気で素晴らしい仕事をしてると思うのです。
古い映画のTV放送や、古いTV作品の再放送などにおいて、こういったいわゆる「ヤバイ」台詞は、その意味や意図に関わらず、これまでは音を消されたりするのが常でした。しかしこれは、当時の文化と、何よりその作品に対する侮辱に他なりません。
こういった、ある種の覚悟を持った放送が、これから先増えてくれることを望むばかりです。この手の自主規制って奴ほど馬鹿馬鹿しいものも無いですから。
まあ、注意書き一枚出しとけばなんでもやり放題、ってのもどうかとは思いますけどもw