クロの犬小屋めいろ

TRPGに映画に本にゲームにその他。我が愛のほとばしり! ・・・偏ってるのは気にしないで・・・。

来た! 武侠だ! 「セブンソード」!

2005-09-28 00:48:33 | 映画
ついこないだから、TVで頻繁に流れている映画のCMがあります。
それを見たとき、ハートをわしづかみされた思いがしたもんです。

「セブンソード」!!

唸る剣戟! 宙を舞う軽功! 剣が空を裂き、飛刀が宙を貫く!!

敵は何万いようとも!
七つの決意は止められぬ!!


かっこよすぎる!! 燃えすぎる!

とりあえず初日に行ってこようと思います!!


つか、CM見て「扶桑武侠傳」をやりたくてしょうがなく!

日曜のコンベンション「扶桑」をプレイ、そしてそのまま「セブンソード」へ、というコンボもいいなあ!

夢はただ広がるばかり。

オチなどあろうはずも無い!

あ・・・「SINOBI」ってどうだったんだろうなあ・・・?

今更ながら「ランドオブザデッド」

2005-09-25 20:25:54 | 映画
もう各所で公開も終了しておりますが、それでもやっぱり感想言いたい!
「ランドオブザデッド」。

かのゾンビ映画のパイオニアたるジョージ・A・ロメロが「死霊のえじき」以来20年を経てついに世に送り出す新作ゾンビ映画だ!
当然ながら見に行きました。公開後一週間を経て、だったんですが、最寄のシネコンではすでに深夜に追いやられてましたよ・・・。

それはともかく。

ゾンビ映画という奴は、とかくゾンビそのものの描写や残酷シーンが否応無く目立つわけなんですが、ロメロ監督はこれまでのゾンビ映画において、人間と言うものの度し難さ、しょーもなさを描いてきました。
今作においてもそれは健在。
今回のテーマは「貧富格差」です。たぶん。


突如として出現したゾンビ(原因は不明)は、瞬く間に地上を席巻していた。わずかに生き残った人類は街に立てこもり、傭兵を雇って生活を維持するしかなかった・・・。というのが大まかな設定。

で、その人間たちなんですが、大半は貧困層でスラム暮らし。そしてごく一部の金持ちが、防衛用の傭兵たちを顎で使いつつ、高層ビルで超快適な暮らしを満喫しております。

うん、わかりやすいw

そして、富裕層、貧困層とはまさに次元の違うところに存在するのが、「金も要らなきゃ女も要らぬ。あたしゃも少し肉ニク肉!!」なゾンビたち。

こいつらはまさしく人間の天敵として昼夜なしに人肉を求めてさまよっておるわけなんですが、所詮はただの丸腰野郎。街に暮らす人間たちも、すっかり対応に慣れきっております。ただ防衛のみならず、ちょこっと捕まえてきて逆さに吊って射的の的にしたり、鎖で繋いでスリル一杯の記念撮影に使ったり。
しかし、その余裕の日々は、ただ一体のゾンビの存在をきっかけに崩壊するのです。

そう。今回の「ランドオブザデッド」では、このゾンビの中に飛躍的な進化を遂げたやつが登場しました。


人間から奪った銃を乱射!
圧倒的なカリスマ(?)でゾンビ軍団を統率!
仲間ゾンビの死(?)には嘆きの声を張り上げる!

人間よりかよっぽど情が深いぞ!


と、そんな奴が(たぶん)数千のゾンビたちを率いて攻め上ってくるのだからたまらない!

本来、ゾンビというのはそう強い個体ではありません。力は人並み、敏捷性は無いに等しく、知能はせいぜい生前の行動を機械的に繰り返すのが関の山。正直、ちょっとした飛び道具さえあればあっさり仕留められるような低レベルモンスターです。
実際、お話の前半では、周辺の街から物資を回収する傭兵隊にいいように狩り立てられておりました。

しかし。
数さえ揃えばまさしく恐怖の軍団に早代わり!
何せ頭を撃たれるか、筋組織をズタズタにでもしない限りその前進は止まらない!
しかも相手はそんなタフネスを備えているのに、人間側は一噛みでもされたらゾンビになっちゃうという不公平さ! さらには目の前で人が食われまくるという、その想像しようも無い精神的ダメージ!

重火器やロケット弾などでの殲滅も効きはするけども、全滅させるよりも先に確実にタマが切れる!

火力も士気も持ちようが無い!!


ゾンビ集団にだけは喧嘩を売らないようにしましょう・・・。



さて、そんなゾンビとの戦いの中でも、いろいろと人間ドラマは展開されるわけなんですが、正直なところやや薄め。
確かにツボを押さえた演出とかは多いんですが、特に意外性は無く「そうだよね、そうなるよね」といった感じで受け止めてしまいます。かといってつまらないというわけでもなく、なんと言うか「良くまとまってはいるよね」といった印象。
その辺、ちょっと期待をしすぎたのかな、とは思います。

まあ、個人的には、ノタノタ動くゾンビ軍団と、ゾンビを嘗めきった人間どものアホさ加減、そして豪快な人食いシーンが見れたのでおおむね満足。これがヒットしたら続編もあり、という話なので、それも楽しみです。

やっぱ俺、ゾンビ好きなんだなあ・・・。(なんでだろ?)


ひと夏の経験値(悶絶)

2005-09-23 11:34:20 | TRPG
TRPG専門誌の一つ、『Role&Roll』。
この度めでたく月刊化したこの雑誌に,新たな風が舞い込みました。


秋口ぎぐる・作
小説『ひと夏の経験値』


RPG関連の小説はいろいろとありますが、こいつは異色といっていいでしょう。
何せ、キャラクターではなくプレイヤーの物語。男子高校生が織り成す、TRPGと恋の物語。

なんか、読む前からズキューンと胸に五寸釘を打たれた気分。

タイトルを見たときの第一印象は「大丈夫かコレ!?」

そりゃそうでしょう。TRPGを十何年とやっている身としては、プレイヤーの実情なんざイタタの一言(いや、そうで無い方もいらっしゃるでしょうけども)。しかもラブまで絡めるとなれば、「やめろー、やめてくれー」と亡者のごとき呪詛の声を止められません。
実際、コレに手をつけるのに発売から一週間かかりました。


んで、恐る恐る読んでみたんですが・・・。


面白い! 

舞台は1990年代初頭。TRPGにのめりこみ、初のキャンペーンGMに挑もうとする少年が、ひょっこり自分の卓に入ることになった少女に一目惚れ、といったお話なんですが。

読んでて、のた打ち回りましたよ。ええ。
何でこんなに身につまされるんでしょうねえ!?


テレビゲームとTRPGを比較して、ちょっぴり妙な優越感に浸ってみたり。
ルールの厳密な適用にこだわるか、GMが出目やデータをいじってでもスムーズに進めるか、で論争をしてみたり。
学校帰りに毎日のように本屋に寄って、新作や雑誌記事をチェックしてみたり。

お前は俺だ! お前らは当時の俺だ!(無闇にシンクロ)
あのころは、本当に楽しかった・・・(しばし記憶の彼方)


そんな主人公らは、やがて地元のサークルに参加。
そこには、いっつも胡散臭げな笑みを浮かべている代表さんや、取り巻きたちにチヤホヤされていい気になりまくっている姫PLが(ゲームは「ロードス島戦記」しかやらないというあたりいかにも)。

そして主人公の立てた卓に、初参加の美少女が入った時。
周囲からの殺意の視線が突き刺さる・・・。

というところで引き!
うわー、これからどうなってしまうんだ!?

とりあえず予想できるのは、美少女を巡っての恋の鞘当て。(ストーキング含む
それまで人気を独占していた姫PLによる美少女への嫌がらせ。
サークル空中分解の危機。
結局問題は何も解決せずに最悪の事態へ。



・・・ろくな予想がたたねえ!!

必要以上にギスギスドロドロしそうな前途が待っていそうですが、うまいことさわやか路線に落としてくれることを祈るばかりです。
TRPGに付き物の濃ゆいヲタ方面の話はすっぱり割愛されてますので、TRPG初心者にもお勧めできそうな気がします。

でも、コレを本当に楽しめるのは、きっと私のような、シンクロ可能な青春を送ってきた人なんでしょうなあ・・・。
そして多分、そういう人は、どうしても素直に見れないんじゃなかろうかと。良くも悪くも。


まあ、とりあえずは主人公君の恋を応援しておきましょうか。

俺の恋は実らなかったけどな!!(また言わなくていいことを)




JGCだ! 三日目だ!!

2005-09-19 19:11:58 | TRPG
や、正直九月も半ばを過ぎてJGCの話もどうかなと思うんですがめげずにレポート!

二日目を無事に終え、ついにJGCも最終日! この祭典も、ついに終わりのときが来たのだ!

ああ、なんだろうこの寂しさは。

二泊三日じゃ足りねえよ! もっと遊びてえよ!(ううううう)

そんな嘆きを完全に無視し、三日目が始まった!


この三日目、なんとしてでも達成したいのがイベント参加。

つか、二年通じてオフィシャルセッション卓に入れないという事態は絶対に避けたい!
というコトで、最後の希望を託してRole&Rollオフィシャルセッションの抽選へ。

おや・・・?

参加者が妙に少ない・・・。

せいぜいが募集の2~3倍! これは充分に当選の目がありますよ!?

初めての自信を持って望める抽選! 後は当選を待つばかり!!


・・・

落ちました・・・(泣)




涙を飲んで今度はフリー卓へ。

お?

うおお、サタスペの卓がある! しかもGMはスタッフの一人、暗転丸氏!
奪うようにチケットを取って早速参加だ!

んで、そのセッションですが。

面白かった!

シナリオは、現金と間違えて、アタッシュケース型核爆弾を奪っていった亜侠チームを追う、というもの。

このシナリオ、何がすごいといって、奪取に手間取ると核が炸裂。ミナミの街が冗談抜きで灰燼に帰してしまいます。積み重なる戦闘ターン、あの手この手で爆発へと迫らせるGM! 「爆発も面白いかな」とちょっぴり思いながらも必死で戦い抜くPC!

結局、爆発ギリギリのところで奪取に成功。セッションは無事に終了しました。
いやはや、これだからサタスペは面白い!


その後は、きくたけトークショーに参加。
JGCでも随一といっていい人気を誇るトークショーなだけはあって、今回も爆笑の渦を巻き起こしておりました。ただ、ナイトウィザードを良く知らない私にとってはちょっぴり蚊帳の外。悔しいので、帰りに物販スペースでリプレイをまとめ買いしてきましたよにゃふう~(←最悪の影響のされ方の一例)


その後は帰りの新幹線の時間の関係で、閉会式には出席せずに帰途へ。
今回のJGC,個人的にはかなりの好感触。
去年不満の多かった難民問題もフリー卓の増量で大幅に解消され、ストレス無く遊ぶことが出来ました。
来年もゼヒ行きたい!

あ、帰り際にアンケートに答えてきたんですが、その引き換えに参加賞としてもらったのが、

馬鹿でかいロードオブザリングのミニチュアゲーム! 精巧なミニチュアが数十体入ったこれが、なんと無料配布だ!

これを豪華特典と見るか、それとも悲しきブームの終焉と見るかは人それぞれですが、私はとても嬉しい! ゲームはしなくても、ミニチュアはこれからもいろいろと使えますからな!

思わぬ役得で幕を閉じた三日間。
来年もまた参加できますように・・・。


・・・

指輪のゲームがでかすぎて帰りの電車ですげえ邪魔!!

JGCだ! 二日目だ!(その2)

2005-09-11 10:27:40 | TRPG
初プレイとなった扶桑武侠傳を満喫した二日目前半。
終わったころには夕方近くなっておりました。しかし、まだまだいくぜ!
次のイベントorフリー卓は・・・!?


ぐらり。


お?

素でよろめく俺。
壁に手を突いて体調確認。(多分かなりマヌケな光景)


足、すごくだるい。
腹、飯食ったばっかりなので満腹。でもやや胸焼け気味。
肩、ごりんごりんに凝ってる。
脳、なんか痛い。


ダメじゃん俺!



どうも、折からの睡眠不足が祟ってきたようです。ううむ、夕方からのイベントに参加したいのに・・・。ここは寝ておくべきか、それとも強行するべきか・・・?

・・・寝る! このコンディションではまともなプレイは不可能! 同卓のメンバーに迷惑をかけるわけにはいかんッ!

というわけで、常識人を装いつつ、涙を飲んで寝ることに。
しかし、タダで泣き寝入りするわけではない! 起きたら即フリー卓に特攻する! 


ついにGM参加だッ!

使用システムはもちろん「ゴーストハンターRPG02」! 名古屋じこみのグロ演出に震えろPLどもっ!(後生だからやめとけ)


ちうわけで、野望に燃えながら就寝。もちろん事前にお風呂と歯磨きは忘れない。
さて、私のマスタリングは横浜で受け入れられるのだろうか・・・。


起床! 時計は午前零時! カバンを引っつかんで会場へ!

いまだ衰えぬ会場の熱気!! 俺はやっぱりお祭の中にいるんだ、と改めて実感です。

フリー卓の空き状況はわずかなもの。急いでPL募集用紙に記入し、無事予約。
募集人員は4~6人。

さあ、我が卓に来るのはいかなる猛者か!?
「グロ描写、エグ描写があるのでお気をつけて」という注意書きは,どれだけのPL候補者をふるい落としてしまうのか!? 実は戦々恐々だ!



さて蓋を開けてみれば・・・。


PL三人・・・。


お前ら根性なさ過ぎ!(八つ当たりです)


しかし、一人のPLさんが、その辺で一人捕獲してきてくれたために何とか卓成立です。いや、あぶねえあぶねえ。

さて、今回のシナリオは、かつて某コンベンションで使用した物を再利用したものです。そう、かつてそのグロ描写によってPLたちをドン引きさせたアレだ!

いや、その反省を生かして、描写はややマイルド目にしましたよ?
前回露呈した問題点、矛盾点も矯正しましたよ?
貫くテーマは何一つ変わらんがな!!(それはダメだろう)


というわけで、今回のシナリオ。

イギリス貴族の末裔が相続した、とある別荘。
そこは、夜な夜な霊たちが闊歩する異界と化していた。
自ら幽霊となることを選んだ当主アルバートの願いは一つ。
「ここで少年少女たちを思うさま永遠に拷問し続けたいッ! ハァハァ」
悪魔の力によって屋敷に縛り付けられ、毎夜、おぞましい拷問を受けて何度でも殺され続ける少年少女たちの霊。
心霊調査機関のメンバーは、この永劫の悲しみに終止符を打つことが出来るのか?



で、結果なんですが。
ゴーストハンターやってきて長いんですけど。
初の発狂者が出ました!
なんか嬉しいです!
今回、発狂の名誉(?)をえたのは、ショットガンを離さないエクスプローラーさん。当主アルバートの凶行に怒り狂い、ショットガンが暴発寸前な熱い人です。
それが発狂を迎え、一体どうなってしまったかというと・・・。

・癇癪。キャラクターは非常に怒りやすくなる。怒り方も激しく、我を忘れるほど。


・・・

大して変わりませんw

その後、この怒りのショットガンが殺戮の嵐を巻き起こし、出す敵出す敵(ボス含む)、こいつに粉砕されてしまいました。どちくしょう。

セッションは終始和やかに進み、PLさんの反応はおおむね好評だった模様。
とりあえずホッと一安心です。

二日目、何とか無事終了。
三日目こそはイベント引くぞ!(現在全敗中)

JGCだ! 二日目だ!!

2005-09-07 11:49:50 | TRPG
宿泊者のみで静かに(?)始まったJGCも一夜明け。

二日目が始まった!!

結局ベッドに入ったものの目がさえて寝られんかったよ! 小学生か俺は!?


とりあえず、ギリギリまでベッドの中で体力を回復。
目当てはSNEセッションか、Roll&Roleセッションの両オフィシャルイベント。整理券配布時刻が被っているため、どちらにするかは会場の混み具合を見て決めることに。


さて。


荷物抱えていざ会場へ!

・・・

人、多ッ!!

宿泊参加者のみであった前日と比べるのがそもそもの間違いとはいえ、当日参加者をも交えた会場は大混雑! 当然ながら人気イベントの抽選は熾烈なものとなるはす・・・。 
ううむ、これは、やや人気薄と思われるRoll&Roleセッションにしておいたほうがいいか・・・?

と、ちょいと姑息な計算のもと、Roll&Roleセッションの整理券配布の列へ。
なんと言っても、このイベントの募集人員はわずか12人。同時にSNEの大型イベントの抽選があるのならば、人はそちらに流れるはず! イベント参加はもらった!!

なのに。

どうして人はこちらの列にゾロゾロと並びますか!?

気付いてみれば、すでに募集人員の数倍の人数が後ろに並んでいる始末。
ええい、最終的に卓に入れればそれでいいのだ! 
係員、とっとと抽選を始めいッ!!



・・・落ちました・・・(泣)



さて、これが去年であれば、抽選に外れたときにはすでにフリー卓も埋まっており、大量の難民が行き場を求めて会場を死んだ目でさまよう羽目になったわけですが。


おお! フリーの卓が余ってる! 数々のGMが手ぐすね引いて待っている!
やってくれたなJGC! 去年の反省活かしてるぞ!


というわけで、もともとイベントで希望するつもりだった『扶桑武侠傳』の卓を選択!


『扶桑武侠傳』は、中華風の世界を舞台に、卓越した武術の使い手『武侠』となって活躍するRPG。
GMの丁寧な指導の下、こちらのキャラが完成!

・PC名:華 春霖(か しゅんりん)
自由を重んじる門派、飛雲会に属する。必殺の飛刀(投げナイフ)は攻撃力こそ低いものの、その命中率は群を抜く。


さて、このゲームの大きな特徴に「消せない記憶」と「生き様」があります。どちらもダイスとトランプでランダムに決められてしまうのが面白くもあり怖くもあり。
「消せない記憶」はかつて刻まれ、人生そのものに影響を与えた思い出。大抵ろくでもない嫌記憶です。
で、うちのキャラの「消せない記憶」は・・・。


・消せない記憶

何年前:6歳のとき
季節:冬、雪が全てを多い尽くした。
何処で:故郷で
誰が:皇太子が
何ゆえに:刀で
誰を(に)友達だった幼い子どもたちに
どうした:見えない心の傷を残した。
 
・・・

皇太子ろくなことしねえな。


「生き様」は、その武侠の人生そのものを貫く行動指針。ルール上、これに著しく反する行動は認められません。
うちのキャラの生き様は・・・。

「片思い」。

・・・

報われないようです・・・(泣)






この面じゃ片思いも無理ないわなあ・・・。(泣)



セッションは、GMさんの手腕とサポートもあって実に楽しく進行しました。
なんと、PC全員の消せない記憶と生き様を残らず取り入れた超豪華版! 田舎の村を襲った野党のメンバーが、全部PCの関係者、という運命のいたずら!! 


ありえねえ! でも楽しい!w


久々のロールプレイ重視ゲームだったために、いいタイミングで適切な台詞が出てこなかったりしたのが心残りながら、おおむね満足。

二日目は幸先いいぞ!

JGCだ! 一日目だ!!(その2)

2005-09-05 20:02:14 | TRPG
卓上ゲーマーの夢の祭典JGC!
今回は一日目の深夜をレポートです。

深夜イベントのお目当ては「ゴーストハンターミニライブ」
多次元で同時に展開する幽霊屋敷探索! ラスボスを倒せるのは、一体どの次元の勇者たちか!?
こういったライブものはやったことがないので、実に楽しみですよ!

会場15分前に会場で待機。その間も、続々と参加希望者が集まってきます。

続々と。

続々と。

なんてこんなに多いんだ!?

会場前からあふれ出さんばかりの参加希望者たち。(おそらく5~60人)
当然ながら抽選となります。


トランプを引いて、6以下ならば当選! ドキドキしながらカードを引きます!
思えば、去年のJGCではイベントの抽選にはことごとく外れて涙を呑んできました。すなわち、これはこれからの三日間をうらなう大事な抽選! 外れるわけにはいかんのだ!!


・・・9・・・。


これからが心配になってきました・・・(泣)



涙をこらえながら、今度はフリー卓へ。
イベント以外にも、参加者が自由にGMとなって卓を立てられるシステムになっております。
去年参加したときは、イベント抽選に漏れてフリー卓を探そうにも、すでに全卓埋まっており、行き場を失った難民が会場をさまよう、と言った問題がありましたが・・・。


おお、結構空いてる! らくらく参加できるよ!


今回は、去年の反省を生かしてフリー卓スペースが1.5倍になっていたのですな。というわけで、さっきの落選の鬱憤を晴らすかのように、PL募集のかかっていた「ゴーストハンター02」を選択!

なんつーか・・・やっとPLできるよ!
これまで恐怖判定が楽しいのかどうか分からなかったけど、それをやっと体験できる!  

喜びを胸に、大正時代を舞台にして五人の仲間とキャラ作成。私のキャラは・・・。


大杉 駒次郎(おおすぎ こまじろう)
アーキクラス:エクスプローラー

特にこれと言った特徴のない、自称トレジャーハンター。
師範学校(大学相当)卒業の高学歴を一切活かさず、一攫千金を求めて裏山を掘り続ける(遠出するのが面倒なので)。高次存在がいることは知ってるものの、あんまし関わりたくないと思ってる。


と言った微妙なところ。しかし、携えるライフルの一撃はパーティーいちだ!




シナリオは、謎の霧に包まれた屋敷の探索。
道中、空っぽの鎧武者に襲われたり、飛んでくるビリヤードの玉に襲われたりと恐怖イベント盛りだくさん!
んで、私のキャラはというと。

ことごとく恐怖判定に失敗! たまっていくカード! 削れて行くMP!

すげえ楽しい!

恐怖判定でカード引くってこんなに楽しかったのね!

しかし、嬉々としてカードをめくっていながらも、PCとしてやるべきことはちゃんとやります。このライフルの一撃からは、何人たりとも逃げられねえぜ!

恐怖判定→硬直→硬直からの復帰に失敗し続ける。

母ちゃん、お土産は五平餅がいいな・・・。(ラスボス戦で延々と逃避している)

結局、ラストバトルではライフル一発しか火を噴きませんでした・・・。

いいんだ! 楽しかったから!


まあ、ちょっとGMさんにアレなところもあったりもしたわけですが・・・。

ちょっとNPC大活躍気味でも・・・。

屋敷内にろくに真相に繋がる調査ができる場所がなくても・・・。

ラスボスが、ちょろっと名前だけ出てきただけの人でも・・・。

いいんだPLできたから!(ちょっと涙でてる)



しかし、みんなが解散しようとしているところに放たれたGMの一言が忘れられません。

「このシナリオは一片の矛盾もありませんからね!(得意げ)」

その瞬間、場が凍りついたのはいうまでもありません・・・。


・・・


一日目終了! 明日に備えて寝るぞ!(予定睡眠時間は三時間)。

JGCだ! 一日目だ!!

2005-09-01 01:33:20 | TRPG
国内最大のアナログゲームの祭典JGC!(アナログゲームコンベンション)
二泊三日の日程で、とにかく濃ゆく遊び倒せる!

発売前の新作ゲームを体験だ!
人気のゲームを、デザイナー自らのGMで!
各種のトークショーで盛り上がれ!

全TRPGファンの夢が集う! それがJGC!!


さて、今回は私も二泊三日の宿泊参加。
しかし、初日の昼間は四年ぶりに顔を合わせる友人とカラオケに行っておりました。ちょっと変わった歌とか、明和電気とかについて教えてもらったとですよ。

スパーク一発ふっとベー めいーわでーんきー♪(社歌)


・・・危うく洗脳されそうになりました・・・。
(たぶん手遅れ)




さて。
友人と別れて後、重い荷物を引きずりながら(半分はルルブ)到着しました、会場となる横浜プリンスホテル! 去年も来たけどやはりでかい! そして、近くのコンビニに群らがる、同志たち!
 
おまえら一目見てそれと分かるよ! 俺も人のこと言えんけどさ! 


・・・通路ですれ違った、一般の(この言い方もどうかと思うが)お客さんの視線が突き刺さります・・・。
当然無視ですが。

フフフ、ここはすでに、普通のホテルではない! 
TRPGファンの発する瘴気渦巻くヲタ次元なのだ!!

・・・言ってて虚しくなってきました・・・。




さて、到着がやや遅くなったので、ホテルに入ったのは夜も更けてから。
もちろん夕方からのイベントは終わっています。
でも、どんなんだか気になったので、エレベーターで一緒になった人に聞いてみたのですよ。
その人は、グループSNEの清松みゆき先生GMのソードワールド卓に入ったのだそうです。なんとも羨ましい限り!
しかし、感想を聞いたところ、ちょっと微妙な表情になってしまいました。

「・・・ちょっとイタい人がいまして・・・」

さすがは全国津々浦々から猛者の集まるJGC。一筋縄ではいかないようです・・・。


と、その場はそれだけで聞き流したんですが。
家に帰ってきてから愕然。

***

(2ちゃんねる卓上ゲーム板「【JGC】企業合同イベントスレその3【R.CON】」より転載)

733 名前: NPCさん 投稿日: 2005/08/29(月) 09:58:50 ID:yJX3yYMi
SNEセッションに当選して、無事SW卓に参加できたのだが(清松GM)
プレイヤーの一人に凄まじく痛いヒトがいた

 ボクのPCは「レンジ・ヒイラギ」です!
 あなたもわかるでしょ!?
 ボクは下がる男なんです!!!
 だから、ボクは「レンジ・ヒイラギ」。ああっっ!なんて不幸なPCなんだ~~!!

(黒犬クロ注・「柊 蓮司(ひいらぎ れんじ)」というのはFEAR社の「ナイトウィザード」リプレイなどに登場する人気キャラクター。レベルが下がったり学年が下がったりといろいろ不幸な目に合う)



これが金切り声でハイテンションでヒイラギヒイラギ連呼してるわけですよ。
せっかく当選してきたのに、雰囲気台無し。



マジで死んでくれと思った。みんなSW楽しみたくて来てるのに、お前はなにをしにきたんだよ。
清松GMの手腕や、他のPL(PC)の協力もあって
セッション自体は成功に終わったのは、せめてもの救いでした(リドルは解けなかったにしても)

セッション終わったあと、彼が先に部屋を出たんだけど
残ったみんなで「彼はヤバイ・・・」って話をしたわけですよ。
 
***

・・・

こいつのことかーー!?

JGCってのは怖いとこだあ・・・。(偏見助長)