2024.08.15(木)
私の好きな巨樹にボッカ栃ノ木がある
姫川温泉近くの旧道に立つ栃の巨樹である
歩荷(ボッカ)とは、荷物を背負って運ぶ人のことです
千国街道(糸魚川街道)は、塩の道と呼ばれ姫川沿いにある
葛葉峠のトンネル化前は、国道148号線でもあった
信州と越後を結ぶ交易路
難所の葛葉峠を越えるため
この栃ノ木の下で、牛や牛方や歩荷が一休みしたらしい
よって、ボッカ栃ノ木と呼ばれた
一樹森なす巨樹である
お盆からは実も熟し始めます
通る人もいないので、実は道に散らばっていました
実は結構おいしくて、栃の実煎餅や栃餅に利用される
実の利用には、あく抜きが必須である
千国街道
今は、人も車も通りません
誰がために 夏陽遮り 影落とす 千国街道 歩荷の栃よ
休憩画像(白馬大仏)
ボッカ栃ノ木の近くにある白馬大仏、お盆でも見学者は私一人でした
お盆につき大仏様でした