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物価高が気になるけど今の日本の経済状況ってどうなの?

2024-06-10 04:43:00 | 日記
現在の日本経済の状況はどうなのかまとめてみました。

物価と賃金
日本では消費者物価指数(CPI)が引き続き高い水準にあります。2024年の前半は物価上昇率が2%台を維持していましたが、後半には1%台に低下する見込みです。これは、物価上昇のペースが鈍化していることが主な要因です。

一方、実質賃金は依然としてマイナス成長が続いており、物価高によって個人消費が抑制されています。しかし、名目賃金は増加しており、2024年後半には物価高の影響が落ち着き、実質賃金がプラスに転じる可能性が高いです。

個人消費
物価高の影響で個人消費は低迷しています。消費者の実質購買力が低下しているため、消費の回復は鈍い状況です。しかし、賃金の上昇や減税などの経済対策が消費を下支えし、2024年後半には個人消費が回復に向かうと期待されています。

輸出と内需
輸出に関しては、世界経済の減速が影響し、期待が薄い状況です。特に米国と中国の経済減速が、日本の輸出にネガティブな影響を与えています)。一方で、企業の設備投資は堅調に推移しており、内需が経済成長を支える主要な要因となっています。

政府の経済対策
政府は2023年11月に追加歳出13.1兆円の経済対策を実施しました。この対策には、所得税や住民税の減税、低所得者向けの給付金、電気・都市ガス・ガソリン・灯油などの価格高騰対策が含まれています。これらの対策は家計の実質可処分所得を押し上げ、消費の下支え効果を期待していますが、その効果は限定的であるとされています。

まとめ
現在の日本経済は、物価高と実質賃金の減少という課題に直面していますが、賃金上昇や減税などの経済対策により、緩やかな回復を目指しています。輸出の見通しは厳しいものの、内需の拡大と企業の設備投資が成長の鍵となっており、2024年後半には景気の回復が期待されます。

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