今わが国で緊急の課題は国防でいえば韓国情勢であろう。政府は駐韓国大使を帰還されるが、その理由は緊急事態における邦人の保護と帰還対策であると説明されている。と言うことは北朝鮮有事が迫っていることを意味すると考えるのが自然である。ところが国会の方は、特に野党はいまだに森友学園問題に熱心である。野党政治家はこの問題に対しては選挙目当てで騒いでいる。これには二つのことが考えられる。一つは北問題は緊急の課題でなく、単に韓国のへの機嫌取りということである。もし半島に有事が迫っているのならば日本の政治家は能天気と言わざるを得ない。さらに通商問題やテロや移民や難民にどのように対処を議論しておかなければならない。こう考えると日本の政治家は政治をせず、政策は官僚任せで、法案を通すボタン押し役と言える。そのうちに議会の投票は議場でなく在宅投票で済ませるようになるかもしれない。この方が少なくとも税金を使わなくて良いかも知れない。
