今週読み終わったので、忘れてましたがUP。
藤堂さんのエッセイ、《男の勘違い 女の夢ちがい》
本人曰く、「宿題方式のエッセイ」と言う事ですが、
エッセイの題名を先に編集部から提示され、
その題名に基づき藤堂さんが書くという形だったらしい・・・
その題名は、こんな感じ?
中でも、「女は四十歳から」という題がある。
このエッセイは1992年頃書かれた物だから、バブル末期の時代。
今からざっと19年前の作品である。
その中で当時41歳だった藤堂さんは、女の魅力は四十歳から、
という時代が来るだろうと言っている。
正しく現代のアラフォーブームを、
予告しているかのような見解と意識が素晴らしい。
よくよく考えれば、20年前のアラフォーはといえば、
二十歳前後なわけで、
バブル期にボディコン姿で賑わっていた女性たち&予備軍?なのです。
結局のところ、昭和40年前後5年くらい?生まれの女性たちが、
20年前も今も、文化や話題の中心にいるのです。
と言う事は、10年後は50歳前後の女性たちの生活や文化が、
時代の中心となって行くのかな・・・?
ちょっと時間があったので、
立て続けに江國香織さんの《つめたいよるに》も読み終わりました。
短編集ですが、江國さんの感性は、ちょっと風変わりで興味深いです。
採り上げる内容は普通の出来事ですが、
よくある斜めから物を見るなんてではなく、
何か異次元から物を見ているような捉え方が不思議な感じです。
かといって、異質な感じではなく、静かに鋭く一刺しすると、
何も無かったかのように穏やかに普通の世界へ戻ります。
変わった人との遭遇は、
楽しいです・・・
藤堂さんのエッセイ、《男の勘違い 女の夢ちがい》
本人曰く、「宿題方式のエッセイ」と言う事ですが、
エッセイの題名を先に編集部から提示され、
その題名に基づき藤堂さんが書くという形だったらしい・・・
その題名は、こんな感じ?
中でも、「女は四十歳から」という題がある。
このエッセイは1992年頃書かれた物だから、バブル末期の時代。
今からざっと19年前の作品である。
その中で当時41歳だった藤堂さんは、女の魅力は四十歳から、
という時代が来るだろうと言っている。
正しく現代のアラフォーブームを、
予告しているかのような見解と意識が素晴らしい。
よくよく考えれば、20年前のアラフォーはといえば、
二十歳前後なわけで、
バブル期にボディコン姿で賑わっていた女性たち&予備軍?なのです。
結局のところ、昭和40年前後5年くらい?生まれの女性たちが、
20年前も今も、文化や話題の中心にいるのです。
と言う事は、10年後は50歳前後の女性たちの生活や文化が、
時代の中心となって行くのかな・・・?
ちょっと時間があったので、
立て続けに江國香織さんの《つめたいよるに》も読み終わりました。
短編集ですが、江國さんの感性は、ちょっと風変わりで興味深いです。
採り上げる内容は普通の出来事ですが、
よくある斜めから物を見るなんてではなく、
何か異次元から物を見ているような捉え方が不思議な感じです。
かといって、異質な感じではなく、静かに鋭く一刺しすると、
何も無かったかのように穏やかに普通の世界へ戻ります。
変わった人との遭遇は、
楽しいです・・・