素焼き焼成について
素焼き焼成の温度は800℃前後です。
作品はしっかり乾燥させているつもりでも
水分が多く含まれていることが多いものです。
ですから、素焼きをするときには、窯の温度を
慎重にあげていく必要があります。
400℃~500℃に上げるときには少し注意が必要です。
粘土には結晶水という水分が粘土の中に含まれているからです。
結晶水はだいたい450度くらいの
温度で分解され放出されます。
この時、うまく放出されないと、
ひび割れなどができます。
これを防ぐにはやはり、
時間をかけて、じっくり乾燥し、
結晶水をできるだけ少なくすることですね。
皆さん、気を付けてくださいね~。