Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

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自他共有感覚を持つーその2

2019年01月17日 12時31分50秒 | 天地人
・感覚は人それぞれ異なるというのは、

本当にそれが証明されるかと言うのは別にして

相手と感覚を共有できるものがあります。

それのひとつが武術だということは古より知られていました。

おそらくは、室町時代であったろうと推測できます。

その感覚は、それがわかる師に教えてもらわない限り自得するのは困難だと

思いますし、ほぼ無理なことです。

新・基本アレンジクラス1.のレッスンテーマがその感覚を知り・使うことなんですが

一回でなんとなく出来るひともいれば、何回と受講するうちにわかってこられる場合もあります。

では何故、その種の感覚が武術では必要なのかということです。

それは、相手を自分のことのように扱える。

これにつきます。

相手に言うことを聞いてもらうと言うのは、難しい。

でも相手と自分の境界を取り去ることが一瞬でも出来るならば、それも難しくない

この考えが戦術として使われている

これが太極拳であったり合気道であり、柔術であり空手であるものと思います。

勿論ながら、戦術は唯一というものじゃありません。

あくまでも技術のひとつともいえるわけです。

相手と自分がひとつですというのは、境界がない、区別がないという感覚です。

レッスンの中で、@@という感覚はどうして共有されているとわかるのかといいますと、

同じ現象が物理的におこるからです。目に見えてわからされるからです。

その感覚を消し去ったら、相手が崩れるということもおきません。

それは、相手と自分が別々のもの(物体)だからです。

しかし、意識の共有が起きれば、自分がしゃがめば、相手も下方向に崩れていきます。

ウソだというひと、そんなことないよ、やらせだというひと、そんなこと経験したことない・・・

そうなんですよ、こういう技術(秘伝といってもいいのですが)は使える方がまだ超がつくくらいの少数派ですから

あまり知られていないだけです。








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