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Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

すべての太極拳共通のシークレット・テクニック伝授の教室ブログ

ふつう その4 江戸以前にもどりましょう

2018年03月13日 19時11分51秒 | 太極拳
・当会の武術で教える技術は

 その柱は江戸時代以前のものです。

 その室町時代末期~江戸幕府成立までには完成している

 諸々の文化をレッスンではお伝えしています。

 茶道も江戸時代以前の文化

 室町時代にはふつうの事もそれ以降は

 ふつう

 ではないものに変ってしまいました。

 もちろん失伝したものもたくさんあり

 ちまたに埋もれている口伝もあるでしょう。

 私は出来るだけその辺りを生徒さんの進捗に合わせて伝え教えたいと思っています。

 私の言う”ふつう”は

 テレビなどマスコミの言う「普通」ではありません。

 むしろ世間の普通は、冷静に考えても普通じゃないと思います。

 テレビも限定したチャンネルしかないし

 上から下まで拝金主義だし

 日本の公立学校と外国(インターナショナルスクール)の学校とはまた違いますし

 小学校で教諭として勤務経験がありインターナショナルスクールの物活動でも指導している経験から

 日本の学校は、集団主義で研究テーマなどを与えて、

 あるテーマを掘り下げて学ぶというシステムが不完全です。

 だからソフトに関しては日本人は苦手なものです。

 日本の文化を積極的に学ぶ日本人も極端にすくないのも特徴です。

 茶道の講習に出向いても女性がほとんどです。

 私の茶道の師は、80歳を越えられた女性ですが(本日も2時間稽古を受けさせて頂きました)

 先生は言われていました。

 「男性の先生のほうがきちんと教えてくれる・・・」

 私は師が何を言わんとしているかが解りましたが

 稽古では一切口応えや意見は言いません。

 言えない空気がお稽古場にあります。

 そんなピーンと張り詰めたり、また少しゆるんだりもしますが

 稽古とは主体的に学びとるものです。

 教えてもらおうという、そんな意識ではなにも身に付かないものです。

 17歳から表千家の茶道を指導していただいてもう40年ほどになりますが

 茶道は未だに発見の連続です。

 それだから続いているのかもしれません。

 ”ふつう”とはを茶道の中に見出す旅はつづきます。
 

 

 

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