goo blog サービス終了のお知らせ 

熊本海援隊

Kumamoto kaientai

【教育勅語】十二の徳…その九 『徳器成就』

2008年03月01日 | Weblog
『徳器成就』

人格の向上につとめましょう。

広辞苑を開いてみますと…人格とは人柄。向上とは上に向かって進むとあります。また、人格とは人間の品格とも書かれています。これを私なりに解釈しますと『人間として自分の品格について、現状に満足せずもっと自分自身の発展を高めるようにつとめること』と解きます。

 さて、自分自身を成長させる為には何が必要なのでしょうか?ある人がこんな事を言っていました…『3感を磨け』と…3感とは感性・感動・感謝です。
 感性とは、ものを深く感じることの出来る性質や能力です。感動・感謝については普段からよく使う言葉ではないでしょうか。ここで間違ってはいけないのは、この3感を磨く順序です。
 物事には順序があり、ここでも然りです。先ずは、感性を磨かなくてはなりません。先にも言いましたが、ものを深く感じることが大切です。普段、何気無い生活の中には素晴らしいものや美しいものが沢山あります。それは、夜空に輝く星や景色の移り変わりに気付くこと…花などがわかりやすいですね。花には生命があり育てる人により寿命も変わります。自分の身の周りを、確り目を開いて見て下さい…耳を澄ませて聞いて下さい…そして全身で感じて下さい…要するに先を見つめる事も大事ですが今を見つめる事が大切なのです。
 そうすることにより感性は磨かれます。この確りとした感性がなければ、いくら感動や感謝をしても上辺だけのものでしかなり得ません。
 
感性を確り身に付けた後に、いろんな事に感動し、初めて心から感謝が生まれてくるのです。

 この3感は人により感じ方も深さも違うでしょう。しかし、これを身に付ける為に日々努力することは自分自身の成長に繋がるのではないかと感じています。特に考え方が柔軟な子供への教育の際「将来を考えなさい」もよろしいですが…今を確り見つめさせ、この「3感」が身に付くような教育をお勧めします。

『徳器成就』

人格の向上につとめましょう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿