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くぼじーじるーむ

NHK 「ちりとてちん」が終わってしまう(トホホ)【第16~20週】

第16週 「人のふり見て我が塗り直せ」
1月14日(月)~1月19日(土)
夫婦間のすれ違いから、草々(青木崇高)が家を出てしまった。ショックを受ける喜代美(貫地谷しほり)だが、草々が小浜にいることがわかる。けんかは取り返しのつくうちに仲直りしたほうがよい、と草若(渡瀬恒彦)に諭され、喜代美は小浜に駆けつけ自分が言いすぎたと謝る。だが草々はこのまま小浜に残る、と言いだす。喜代美が生まれ育った土地でもっと喜代美のことを理解したい、それで自分の思うような女性でなかったらそのときは別れる、というのだ。 驚く喜代美だが、正典(松重豊)はすっかり草々の味方になっていた。実は糸子(和久井映見)も夫婦げんかで家を出て、魚屋食堂に身を寄せていたのだ。いずこも夫婦げんかのさなか、順子(宮嶋麻衣)の様子がおかしいのに、喜代美は気がつく。その夜、喜代美は草々と話しあい、二人で自分が育った町を見て歩こうと提案する。だが翌朝。 夫婦そろって仲直りのハイキングに出かけようとした時、順子が喜代美のもとに相談に現れる。その思い詰めた様子に、喜代美は草々との約束をすっぽかして、順子を迎え入れてしまう。いつもとは逆の立場で始まった順子の相談は、喜代美の思ってもみなかったことだった……。

第17週 「子はタフガイ」
1月21日(月)~1月26日(土)
順子(宮嶋麻衣)と友春(友井雄亮)の結婚騒動は丸く収まったが、糸子(和久井映見)と正典(松重豊)の夫婦げんかは続いたままだ。なんとか仲直りさせたい喜代美(貫地谷しほり)の前に、突然五木ひろし(五木ひろし)が現れる。どうしたら夫婦を仲直りさせることができるだろうか、という喜代美の相談に、五木ひろしは「愛し合う気持を思い出させてあげればいい」とアドバイスする。喜代美は草々(青木崇高)と二人で夫婦落語会を開くことを思いつく。夫婦二人で仲良く落語をする姿を見せれば、糸子と正典も仲直りするのでは、と思ったのだ。最初は張り切る喜代美だが、かつてのさえない自分を知っている小浜の人々の前で落語をすることに、次第にプレッシャーを感じ始める。そんな喜代美の心配をよそに草々は純愛物の「たちぎれ線香」を高座に上げることを思いつき、喜代美に三味線でおはやしをしてほしい、と頼む。しかも五木ひろしが再び和田家に現れ、夫婦落語会のゲストとして自分が一曲歌いましょう、と言いだす。これなら糸子も間違いなく来るだろうと喜ぶ喜代美。だが落語会当日に思わぬことが起きる。

第18週 「思えば遠くへすったもんだ」
1月28日(月)~2月2日(土)
年季明けから三年が過ぎた喜代美(貫地谷しほり)。草々(青木崇高)と無事に籍を入れ、落語でも徒然亭若狭という高座名で活動中だ。そんな喜代美の最近の悩みは、お客さんの笑いがだんだん減っているような気がしてならないこと。思い余って草々に相談するが「男が演じてきた落語を女が演じているからでは」とあっさり言われてしまう。ショックを受ける喜代美だが、あまりに根本的な問題に、解決法はすぐに思いつかない。気になる喜代美はさらに、四草(加藤虎ノ介)や草原(桂吉弥)、小草若(茂山宗彦)に相談する。喜代美の悩みを聞いた兄弟子たちは、それぞれの立場からアドバイスするが、喜代美にはピンとこない。一方、小浜で落語会を行った草若(渡瀬恒彦)は、糸子(和久井映見)の元を訪ねていた。二人でお茶を飲みつつ、草若は弟子それぞれとの出会いを語る。その夜、小浜から戻った草若に向かって喜代美は落語が受けない悩みを相談するが、草若は思いもしなかったアドバイスを喜代美に与える。

第19週 「地獄の沙汰もネタ次第」
2月4日(月)~2月9日(土)
自分の落語に自信がもてない喜代美(貫地谷しほり)は草若(渡瀬恒彦)に相談するが、なぜか「創作落語をやってみたらどうか」と言われてしまう。草若の真意を測りかねる喜代美。 草々(青木崇高)に聞いても「一門では誰もやったことがない」と言うばかり。一方、草若の容態が気になる糸子(和久井映見)が大阪に訪ねてきて、当分ここにいる、と言いだす。 翌日から草若は突然、落語の大ネタ「地獄八景(じごくばっけい)」のけいこに励み出す。 そのあまりの面白さに喜代美はいつか教えてほしい、と頼むが、草若は「お前には教えられない」とにべもない。しかもそろそろ離れから出て、ほかに住むところを探してほしい、と言う。 師匠の不可解な言動に、喜代美はついに見放されたのでは、と思いこんでしまう。ある日草若は弟子全員を集めて、大阪に落語の常打ち小屋を改めて作りたい、と言いだす。 師匠のあまりに唐突な言葉に、四草(加藤虎ノ介)をはじめ弟子たち皆でいさめようとするが、草若は自ら天狗芸能にかけあう、と言い張る。いつのまにか遠い存在になってしまったかのような草若に、喜代美は改めて理由を問うのだが……。

第20週 「立つ鳥あとを笑わす」
2月11日(月)~2月16日(土)
草若(渡瀬恒彦)の命があとわずかであることを知らされた喜代美(貫地谷しほり)たち。 草若は病を押して「地獄八景(じごくばっけい)」を演じる。そして次の天狗座公演でこのネタを、草々(青木崇高)、草原(桂吉弥)、小草若(茂山宗彦)、四草(加藤虎ノ介)の四人で分けて演じてほしい、喜代美にはその前座で創作落語をしてほしい、と頼む。早速それぞれのけいこに励む弟子たち。喜代美は創作落語のネタ作りをしつつ、幼いころの正太郎(米倉斉加年)との触れ合いや落語との出会いを思い出す。一方、草若も今までの喜代美との思い出を、糸子(和久井映見)や小次郎(京本政樹)、奈津子(原沙知絵)らと語らう。ずっと喜代美を追い続けてよかった、と話す奈津子に、草若は「徒然亭若狭がどんな落語家になっていくかを最後まで見守って、書き残してください」と頼む。そして迎えた天狗座の公演前夜。草若は外出許可をもらい、草若家で久々に一門揃っての食事を取る。それは師匠との最後の夕食だった。食事の途中、草若は弟子一人一人の名前を呼び、「ありがとう」と伝える。

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