休みのために働くあなたへ

休暇を満喫するためには法律や求人票を隈なくチェック

求人で年間休日をチェックする際の注意点

2024-06-06 04:54:33 | 求人票

求人票には労働条件の概要が記載されており、休日に関する規定が記載されていることが一般的だ。休日に関する規定の記述方法には例えば週休二日制、完全週休二日制などといった書き方がある。週休二日制とは1か月に一度は一週間に2日休暇がある休暇体制のことである。一方で完全週休二日制とは毎週2日休日が設けられている休暇体制のことであり、完全の二文字だけで大きく意味が異なるので注意が必要だ。ほかにも一週間に1日以上の休みが設けられている週休制、原則週休制で隔週で2日休みが取れる各週休二日制といった体系もあるため、求人票を読む際はよく確認しなければならない。さらに年間での合計休暇日数である年間休日総数の表記がある場合が多い。その数字からどの程度の休日が得られるかを事前に把握することが大切だ。労働基準法の基準に則って算出される最低の年間休日数は105日程度である。会社の規模や業界によって異なるため会社を選ぶ際の視点となりうるものだ。さらに一年間で有給休暇が何日取得できるのかを示す年次有給休暇日数という指標もある。突然の体調不良等に対応するためには必要な休みであるが、年次有給休暇数は年間総休日数のカウントには含まれていない。一方、お盆休み、年末年始の休み、ゴールデンウィークなどの大型連休は年間総休日数に含まれている。求人票の年間休日を読み解くにはコツが必要であり、事前に知識を整理しておくことで休日について勘違いのない選択をしたい。・・・〈<年間休日>ホントのところ〉・・・


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