毎年参加する実家のお盆のお祭り。
今年はすっかり要領も覚えた子供達は、私達を残して先に家を出た。
私が食事などをゆったり終えて向かった時には子供達はすでにマイクを握っていた。
去年マイクで合いの手を入れる役目をさせてもらってから、すっかり乗り気で「自分の仕事」くらいに思っている。
子供達がワラワラ寄ってくる。
皆マイクで合いの手を入れたいのだ。
一番大きいこいちゃんが仕切り役になり、小さな子にまでマイクを上手に回していく。
上手な合いの手もあれば、タイミングがずれた合いの手もある。
けど、大人たちはとっても温かな目で見守ってくれるのだ。
こいちゃんといっくんの間でも仲良くマイク交換が行われる。
大人が傍にいないとなると、子供だけの世界で上手にやっていくらしい。
今年はとうとうこいちゃんといっくんは太鼓をちょっとさせてもらった。
不思議とリズムをつかんでいて、上手に側面の部分を大人と一緒に叩いていた。
来年は太鼓の座を狙っているらしい。