今回はたくさん八朔を収穫させてもらえる!
ワクワクしながら帰省した金曜日の夜。
あいにくな事に、翌日からは雨・・・
子供達は退屈するし、私も火を熾すのもテンションが上がらず室内でだらだらと過ごすことに。
それでも外に出たいいっくんは、伴侶と山歩きをしたり、八朔の収穫を手伝ったり、と珍しく協力的。
この度は毎年大きな実をつけてくれる安政柑も収穫時期となっていた。
今回は極力摘果を抑え、たくさんの実を頑張ってつけたと言う安政柑。
それでも一著前な大きさである。
子供達にかぶらせるため普通の蜜柑の様に皮を剥くのは一苦労である。
グローブのような大きな手をしたおじいちゃんでも「く!く!くぅ~」と思わず声が漏れるほど。
こいちゃんは持ち帰ったアリスの服(?)に着替えて「安政柑の儀」である。
我が家では毎年(もっと小さな頃から・・・今年で何年目だろうか?)こうやって頭にかぶり写真撮影をするのがお決まりとなっている。
別にこの儀式を行ったからと言って、無病息災とか、かしこく育つとか、ご利益があるわけではないが、どんどん子供達の頭には小さくなって行く安政柑の皮が子供達の成長を教えてくれるようで、何故か一家そろってこの行事が好きなのである。
今年も無事に儀式が終わって、「ほ!」っとした、実に平和な家族の1コマである。