きつね の 足跡

お気楽お兄さん の 気ままなお散歩日記。

やっぱり光は ほんとに素敵なんだ…  (一青窈)

「窓を開けたら」

2007-02-22 23:42:31 | シネマ
 石原さとみちゃんのデビュー作にして、
窈ちゃんの「音木箱」が主題歌を務めた4年前のドラマ。

 
 放送された当時、ちょうど舞台になってる町の近くに住んで居ました。
その時の私も、怪我からの回復を焦って少々 心のバランスを失っており、
東京から逃げるように山里に住み込んで働いていました。
それ故、とても生々しく思える話しで、
「生意気な、いまどきの甘えた子の話しなんて観たくない!」と、
あの日は観る事を拒んでいました。
というより、同僚とも打ち解けられず滑る気にもなれず、
毎日 ただ犬と遊んでは温泉に浸かってたかな…?
既に窈ちゃんの唄にはとても惹かれていて、
近くの町で「月天心」と「大家」は買って来ていましたし、
とても気にはなっていたのだけれど…
そもそも毎日ゲレンデでも、働いてたロッジでも、
「もらい泣き」と「大家」が流れまくってたしねぇー…(笑)

 それ以来、縁が途切れてしまったみたいで、
季節がズレちゃったりビデオが手に入らなかったり、
なんだかんだでなかなか観れなかった一本でしたが、
やっと昨日 観れました。
観る気になれたというべきかな…?
先日、やっとあの村を訪ねる事が出来て、
ずっと心の中に在った、もやもやとした忘れ物を、
取って来れたからかもしれません。

 今、こうしてみると素直に観れるし、
登場人物たちの心の揺れがよく判るのです…
それにやっぱり、雪はいいなぁ。 
            森は気持ちいいなぁ。 
                  帰りたいなぁ。

40分程と、短くシンプルなドラマですが、
その簡潔さが却って訴えかけてきますね。
なんだか、心の中を気持ちよく洗われるようなドラマでした。
ラスト・シーンも秀逸です。


 そして…
窈ちゃんの声・唄は、やはりそれだけで、既にドラマとして存在しますね。
一本のお話しと同じくらい、いやそれ以上に想いや感情が詰まって溢れています。
改めて感じ入ってしまいましたし、久しぶりに涙がこぼれました…
いつ以来だろう…?
窈ちゃんのMaxiで、どれか一枚だけと云われたら、
私は未だ「大家」を選ぶのでしょう。


 ドラマのテーマは再生と癒し、自らを認め許すこと。
「失って、また始めて…」です。
 観てよかった。
自分自身、なんだかとても楽になれました。


 ちょうど明日は、彼女と一緒に雪の森を訪れて来る予定です。
まだ、ブナが水を吸い上げる音を聴くには、早いのかな?


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
DVDも。 (foxtail)
2007-02-23 00:31:00
勢い余って、DVDも御購入してしまいました。

まあ、窈ちゃんのアイテムとも云えるしね…(苦笑)
水 音 (音木箱)
2007-02-23 18:43:43
おっしゃる通り、窈ちゃんの詩は、物語を紐解くように、迫ってきますね。
窈ちゃんの歌が流れるそのドラマ見たくなりました。

森のマザーツリーは、すでにすぐそばに・・・

大阪フェス、チケットまだゲットならずです。
よろしく (アロハシャツ)
2007-02-24 11:29:31
朝起きて掃除して洗濯してココ読みながら・・・
はぁ~、ぼくもアノ頃はきつかったなぁ、とか思い出してました。

ぼくはリアルタイムで見たんですけど
画面の右下かな?
 「唄 一青窈」 の文字を見たときは胸が熱くなったなぁ。。

んなこんなを思いながら最後まで読んだら、
カノジョと一緒なの?

はぁああああ、いいなぁ。。。(笑) 
雪の森も乙なものでした。 (foxtail)
2007-02-25 00:56:39
>音木箱さん
 なんだか記事を書いてて、
音木箱さんの名前を連呼してる気が…(汗)

 お堂の書き込み読みました。
チケット、取れたんですね!
おめでとう御座います。
四ヶ月振りの窈ちゃんの唄、楽しみですね♪

では、春爛漫の大阪で!


>アロハシャツさん
 いやいや、どうも…(汗)
今は、彼女に介護されてるようなもんです。
彼女と居ると、どうやらまともで居られるのですが、
独りで居ると、ジェットコースターの様に、
スゴイ勢いで上がったり下がったり…

 今回も彼女に付き添って貰いました。
悪天候故、森の中にはあまり入らず、
滑って遊ぶだけになりましたが、
いいリフレッシュになりましたよ。
次へ行く為のヒントも見つかったしね。

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