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■ドラッグストアの仕事環境は悪くない
薬剤師の資格を取得した者がドラッグストアへ就職を考えた時、たいていは“専門外”の仕事をするということに対しての不満感を抱きます。
ドラッグストアでは薬剤師独自の仕事内容以外にも、品出しやレジなど必要に応じて雑務の類を行わなければなりません。
また、営業時間も長いところだと24時間営業しているようなドラッグストアもあるので勤務時間や残業なども気になる部分かと思います。
そんなドラッグストアですが、中には週休2日や残業などが少ない職場があるというのも事実です。
そのうえ、大手のドラッグストアでは福利厚生もしっかりとしています。
給料に関しては、一般的な調剤薬局の初任給と比べると5万以上高いということもあります。
ただ、薬剤師の募集数は各ドラッグストアにおいては何人も採用するわけではありません。
調剤薬局と比べれば扱う医薬品の数が少ないわけですから、常に何人もの薬剤師が必要かと言えばそうではないのです。
しかし、何かと条件を考えてみればドラッグストアへの就職は悪い条件ばかりではないかと思います。
いわゆる“専門的”な仕事とされるものや、それぞれが望む仕事内容によっては適さない環境であるかもしれません。
しかし、希望した就職先に自身が希望していた仕事環境があるかどうかなんてわかりませんから、よほど明確な比較対象が無ければ無意味でしょう。
それと、目先の給料にひかれて就職するというのも悪くはありませんが、薬剤師として働くことを忘れないように。
そこまで薬剤師にこだわりがないと言われればそれまでなのですが、薬剤師としての成長やそう行った部分に力を入れてくれる企業を探すのも一つの手です。
なので、“専門的”な仕事が少ないとか、雑務が嫌だとかでドラッグストアを軽視するのは非常にもったいない。
というか、雑務などどこでもあります。
なので、冷静にメリットやデメリットに焦点をあてて職場選びをしましょう。
どこで働いても、薬剤師のような専門職は日々勉強です。
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