ちびたのつめとぎ

のんのん日和vol.215



ブログをご覧の皆さま、
『ちびたのつめとぎ』にようこそ!


猫のちびたをこよなく愛す、
のんのんと申します。


ノウゼンカズラ。


オレンジ色に連なる花。


花の名前は祖母が教えてくれた。


農家だった母の実家から、畑まで歩いて5分。


その行きがけ、オレンジ色にみとれていた私に祖母が気づいた。


「ノウゼンカズラというんだよ」


祖母は、教えられるのが嬉しそうに答えた。


畑までの道のりを2人で歩く。


切り取ったような、私と祖母の思い出。


今はもう、どこにもない風景。


私の心にある優しい風景。


それでは、『のんのん日和』をお送りします。



明日に

生きる意味が何にもなかった頃

暗闇にカーテンがゆれるのを

ただ怖くてみつめてた

ゆらゆらとたよりなく

ただそれだけのことが

明日を未来を

信じなくさせていて



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