こんにちは、ころなです。
マミー(´・ω・`)が入院しました。今後、ちょっと更新やコメント対応が遅れがちになりますので、ご了承ください。
ちなみに、容態はそんなにひどいものではありませんのでご安心ください。
さて、今回は病院で時間待ちするために買った本をネタにしようと思います。
ずっと気になっていた新書シリーズ『2ちゃんねる新書』です。
黄色と黒の印象的な表紙をご存知の方もいると思います。
私も気になっていたひとりで『嗚咽』、『オカンからのメール』など店頭で手に取るものの悩ましくも買うことなく今に至っています。
他の本は図書館で借りようかと思います。
で、今回はそのシリーズの最新刊『笑える中国』です。
全体的な感想を言うと、ページを開くたびにインターネットを通じて知っていた去年の出来事が中心に取り上げられているので何だかアルバムを開いてみているような感じがしました。
笑えたのはパクリ遊園地のところまでです。ページ数にして約40ページくらいです。1冊約190ページで構成されているので大体5分の一までが私規格で笑いネタそれから後はシュールなネタが続いているのです。
・なんでもペイント→だんだんパンダもペイントの結果ではないかと疑いたくなるテクニック
・川や海に魚が大量に死んでいるのに「大漁大漁v」と喜ぶ近隣住民→環境教育が行き届いていないのは分かるが「何かがおかしい・・・天変地異の前触れか?」と思わないのか?
・普通に作っているのにできるのは毒→まさか今年ギョーザがその品目に加わりここまで被害が日本国内で表面化するとは思っていなかった私はまだ平和ボケしていた・・・orz
・許容人数無視の雑技団的運転事情→終戦直後の買出し列車の屋根にも乗客というレベルではない。
・ネズミ増えすぎて窮鼠猫を喰うが普通に→うぞうぞいるネズミに数えるほどの猫で対抗できるとなぜ思えるのだろうか?
インターネットがあったからこれらのことを前もって大体把握していたので、驚きはあまり無かったのですが、この本を2ちゃんねるやインターネットでの情報を仕込むことなくいきなり読むことになった人はものすごく驚いてしまうことは確かだと思います。
しかし、ここまで書いてぶんか社の仕掛け人はわざとこの時期にこの『笑える中国』を当ててきたのはかなりインテリジェンス(「知識がある」という日本における一般的な意味ではなく本来の「情報を戦略的に扱う」というニュアンス)のある人物であることは確かかもしれません。
今、中国や韓国は旧正月です。(根拠は長崎のランタンフェスティバルが始まってからです。このイベントは中華街のお祭りが大規模化したものです。もともと中国から来た人のためのお祭りなので、向こうのお正月に合わせて開催されています。)
彼らは日本と同様にこういう時期故郷で過ごすために帰省します。
もちろん日本よりも広いのでそう混みあうことは無いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、さにあらず。
猛烈に混みます。
ただでさえ人数が多い国です。
日本のように飛行機、列車、車、船と出稼ぎに来た労働者が簡単に選べる移動手段はそんなにありません。島で構成された国土ではありませんから船の選択肢もあまり有効ではありませんので、陸路が中心になります。
ネットのニュースを見れる人はご存知かも知れませんが、中国でも豪雪で交通機関が麻痺してほとんど災害難民状態で党の上層部のおえらい方が慰問(正確な表現が思いつきません)しにいかないといけない事態です。
その上、エネルギー不足が起きています。
まさに今帰省する親族を受け入れる地方にも電力不足らしいです。
なぜそれが起きるのか一瞬私も分からなかったです。
最初はものすごい豪雪が起きているので、急激に暖房需要が伸びてエネルギー不足になったのだと思いました。
それだけではありませんでした。
豪雪で列車が通れなくなり、火力発電所の燃料である石炭が不足する見込みになったので、石炭がスムーズに届くようになるまで節約しながら発電しないといけない事態になっていると報じられていました。
・・・ととにかく今中国の人々の関心は「無事に帰省できるか?」に集中しています。五輪にも集中しているかもしれませんが他の時期よりも低いのは確かです。
また、五輪を控えたこの時期に大過なく開催することを念頭にする政治担当者たちはうまく帰省できなかったりした日には暴動が起きるは簡単に予想できます、だからわざわざ慰問しに行ったともいえます。
つまりこの時期なら「こんな国で五輪って開催できるのか?」的なフレーズがたびたび出る『笑える中国』が出してもぶんか社に当局は圧力をかける暇は無い・・・2ちゃんねる新書で儲けようとする仕掛け人が2ちゃんねらーの関心時の一つ『特亜ネタ』を見逃すなんてあり得ません。むしろこれがしたかったんじゃないのか?と思っています。これまでの特亜ネタの本はそれなりに売れていますから。
もちろん、計画を立てた時点で仕掛け人は豪雪などの異常気象を予想していたわけでは無いでしょう。さらには『笑える中国』が世に出回る時期に毒ギョーザ事件が起きることも明確には予測していなかったでしょう。おそらく。
ただ、例年この時期ならば自分のことで忙しくなるだろうから比較的に『特亜ネタ』を出しても文句をいいにくる可能性は低いと踏んでいたはずです。
だから出版計画もここに合わせていた。
それまでは、従来の新書のイメージをもつ一般読者層に食い込むために比較的穏当な『お笑いネタ』『赤恥ネタ』『家族愛ネタ』などで一般のねらー以外の読者層を囲い込む作戦を淡々と続けいていたとも思えます。
私も最初は比較的にまじめな内容の多い新書で2ちゃんねる系が売れるのだろうか?と懐疑的でしたが、『オカンからのメール』あたりでこれは結構普通の読者層も取り込めるかもしれないな・・・と思いました。
なぜなら、これは親とメールをやり取りしている若者(?)が親からのメールにどういう考えを持っているのか?ということを彼らの内輪的な内緒話の形をとった『生の声』のように思えたからです。
パラ見しただけですが、内容はかなりストレートです。でも、読んで嫌な感じはしませでした。むしろ、読み進めていけば、親からの愛情を照れつつ、困りつつ、愛情を返そうとするちょっと不器用な若者の姿が自動的に出来上がるのです。ちょっと鼻の奥がツーンとする副作用がありますが・・・
これは既存メディアで流布されている2ちゃんねるのイメージ=便所の落書きを破壊する効果が大きいと思います。
新書を買う人はたぶん男性の中高年が多いと思います。ずばり団塊の世代。私の地元の本屋で新書の棚で立ち読みするのは大体この層の人が多いです。たまに若い人もいますが、女の人はあまり見かけません。大都市では少し事情が違うかもしれません。
さて、この世代の人の子供はおおむねPCに触りなれている世代です。つまりその人の息子や娘はねらーの可能性が高いです。
彼らとの交流でメールは結構使われるツールです。でも、団塊の世代のすべてがメールをうまく使えているとはとても思えません。理由はさんまさんが出ている某バラエティ番組の女子大生や女子高生にメールを添削してもらうというコーナーは長続きしています。このコーナーはは我が家でも人気です。たぶん需要があるはずと思っていました。
私はそこに駆け込んでいるようなお父さんたちが意外とこの『オカンからのメール』を読みふけっているような気がしてなりません。自分が書き送ったメールをどう思っているのだろうか?と思いながら。
実際、その後、『父が作った忘れられないもの』というものも出ました。つまり、結構お父さん世代を取り込みつつあると考えてもいいのかもしれません。おそらく、『オカン~』の読者カードにお父さんたちの情報が多く見られたのだと思います。
そう、既存メディアの囲い込まれている層の一つ団塊の世代のお父さんがじりじりとねらーよりになっている、とも考えられるのです。既存メディアの牙城が崩されつつあります。この現実を彼らはどう見ているでしょうか?
カバーには「毎月2日発売」と書かれています。これはほとんど月刊誌状態です。
つまり、今後一般的にも受けるネタと今回のような結構きわどいネタが波状的に出版されると私は予想しています。戦略的に。
今後、軍事、政治、外交、特亜、など既存メディアが規制してきた分野をジョークを交えつつ2ちゃんねる風味で流してくれるのを少し期待しています。もちろん、一般にも受けるネタも。
早いうちに運スレも新書でさりげなくデビューしてくれないかな?とちょっと無理かもしれない期待もしてしまうのでした。
★ころなが考察した2ちゃんねる新書仕掛け人の戦略まとめ★
戦略目的:新書の市場で2ちゃんねるネタを使って儲ける
戦略対象:新書を買う人(中高年男性が中心(と思われる))、2ちゃんねるファン
目的を達成するポイント:儲けるためには鉄板支持層(ねらー&ファン層)を維持しつつ、より多くの新規客層(団塊の世代など)を開拓する必要がある
新規客設定:普段新書を買うが2ちゃんねるにはあまり知識が無い(名前は知っているがどんなものかは知らない)層
目的を達成するための戦術:最初は2ちゃんねるファンも新書を買う世代が気になるネタを取り扱ったスレをまとめて本にしてコンスタントに出し続ける。新規客も敷居が低いお笑いや家族ネタなどであれば物珍しさも手伝って手に取ってくれる可能性が高い。新規客が慣れてきた&元からのファンが焦れてきた頃合を見計らってちょっとディープなテーマをまとめて出す。できれば旬のネタが良い。またあまりにもマニアなネタだと新規客を逃す可能性が大きいので、間に毒気の少ないテーマの本をいくつか挟んでおく。マニアなネタを出す際は妨害も考えられるので妨害する個人、団体などが身動きが取れない時期を厳選するのが望ましい。
※注意※
このエントリーを書いている今は中国の交通事情や豪雪被害も解消されているかもしれません・・・何しろちょうどこの前の金曜日にマミー(´ω`;)が入院することになりいろいろな準備に追われ、その後も消耗品の買出しなどをしていて近隣諸国のニュースどころではなくなっていましたので、事態が緩和されている可能性もあります。逆の可能性もありますが・・・
マミー(´・ω・`)が入院しました。今後、ちょっと更新やコメント対応が遅れがちになりますので、ご了承ください。
ちなみに、容態はそんなにひどいものではありませんのでご安心ください。
さて、今回は病院で時間待ちするために買った本をネタにしようと思います。
ずっと気になっていた新書シリーズ『2ちゃんねる新書』です。
黄色と黒の印象的な表紙をご存知の方もいると思います。
私も気になっていたひとりで『嗚咽』、『オカンからのメール』など店頭で手に取るものの悩ましくも買うことなく今に至っています。
他の本は図書館で借りようかと思います。
で、今回はそのシリーズの最新刊『笑える中国』です。
笑える中国 (2ちゃんねる新書) | |
2ちゃんねる新書編集部 ぶんか社 2008-02 売り上げランキング : 14873 Amazonで詳しく見るby G-Tools |
全体的な感想を言うと、ページを開くたびにインターネットを通じて知っていた去年の出来事が中心に取り上げられているので何だかアルバムを開いてみているような感じがしました。
笑えたのはパクリ遊園地のところまでです。ページ数にして約40ページくらいです。1冊約190ページで構成されているので大体5分の一までが私規格で笑いネタそれから後はシュールなネタが続いているのです。
・なんでもペイント→だんだんパンダもペイントの結果ではないかと疑いたくなるテクニック
・川や海に魚が大量に死んでいるのに「大漁大漁v」と喜ぶ近隣住民→環境教育が行き届いていないのは分かるが「何かがおかしい・・・天変地異の前触れか?」と思わないのか?
・普通に作っているのにできるのは毒→まさか今年ギョーザがその品目に加わりここまで被害が日本国内で表面化するとは思っていなかった私はまだ平和ボケしていた・・・orz
・許容人数無視の雑技団的運転事情→終戦直後の買出し列車の屋根にも乗客というレベルではない。
・ネズミ増えすぎて窮鼠猫を喰うが普通に→うぞうぞいるネズミに数えるほどの猫で対抗できるとなぜ思えるのだろうか?
インターネットがあったからこれらのことを前もって大体把握していたので、驚きはあまり無かったのですが、この本を2ちゃんねるやインターネットでの情報を仕込むことなくいきなり読むことになった人はものすごく驚いてしまうことは確かだと思います。
しかし、ここまで書いてぶんか社の仕掛け人はわざとこの時期にこの『笑える中国』を当ててきたのはかなりインテリジェンス(「知識がある」という日本における一般的な意味ではなく本来の「情報を戦略的に扱う」というニュアンス)のある人物であることは確かかもしれません。
今、中国や韓国は旧正月です。(根拠は長崎のランタンフェスティバルが始まってからです。このイベントは中華街のお祭りが大規模化したものです。もともと中国から来た人のためのお祭りなので、向こうのお正月に合わせて開催されています。)
彼らは日本と同様にこういう時期故郷で過ごすために帰省します。
もちろん日本よりも広いのでそう混みあうことは無いと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、さにあらず。
猛烈に混みます。
ただでさえ人数が多い国です。
日本のように飛行機、列車、車、船と出稼ぎに来た労働者が簡単に選べる移動手段はそんなにありません。島で構成された国土ではありませんから船の選択肢もあまり有効ではありませんので、陸路が中心になります。
ネットのニュースを見れる人はご存知かも知れませんが、中国でも豪雪で交通機関が麻痺してほとんど災害難民状態で党の上層部のおえらい方が慰問(正確な表現が思いつきません)しにいかないといけない事態です。
その上、エネルギー不足が起きています。
まさに今帰省する親族を受け入れる地方にも電力不足らしいです。
なぜそれが起きるのか一瞬私も分からなかったです。
最初はものすごい豪雪が起きているので、急激に暖房需要が伸びてエネルギー不足になったのだと思いました。
それだけではありませんでした。
豪雪で列車が通れなくなり、火力発電所の燃料である石炭が不足する見込みになったので、石炭がスムーズに届くようになるまで節約しながら発電しないといけない事態になっていると報じられていました。
・・・ととにかく今中国の人々の関心は「無事に帰省できるか?」に集中しています。五輪にも集中しているかもしれませんが他の時期よりも低いのは確かです。
また、五輪を控えたこの時期に大過なく開催することを念頭にする政治担当者たちはうまく帰省できなかったりした日には暴動が起きるは簡単に予想できます、だからわざわざ慰問しに行ったともいえます。
つまりこの時期なら「こんな国で五輪って開催できるのか?」的なフレーズがたびたび出る『笑える中国』が出してもぶんか社に当局は圧力をかける暇は無い・・・2ちゃんねる新書で儲けようとする仕掛け人が2ちゃんねらーの関心時の一つ『特亜ネタ』を見逃すなんてあり得ません。むしろこれがしたかったんじゃないのか?と思っています。これまでの特亜ネタの本はそれなりに売れていますから。
もちろん、計画を立てた時点で仕掛け人は豪雪などの異常気象を予想していたわけでは無いでしょう。さらには『笑える中国』が世に出回る時期に毒ギョーザ事件が起きることも明確には予測していなかったでしょう。おそらく。
ただ、例年この時期ならば自分のことで忙しくなるだろうから比較的に『特亜ネタ』を出しても文句をいいにくる可能性は低いと踏んでいたはずです。
だから出版計画もここに合わせていた。
それまでは、従来の新書のイメージをもつ一般読者層に食い込むために比較的穏当な『お笑いネタ』『赤恥ネタ』『家族愛ネタ』などで一般のねらー以外の読者層を囲い込む作戦を淡々と続けいていたとも思えます。
私も最初は比較的にまじめな内容の多い新書で2ちゃんねる系が売れるのだろうか?と懐疑的でしたが、『オカンからのメール』あたりでこれは結構普通の読者層も取り込めるかもしれないな・・・と思いました。
なぜなら、これは親とメールをやり取りしている若者(?)が親からのメールにどういう考えを持っているのか?ということを彼らの内輪的な内緒話の形をとった『生の声』のように思えたからです。
パラ見しただけですが、内容はかなりストレートです。でも、読んで嫌な感じはしませでした。むしろ、読み進めていけば、親からの愛情を照れつつ、困りつつ、愛情を返そうとするちょっと不器用な若者の姿が自動的に出来上がるのです。ちょっと鼻の奥がツーンとする副作用がありますが・・・
これは既存メディアで流布されている2ちゃんねるのイメージ=便所の落書きを破壊する効果が大きいと思います。
新書を買う人はたぶん男性の中高年が多いと思います。ずばり団塊の世代。私の地元の本屋で新書の棚で立ち読みするのは大体この層の人が多いです。たまに若い人もいますが、女の人はあまり見かけません。大都市では少し事情が違うかもしれません。
さて、この世代の人の子供はおおむねPCに触りなれている世代です。つまりその人の息子や娘はねらーの可能性が高いです。
彼らとの交流でメールは結構使われるツールです。でも、団塊の世代のすべてがメールをうまく使えているとはとても思えません。理由はさんまさんが出ている某バラエティ番組の女子大生や女子高生にメールを添削してもらうというコーナーは長続きしています。このコーナーはは我が家でも人気です。たぶん需要があるはずと思っていました。
私はそこに駆け込んでいるようなお父さんたちが意外とこの『オカンからのメール』を読みふけっているような気がしてなりません。自分が書き送ったメールをどう思っているのだろうか?と思いながら。
実際、その後、『父が作った忘れられないもの』というものも出ました。つまり、結構お父さん世代を取り込みつつあると考えてもいいのかもしれません。おそらく、『オカン~』の読者カードにお父さんたちの情報が多く見られたのだと思います。
そう、既存メディアの囲い込まれている層の一つ団塊の世代のお父さんがじりじりとねらーよりになっている、とも考えられるのです。既存メディアの牙城が崩されつつあります。この現実を彼らはどう見ているでしょうか?
カバーには「毎月2日発売」と書かれています。これはほとんど月刊誌状態です。
つまり、今後一般的にも受けるネタと今回のような結構きわどいネタが波状的に出版されると私は予想しています。戦略的に。
今後、軍事、政治、外交、特亜、など既存メディアが規制してきた分野をジョークを交えつつ2ちゃんねる風味で流してくれるのを少し期待しています。もちろん、一般にも受けるネタも。
早いうちに運スレも新書でさりげなくデビューしてくれないかな?とちょっと無理かもしれない期待もしてしまうのでした。
★ころなが考察した2ちゃんねる新書仕掛け人の戦略まとめ★
戦略目的:新書の市場で2ちゃんねるネタを使って儲ける
戦略対象:新書を買う人(中高年男性が中心(と思われる))、2ちゃんねるファン
目的を達成するポイント:儲けるためには鉄板支持層(ねらー&ファン層)を維持しつつ、より多くの新規客層(団塊の世代など)を開拓する必要がある
新規客設定:普段新書を買うが2ちゃんねるにはあまり知識が無い(名前は知っているがどんなものかは知らない)層
目的を達成するための戦術:最初は2ちゃんねるファンも新書を買う世代が気になるネタを取り扱ったスレをまとめて本にしてコンスタントに出し続ける。新規客も敷居が低いお笑いや家族ネタなどであれば物珍しさも手伝って手に取ってくれる可能性が高い。新規客が慣れてきた&元からのファンが焦れてきた頃合を見計らってちょっとディープなテーマをまとめて出す。できれば旬のネタが良い。またあまりにもマニアなネタだと新規客を逃す可能性が大きいので、間に毒気の少ないテーマの本をいくつか挟んでおく。マニアなネタを出す際は妨害も考えられるので妨害する個人、団体などが身動きが取れない時期を厳選するのが望ましい。
※注意※
このエントリーを書いている今は中国の交通事情や豪雪被害も解消されているかもしれません・・・何しろちょうどこの前の金曜日にマミー(´ω`;)が入院することになりいろいろな準備に追われ、その後も消耗品の買出しなどをしていて近隣諸国のニュースどころではなくなっていましたので、事態が緩和されている可能性もあります。逆の可能性もありますが・・・
中国についていろいろ書いておいでのようでしたので、さっそくレスさせていただきます。
>この本を2ちゃんねるやインターネットでの情報を仕込むことなくいきなり読むことになった人はものすごく驚いてしまうことは確かだと思います。
実は私も2chは実況版にはいきますが(これぞ21世紀の街頭TVそのものだという思いがありますので)、中国版には余り行かないので、結構驚いてしまうかもしれません。もちろん私も中国の人権侵害や軍備増強については知ってはいましたが。
>ここまで書いてぶんか社の仕掛け人はわざとこの時期にこの『笑える中国』を当ててきたのはかなりインテリジェンス(「知識がある」という日本における一般的な意味ではなく本来の「情報を戦略的に扱う」というニュアンス)のある人物
でしょうね。ネット住民の空気をしっかり読んでいる人でしょう。
>そう、既存メディアの囲い込まれている層の一つ団塊の世代のお父さんがじりじりとねらーよりになっている、とも考えられるのです。既存メディアの牙城が崩されつつあります。この現実を彼らはどう見ているでしょうか?
もしかしたらこれから生き残るのはネット住民との親和性の高い雑誌ぐらいかもしれませんよね。週刊新潮とかです。大変いいことだと思います。
>つまり、今後一般的にも受けるネタと今回のような結構きわどいネタが波状的に出版されると私は予想しています。戦略的に。
今後、軍事、政治、外交、特亜、など既存メディアが規制してきた分野をジョークを交えつつ2ちゃんねる風味で流してくれるのを少し期待しています。もちろん、一般にも受けるネタも。
そうなるといいと思います。私が映画好きなせいもありますが、もしかしたら2ちゃんねる新書は「スピルバーグ方式」を取るのではないか、と思っています。
これは私が勝手に考えた例えです。世界的に有名な映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏はなぜこうも成功を収めたのでしょうか?
答えは簡単です。この方は作品を世に送り出す時にバランスを取っているからです。この方は「ある年には、真面目な映画を送る一方、その翌年ぐらいには娯楽作品を作る」と言う戦略を取っているからこそ、作品の質・商業面で成功しています。
いかがその作品群です。
#####################
『ジュラシック・パーク』(Jurassic Park, 1993年) {娯楽}
『シンドラーのリスト』(Schindler's List, 1993年) {ユダヤ人を救ったドイツ人の話・真面目}
『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』 (The Lost World: Jurassic Park, 1997年) {娯楽}
『アミスタッド』(Amistad, 1997年) {米国の奴隷問題・真面目}
『プライベート・ライアン』(Saving Private Ryan, 1998年) {戦場に残された米兵を救うために派遣された米軍部隊の話・真面目}
『A.I.』(Artificial Intelligence: AI, 2001年)
{SFだが真面目}
『マイノリティ・リポート』 (Minority Report, 2002年) {SFで真面目さと娯楽性が共存}
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(Catch Me If You Can, 2002年) {娯楽}
『ターミナル』(The Terminal, 2004年) {娯楽}
『宇宙戦争』(War of the Worlds, 2005年) (H・G・ウェルズ原作『宇宙戦争』の再映画化) {娯楽}
『ミュンヘン』(Munich, 2005年) {イスラエル・パレスチナ紛争がらみ・真面目}
[編集] 公開予定の監督作品
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull, 2008年) {娯楽}
{}内は筆者が追加。ころな様が理解しやすいようにするためです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B0#.E4.B8.BB.E3.81.AA.E7.9B.A3.E7.9D.A3.E4.BD.9C.E5.93.81
######################
やはり商業的に成功を収めるには、バランスが何よりも大事だということなのでしょう。
>中国の交通事情や豪雪被害
この件はCNNの国際版(全世界向け・米国版とは異なる}でも随分報道されており、私も知っております。
さて、米兵による暴行事件が沖縄で発生し、アカピーやサヨク系地方紙がここぞとばかり、大騒ぎしているのはご存知でしょうから、あえて詳細は書きません。
以下の記事は私には救いでありました。
【政論探求】「反基地」勢力が叫ぶいかがわしさ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080212-00000967-san-pol
私自身は、ネットでプロ市民の2重基準(日米の軍備は悪だが、中国・北朝鮮の軍備は善)を知って以降というもの、「米軍出て行け」と叫ぶ「市民団体」の主張にはさほど同情を覚えなくなりました。彼らは、中国の核軍備や衛星破壊実験には沈黙を守るのに、同盟国の軍隊が少しでも事件を起こすとここぞとばかり大騒ぎをする。そんな「平和団体」の言うことは私には説得力を持ちません。
つくづくプロ市民というのは、代替案を出さずに「反対」を叫ぶことしかしないのだ、ということが今回明白になったということでしょう。
では。
前回いただいたコメントにレスをしましたので、未だご覧になっていないのでしたら、お暇な時にご覧になっていただけると幸いです。
>お天気
こちらも昨日は寒かったです。
レスを書き込んでいると肘が寒さで痛いという経験を久々にしました。ヒーターをつけてもあまり温まらなかったのが原因かもしれません。
外から、廊下からの冷気がひしひしと・・・
暖房をつけていない部屋は例外なく温度=外気でした。
>2chは実況版にはいきますが
私はまだそこには行ったことがありませんが、運スレでもたまに実況が概ね落ち着いたころにたまにそこの面白いコメントがコピペされるのでモノによってはかなりのものだと思っています。
>これぞ21世紀の街頭TVそのものだという思いがありますので
機会があったら覗いてみようと思いました。
益々テレビを見なくなりますね。
最近はテレビを見ても不快なときが多くなりました。特に法捨て。
>ネット住民の空気をしっかり読んでいる人
同感です。
約10年前は私は2ちゃんねるは文字通りのためにならない書き込み掲示板だと思っていました。
今はわが国において最もまともな情報機関なのかもしれないと思うようになっています。
それだけ既存メディアが使えないというだけかもしれませんが・・・
>もしかしたらこれから生き残るのはネット住民との親和性の高い雑誌ぐらいかもしれませんよね
必然かもしれません。
しかし雑誌の形をとる以上、ネットではなかなか手に入らない深い情報を乗せる必要があるでしょうけど・・・これからかなり休刊に追い込まれる雑誌が増えるでしょうね。今日も老舗の雑誌『主婦の友』が休刊するそうです。
>もしかしたら2ちゃんねる新書は「スピルバーグ方式」を取るのではないか、と思っています。
カッコいい名称です。
スピルバーグで今日これまたwktkな情報をgooでゲットしましたよ。
スピルバーグ氏、五輪の顧問辞退
http://news.goo.ne.jp/topstories/entertainment/20080213/72a88ef1b247b4893b9663b3737e8506.html
この時期に「弱り目に祟り目」とはこのことでしょう。
五輪に集中したいのに、証券市場もバブルがはじけたのでは?と先行きの不透明さが明白になってきています。
物価も上がって生きているそうです。何でも豚肉のお値段が3倍に上がったとかで自殺者も出ているそうです。
話が株式証券市場に戻りますが、私が株を始めたころは中国や韓国の株で儲けれる!というあおりの広告がかなり出ていました。中国のバブルが一般の投資家の認識が深まりつつあるとほぼ同じくして、最近はドバイや他の地域が多くなってきています。
あれってwktkスレでよく見かける「はめこみ」だったんだ・・・と思うようになりました。手を出さなくってよかったと思います。
>やはり商業的に成功を収めるには、バランスが何よりも大事
確かに作品に偏りがないのは素晴らしいです。映画にそう詳しくない私も知っている作品がほとんどでビックリしています。
>>中国の交通事情や豪雪被害
>この件はCNNの国際版(全世界向け・米国版とは異なる}でも随分報道
今も豪雪の被害は継続中のようです。中国経済wktkスレで情報を入手しました。
>米兵による暴行事件が沖縄で発生
残念な事件です。せっかく13年間ナントカ不祥事を出すまいと頑張ってきた関係者の心情を思うと・・・
>【政論探求】「反基地」勢力が叫ぶいかがわしさ
早速、記事を読みました。
最近はこういった記事をちゃんと欠ける環境になりつつあることはいい傾向だと思いますが、ヘッドラインにまでは程遠いのが現状なのでしょうね。
しかし、わが国のマスコミは・・・情けない。
今日の長官の第一面はこのニュースでした。
紹介するまでもない内容なのであえてここでは書きません。
>ネットでプロ市民の2重基準(日米の軍備は悪だが、中国・北朝鮮の軍備は善)
この基準はネットには未だ馴染んでいない時期に知りました。今は距離をとっていますが小林よしのり氏の『ゴー宣』で知りました。
>つくづくプロ市民というのは、代替案を出さずに「反対」を叫ぶことしかしないのだ
代案を出さずに「反対」だけを叫ぶ・・・どこかの政党を思い出します。
結局は同じ穴の狢・・・ではなく蟲なのでしょう。