旅の記憶

日常生活からの逃亡

国道156号を行く 山越え

2006年10月11日 | 国道156号を行く
初めて走った東海北陸自動車道はなかなか快適でした

福光ICから乗ったのですが、ずっと対面走行・・・

そして山間部に行くほどに強くなる雨

高速では馬力が無いのとスピードについていけないのとで

思いっきりヘタレ運転になる私

後続車が溜まってくるけど雨道の高速運転怖いし・・・

それでもこんな天気のせいか車の量は少なく

ゆずり車線でやり過ごせば後は順調な走りとなりました


あっという間に白川郷です

この高速、156号同様に岐阜県を縦断してる道路なんですけど

白川~荘川の間って開通してないんです~

このまま高速が繋がってればひたすら走って美濃IC到着ってなるのに・・・

まぁとりあえず白川で降りてみて

156号が通行できるようなら先へ進むし

駄目なら白川郷見て帰るか~って気分でICを降ります


・・・が、ここでハマりこんでしまいました

インターから156号との合流地点まで行くのに25分

更に白鳥方面へ曲がる道(村営駐車場方面のトンネルです)まで行くのに40分


高速では順調な車の流れだったのに

やはり連休

世界遺産は天気が悪かろうが人気スポットでした


ちょうどお昼時で目の前の「タイムリー」(岐阜で展開しているコンビニ)に入ろうかめちゃくちゃ迷いましたけど

ここで戦線離脱したら今度復帰できるのはいつか分からないという危機感から、空腹を我慢です

その「タイムリー」を名残惜しく通り過ぎようとした時でした

ちょうど対向が信号待ちで隣合った車から何か視線を感じました

「何だこの人?」って右側に顔を向けるとどこかで見た顔でした

なんと大学の時の先輩でした

一瞬頭が繋がるのに間が空きましたが

ただただびっくりして、とりあえず窓を開ける

聞くと名古屋にいる、こちらも同じく先輩の結婚式の帰りだそうです

公道のど真ん中なのでじっくり話をする訳にもいかず

とりあえずこの先ずっと渋滞であることと156号は通行止めになっていないことを教えてもらいました



先輩のお蔭でその先覚悟して渋滞を待っていたせいか

今までの距離の方が酷かったのか

そこから先はダラダラ走行ではありましたがそれ程苦ではありませんでした


村営駐車場を過ぎると

嘘だったかのようにスイスイ通れましたし・・・


後から気がついたのですが

富山県までの国道は通行止めであることを伝え忘れてました・・・

こちらはちゃんと情報貰うだけ貰って教えないなんて・・・

タダでさえ先輩には何かとお世話になったのに

恩を仇で返すなんて~って思いましたが

多分ナビとか交通規制とかチェックしてるはず

と言い聞かせる冷たい後輩


何はともあれこの先は通行止めを恐れずに走ることができます

雨雲が去ったのか、それとも東海地方に入ったからか

爽やかな走りとなりました


途中御母衣池では見事な虹が出てました

さすがに山道での脇見運転は危なすぎるので

じっくり見ることはできませんでしたけど

山をバックに水面から伸びる虹は絵に書いたような風景でした


このままぶっ飛ばして先を進んでもよかったのですが

空腹には勝てません

荘川の道の駅で遅めの昼食タイムです


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