鬼籍のひと その２

「もうお別れよ」と泣くうに・ハム
ちょっと待ってちょうだいよ
よく考えてみてちょうだい
ぽんさん　ぷーさん　とっくのとっくに
鬼籍のにゃんこじゃありませんか
だけど　ぽんも　ぷーも　漫画のなかで
いつも楽しく生きている
うにちゃん　ハムちゃん　これからは
同じように漫画の中で
なんでも　好きなことすればいい

鬼籍のひと その１

うにちゃん　はむちゃん鬼籍に入り
もうお別れなんて言ってるけれど
ぽんさん、それって本当ですか？

※「鬼籍」…死者の姓名などを記入する帳面。過去帳。点鬼簿。

登場にゃん物（ママ猫） 写真館１４

旅行のお話（例：１１月７日）に出てきた
にゃんちらのママ
ママは野良だったんだけど
あたたかい寝床と
おいしいご飯をもとめて
夜はこっそり家の中
一歩一歩　何年もかけて　家の中に領土を広げ
最後は家の中で介護を受けて
まるで飼い猫みたい…
と思ったら、やっぱり野良猫道に従って
最後の最後は姿をくらましました

裏話 写真館１３

１１月１０日のお話で
うにちゃんがお別れあいさつした蛙

毎年冬眠から目覚めると一時だけ
うちの小さな水溜りにやってくるヒキガエル
珍しく、１０月末に姿を見せた

うにが旅立つ２、３日前の　台風がきた日の朝
玄関前で雨宿りをしてたみたい

ちょうどうにを庭のトイレに連れて行こうとしてたときで
ケロリンびっくりしてうにのトイレに逃げ込んで
仕方ないから
うには蛙のお尻見ながらトイレすることに

うには蛇のが好きなんだけど
へびさんにはそのひと月ぐらい前にご挨拶をすませていたの

いろいろありがとう…（うに）

みなさん励ましありがとう
２０歳までは無理だったけど
おいしい１６年と４ヶ月
送ることができました

春になったら一面の
うにリンソウを咲かせます…

うにっ誌

うにちゃんあっちへ行っちゃって
こにし家ぽっかり穴あいて
黒猫見えぬのさびしいからと
黒猫ぬいぐるみを買ってきた

うにのがんばり記したうにっ誌
苦しくも楽しかった濃密なうにとの思い出
きっと語り草になるよ


※９月の初めからずっと「うにっ誌」をつけていました。
うにが庭でしかトイレしない！というものだから、次にトイレに連れて行く時間を予想するためにつけ始めたものですが、トイレの時間、食べたもの、
食欲、補液の量、薬の時間等々を記していました。
未だしまえずに、ピアノの上に置かれたままです。

※くまは相変わらずTyrrellesのポテチがお気に入り。
土の香りたっぷりの根菜チップスも出て買いだめてます。

旅行 その１２

こにし家みんなと会えないけれど
家族のもとにやってきた
もう寂しくはありません
あらたな生活始まります

だけどまずはひと眠り
ハムちゃんとぽんちゃんとぷーたんと
みんなといっしょはひさしぶり

起きたら大好きお魚を
おなかいっぱい食べるんだ
いっぱい遊んで昼寝して
みんなと楽しく過ごすんだ



※うにちゃん最後の２ヶ月は、おなかがパンパンで、食べたい気持ちはあっても食べられませんでした。そんな状態のなかで、わずかでも食べられたのは、ウルメイワシと豆アジ。うにの最後の晩餐は、１０月２８日に食べた豆アジでした。合掌

※アップの順番を間違えて、旅行その１１をすっとばして先にこの旅行その１２を載せてしまいました。まだ旅行その１１を読んでない方は、前に戻って読んでね。

旅行 その１１

ようやく着いたあっちのお家
家族みんなで大歓迎
みんな待っててくれたんだ

ご苦労だったね　お疲れさまね
やっとゆっくり眠れるね
きょうだいみんなでひっついて
きっとあったか安心ね

旅行 その１０

ちーくま車内から追い出され
いよいよ列車の出発です
涙　涙の　見送りです
うにちゃんあっちに着いたなら
すっきりしてちょうだいね


※本物うには、炎症性腸炎のためか腸が閉塞してしまい、２ヶ月もの間便を出すことができず、骨と皮にやせほそっているのにお腹だけぽっこり膨れ、苦しかったのでございます。腸が壊死して穴があいたりして、痛い思いをするのではと日々ドキドキでしたが、そんなこともなく、１０月３０日になってすぐ、夜行列車に乗り込んで、きょうだいの待つ家へ向けて旅立っていったのです。

旅行 その９

うにちゃんも列車に乗り込みました
列車の旅といえば駅弁
ホームからくまが鯵のおーし寿司をすすめます
中まで味のしみたうでたまごもおいしいよ
冷凍みかんも　あったかいお茶も
みんなみんな食べてほしい
おいしい気分で旅してほしい
楽しかった思い出を
おいしかった思い出をいっぱい持って行ってほしい