プロ野球:楽天、継投で中日破る
毎日新聞 2013年06月02日 20時59分
○楽天1−0中日●(2日・Kスタ宮城)
楽天が5人の継投で1点を守り切った。一回、聖沢が先制の左前適時打。先発の菊池は走者は出すものの、味方の好守にも救われ今季初勝利。中日は好投の山本昌を援護できなかった。
毎日新聞 2013年06月02日 20時59分
○楽天1−0中日●(2日・Kスタ宮城)
楽天が5人の継投で1点を守り切った。一回、聖沢が先制の左前適時打。先発の菊池は走者は出すものの、味方の好守にも救われ今季初勝利。中日は好投の山本昌を援護できなかった。
毎日新聞 2013年06月02日 21時07分
○西武5−1巨人●(2日・西武ドーム)
シーズンスタートからおよそ2カ月。守り続けてきたリーグ首位の座から、今季初の5連敗を喫した巨人がついに滑り落ちた。
悪循環が止まらない。まず、先発が試合を作れない。野手も好機に一本が出ない上に、守りでミスを犯す。この日もそれは繰り返された。
先発・内海が、三回に先頭の9番打者・熊代に左前打を浴びたところから崩れて2失点し先制を許す。五回には守りにミスが相次いで、重い追加点を与えてしまった。打線も、3点を追う八回に1死満塁の好機を作りながら、長野の一ゴロで1点を返すのがやっと、という体たらくだ。
4打数無安打だった主将・阿部は「やるべきことをやりきれずに負けている」と猛省。内海も「しょうもない。何もないです」とぶぜんとするしかなかった。
では、負の連鎖を断ち切るカギは何か。川口投手総合コーチが「こういうときこそ、投手が頑張らないと勝てない」と話したように、先発の踏ん張りだろう。3日にその任を託されたのは沢村賞投手の杉内。「調子は悪くない。流れを変えられるような投球をしたい」という言葉を現実のものとし、トンネルを抜け出せるか。【岸本悠】
毎日新聞 2013年06月02日 23時20分
○DeNA11−3日本ハム●(2日・旭川)
DeNAが投打に圧倒。一回にラミレス、宮崎の連続適時打で3点を先取し、その後も着々と加点。プロ初勝利の新人・三嶋は球に力があった。日本ハムの先発・武田勝は球威に欠け、試合を作れなかった。
毎日新聞 2013年06月02日 21時12分
○阪神4−3ソフトバンク●(2日・ヤフオク)
阪神の代打策が見事にはまって鮮やかな逆転勝ち。昨年4月19日以来のリーグ単独首位をつかみ取った。
2点を追う七回。2安打無失点だったソフトバンク・パディーヤから、連打と犠打で1死二、三塁とし、新井良に代打を送った。今成は代打で6打席連続凡退中だったが「勝負どころでは調子うんぬんでない」と和田監督。今成は「最低でも外野フライ」とファーストストライクを振り抜き、左犠飛でまず1点。
なお2死二塁で、桧山を起用。ベンチのモニターで初対戦のパディーヤの球筋を観察したという代打の切り札は右中間真っ二つの同点適時二塁打。続く9番の柴田が一、二塁間を破って勝ち越した。桧山、柴田とも「つないでくれたチャンスをものにしたかった」と口をそろえた。
この回の4安打と犠飛は、いずれも高めに浮いた速球を捉えたもの。甘い球を逃さない積極性が、一挙3点につながった。
この逆転劇も、藤浪が六回途中まで8安打を浴びながら2失点にまとめ、4人の救援が踏ん張ったからこそ。首位浮上にも、抑えは日替わりで、総力戦が予想され、和田監督は「とにかく一試合一試合勝つことに集中する」と表情を引き締めた。【小林悠太】
毎日新聞 2013年06月02日 21時58分
サッカー日本代表は2日、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選オーストラリア戦(4日・埼玉スタジアム)に向け、さいたま市内で調整した。練習会場には、日本サッカー協会の大仁邦弥会長が訪れ、選手らを激励した。
冒頭15分をのぞき、約2時間、非公開で行われた練習で時間を割いたのは、長身の選手がそろうオーストラリアへの高さ対策。選手らによると、ロングボールや競り合った後のセカンドボールへの対応、セットプレーに対する守備の確認などを行った。
長谷部(ウォルフスブルク)は「オーストラリアは前の選手はヘディングが強いし、中盤からはどんどん選手が飛び出してくる。我慢して自分たちでボールを持ちパスをつなぐ攻撃ができれば、崩せる自信はある」と話した。
3日には所属チームの試合のため合流が遅れていた本田(CSKAモスクワ)、岡崎、酒井高(ともにシュツットガルト)が合流し、メンバー全員がそろう予定。【中村有花】