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四条金吾殿御返事(1192㌻)

2006年02月04日 | 四条金吾殿御返事

 夫(そ)れ運きはまりぬれば兵法(へいほう)もいらず・果報(かほう)つきぬれば所従(しょじゅう)もしたがはず

〔四条金吾殿御返事(しじょうきんごどのごへんじ)、1192㌻・編1219㌻〕

 福運がなくなれば、どんな兵法も役に立たなくなり、果報が尽(つ)きてしまえば、従うべき人も従わなくなる。

◎福運がなくなれば、兵法も役に立たなくなり、果報(かほう)《過去の行いが因となって生ずるよい果》が尽きてしまえば、周囲の人も付き従ってこなくなる、との仰(おお)せです。

初心に帰り、地域広布に全力を
 1983年(昭和58年)、経営していた電気工事会社が詐欺に遭いました。苦悩にあえぐ私を、先輩がこの御文を引いて励ましてくれたのです。“福運をつける以外ない”と発心し、真剣に活動する中で、仕事の上でも結果が出るようになりました。
 転機は、北海道指導に見えていた池田先生にお会いできたことです。“人が良すぎるだけではいけないよ”と、私の命の傾向性を指摘されました。以来、信心根本に地域で実証を示そうと、夫婦で広布一筋に戦ってきました。37年前、二人で立ち上げた会社も、諸天に守られながら、地域で上位にランクされるまでに成長。私自身、業界の会長を務めるまでになりました。4人の子どもたちも創価の庭で、使命の人生を。創大を卒業した長男は会社の後継者として仕事に取り組みつつ、第一線で戦っています。
 創立80周年に向け、初心に帰り、生涯、学会と共に「妙法の経営者」として地域広布に歩み抜いてまいります。
〔東北海道総県副総合長〕

(きょうの発心 2006.02.04)〈11192〉