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ドイツ語学習について

2016-05-15 18:34:11 | ドイツ語

私は以前、ドイツ語のしくみ《新版》 を一通り読み終えたらCD BOOK しっかり身につくドイツ語トレーニングブック (CD BOOK―Basic Language Learning Series)という本を紹介した。今回は前回と違い更に良い方法があるのに気付いたので皆さんにも紹介しておく。 この本は、まず最初に発音方法が記載されている。その後は文法の解説、トレーニング(日本語の文章をドイツ語で書く)を積み重ねる構造になっている。もちろんトレーニングとか文法の解説で 使っているドイツ語の単語は必ず日本語で意味を記載している。 私が推奨するやり方は以下の通りである。

1.1章に記載の発音方法をしっかり頭に入れておく。

2.2章以降は文法構造の説明があるのでそれを何度も読み返す。 特に主語ごとの動詞の語尾の違い、定冠詞の違いなどはノートに纏めながら覚えるのが良い。 一通り文法構造の解説を読み通したらこの本や他の教科書や参考書等は一切見ないでノートに纏めてみて、後から参考書などで本当に合っているのかを確認するのが良い。

3.トレーニングをやる。 各章では文法構造解説後にトレーニング用問題がある。 これは 日本語で書かれた文章をドイツ語で書く問題だ。 どのトレーニング問題も、それ以前のページまでで扱った単語や文法構造から出題されている。 最初のページから順番に学習してしっかり覚えていれば解ける問題だ。   まずは解いてみる。

4.CDで回答を確認する。(巻末にトレーニングの回答があるがこの段階では未だ見ない事。)   トレーニング問題の回答は付録CDに吹き込まれているので、CDで回答を確認する事。  (すべての単語を聞き取ろうと身構えないこと。(これをやると疲労が増大し学習意欲喪失を招く)   聞こえてきた単語と自分の回答を照らし合わせること。これをやることによって聴取能力が上がる)     

※iphoneを持っている人はPCでCDの音声データをiphoneに入れて、iphoneでCD音声を再生するのが効率的だと思う。Androidoの方は、別途 別サイトなどでCDの音声データを入れる方法ないか調べて やる方法があったらやってみることをお勧めする。

5.巻末の回答と自分の回答を照合する。  ドイツ語にも音声強弱はある。4をやっているとき、中には聞き逃してしまう単語もある。また、4で聞き落としや聞き間違いしていた箇所も確認しておく。 6.CDで回答を再確認する。  聞き落としや聞き間違いしていた部分をどう発音しているのかよく聞いておく。一回で聞き取れなかったら何回も聞く。  そうするとどこで強弱を付けているかなど徐々に理解できるようになってくる。 まあ上記1~6までは私なりの学習方法だ。一つの方法にしか過ぎない。ぶっちゃけ3を省略して4でCDから回答を聞いてノートに書き出す、 ノートに書き出した回答が合っているかを巻末の回答と照らし合わせて確認すると言う方法もある。(だがどんな方法を採っても1と2は絶対に 最初の段階でやっておいたほうが良い) この本に書いてある内容を如何に頭に入れられるかが大きなポイントだ。(決してこの本に書いてある解説等の文章を丸暗記することではない) ドイツ語を日本語に訳すより、日本語をドイツ語に訳す練習を繰り返しながら勉強したほうが確実にドイツ語力が身に付く。 この本は、それをさせてくれる。正直なところ初心者はこの本1冊と CDを再生する機器、ノート、筆記用具だけで十分だ。 また忘れそうな単語はそこら辺のメモ用紙に繰り返し綴りを書く等をして覚えておいたほうが良い。その章で出てきた単語はそれ以降の章でも使うことはありえる。 忘れちゃったら覚え直すしかないのだが、それを毎回毎回やっていたら効率悪い。 また、この本には各章末に その章で出た単語とその意味の解説が記載されている(但し、それ以前の章で既に出ていた単語のことは書いていない) ある程度学習が進んできたら それまでに勉強した章の章末で忘れている単語が無いか 自分で確かめてみよう。



<試験について> ドイツ語にはドイツ語技能検定試験がある。詳細はドイツ語検定協会を参照して欲しい。



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