日本経済には円高は痛手ですが家計には少し嬉しい出来事！
そう、庶民にはありがたいのです。
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今回の円高で、輸出依存が高い自動車や電機メーカーでは数百億円単位の赤字になるなど、暗いニュースが続く。だが、大手スーパーは逆手にとって、円高差益還元セールに乗り出す。庶民はデフレが良いの悪いのとは言ってられない。安くなるのは、厳しい家計にとって、うれしいニュースなのだ。
イトーヨーカ堂は１６～２２日にかけ、全国のイトーヨーカドー１６１店で、約２０品目の食品を通常価格より、最大で５割も値下げする。オーストラリア産の牛もも切り落とし（１００グラム）を９８円と約５１％引き。メキシコ産アボカドは１個９８円で、３４％引きで販売する。
１８日からはフライパンなど台所用品約１０品目も価格を引き下げる。
イオンも１６～２２日、全国のジャスコ約３００店で、最大５０品目を通常価格よりも１０～３０％値引きして販売する。通常１２８円の米産ブロッコリー（１００グラム）を８８円の３１％引き、２３８円のチリ産刺し身サーモン（１００グラム）が１７８円の２５％引きで売り出す。
為替の状況によってはセール期間の延長も検討するという。
食品スーパー大手のサミットも２８～２９日に全９５店で約１０品目の円高還元セールを予定しているほか、ダイエーなども同様のセールの検討をすすめている。
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