広島野球鯉品評会

おっぱいよりカープが好き。是名言

「やぶたん」こと薮田和樹 便利屋になれ!

2017-03-28 23:43:17 | 若鯉コラム
2014年10月のドラフト会議
カープは緒方新監督体制の下、1位は緒方監督から推され柳田2世と界隈では騒がれていた野間を指名。
俊足、巧打で期待できる選手にカープファンも指名された時は期待しただろう。
2位の選手は投手だった。それも無名の。超ド級の無名。
ネットでは否定的な意見も少なからずあった。
「おめー誰だよ!?」
「もっと下の順位でもとれただろ」
「隠し玉かよしらねっぞ」
「検索して調べたら大学4年間で二試合しか投げてねぇじゃねぇががが」
等のまさにこの子誰なの?状態。

それから2017年4月2年半後
1位指名だった野間は1年目こそは一軍で起用されていたものの、2年目はチームの方針もあり2軍漬けで、現状はキャンプの怪我も重なり一軍を行ったり来たりで定位置を確保出来ずにいる。
2位の隠し玉の男はと言うと……まぁ、そもそも隠し玉って、大体本当の隠し玉で終わって全然活躍しねぇじゃねぇかみたいな野暮ったい意見が飛ぶのが定石なのに、その男は隠し玉で終わらず開幕一軍で自分のポジションを掴みとろうとしている。
それが薮田和樹なのだ。



(撮影 政宗)

昨年の薮田の印象的な試合と言えば2016年08月31日の緊急登板だろうか。
福井の10分前に先発登板緊急回避から薮田が急遽投げて6回無失点と満点回答の答え。
そこから手薄な9月の先発を埋め優勝に貢献してくれた。
そして2016年は

16試合 先発3 3-1 2.61 WHIP1.39

2年目の選手としては上々の成長具合ではないだろうか。


本人の希望は先発、実際は中継ぎ

オープン戦紛れもなく投手で躍動したのが九里。事実九里は自分で開幕ローテを掴み取った。
薮田も本人の希望は先発だろう。だって投げてる時に顔に出てますよね先発したいって。しかしオープン戦やシーズンが始まっても使われ方を見ても1イニングやロングリリーフを見透した使われ方。
薮田としては「出れるならどこだっていいけどしたいのは先発」というのが本音だろう。
でもチャンスはある。現状のカープは勝ちパターン以外の中継ぎとなると一岡、薮田、中田廉、飯田と一岡はやや抜けてるもののドングリ状態。
逆に大瀬良や九里が先発で不甲斐なかったりすると薮田がきっちりロングリリーフをこなしてると薮田に先発チャンスがまわってくるのだ。

やぶたん便利屋になれ!

そのためには敗戦処理の様なロングリリーフやビハインド展開のゲームで我慢して投げ続けなけらばならない。
筆者の予想ではあるがロングリリーフやビハインド展開ってモチベーションやコンディション維持が難しい。試合的には浅い回から投げる事もあるだろうし、ビハインドは気持ちの作り方も勝ちパターンの投手ならある程度「この回から出番かな」等の出番予定も立てづらく先発がノックアウトした展開なんて相手打線はイケイケだし点がとられやすい。
こんな展開で薮田は結果を出さなければいけない。
言わば目指せ便利屋なのだ。
薮田は便利屋になれないと先発転向への挑戦権は貰えないだろう。
苦しい中での登板で如何に先発挑戦への活路を見出すか。
薮田よ便利屋になれ!
今年の薮田には期待がかかっている。

追記
ファンのあいだでは薮田は「やぶたん」と呼ばれている。
確かに可愛い顔してますよね。

輝け丸佳浩。只今絶好調!

2017-03-19 00:05:00 | 若鯉コラム
オープン戦の打率.444(03月18日現在)
仕上がりが早い投手が有利で打者不利のオープン戦で1人打ちまくっている選手がいる。なんせ03月16日現在カープの打線はオープン戦と言えどヒジョーに冷え冷えでエルドレッドなんて携帯電話上3桁より打率が低いもんだから、悩みの種よ。悩みの種。そんなエルドレッドを尻目に最早打ちすぎてシーズン入ったら打たねぇんじゃねぇかと思うぐらいになるぐらい好調な選手がいる。そう彼だけ最早打ちすぎて数字上凄く目立っているのだ。あぁそうそう本題に行く前に一つ聞いて見たい事がある。

カープの代表的な選手といえば?
(はい考えてー考えてぇ〜)


聞かれても恐らくは菊池鈴木誠也新井や、昨年引退した黒田博樹などが挙がるだろう。
チッチッチッ違うんだよなー(古い?)

カープの代表的な選手にはなかなか挙がらないがそうセ界最強の不動の3番バッター丸佳浩なのだ!


(撮影 政宗)


顔がデカいだけじゃない
存在感もデカいんだ


丸佳浩の代名詞は?と聞かれるとうーんなんだろなー。打撃も3割打ったことあるし、走塁も盗塁王取ったことあるし、守備もゴールデングラブ賞の常連だし守備指標的にも上位の選手だしなんだろなー。決めかねるなー。
チッチッチッ甘いねー(2回目)そうそれが答えなんですよ。
そうこの丸佳浩全てが良いのだ。
打ってよし
走ってよし
守ってよし


だからこそ替えの効かない万能型超優良選手なのだ。もう一つ替えの効かない理由には訳があるこの6年、6年連続100試合以上出場。うち5年は130試合以上に出場してカラダも強い。正にカープ不動のセンターなのだ。


2017年版丸佳浩に求められているモノ


筆者的には怪我なく.280 20本 70打点ぐらいを残してくれればもう何の文句もないんですよ。何せ毎年そんなコンスタントに計算出来る選手なんて早々いませんから。
恐らくカープ首脳陣も30本打ってくれとかもう一回盗塁王目指すぐらい走れやとかそんな事は思ってないでしょう。
丸佳浩に1番求められている事は、出塁率4割超えではないでしょうか。
丸佳浩の出塁率ベストは2014年が自己ベストで出塁率.419ちなみに出塁率+長打率のOPSは.910(昨年は出塁率.389 OPS.870)となっており、出塁率を4割に近づける事が出来れば、年間20個は期待出来る走力もありますし、盗塁によって得点圏にランナーを置くことが出来る、ただ出塁するだけでも後ろも新井、鈴木誠也とチャンス強いRBIマシーンがいるカープ打線なので、得点のチャンスも増えるでしょう。
ここさえきっちり残せればグーンと連覇は近付くと思うんだけどな〜。


(撮影 政宗)
ちょっと余裕のあるカラダ付きの丸。
肉体改造したのでしょうか。

話せば面白いけど、最近は意外とストイック

丸佳浩と言えば野球以外にも話が上手くて一時期テレビでもちょこちょこバラエティ系のインタビュー受けてたり、時にはバラエティーに出たりしてたんですが最近は娘が出来たからかあまりそういう姿を見せなくなりました。
そう言えば昨年の優勝旅行も行きませんでしたね。フォーム修正したくて練習ですよ。本当にこーんな優良センターどこにもいませんし、筆者的には菊池がメジャーに行かれるよりも彼が移籍などで抜ける方が厳しいものがあると思っております。
それだけ3番の責務は思いものであるし、今年ようやく年俸は1億(1億4千万)を超えたのですが、某兎さんや虎さんや鷹さんなら2億のっててもおかしくない選手(事実成績的に似た長野久義は2.25億)をこの年俸で今までいたのですから、なんて経営上手なのでしょう。いやいやそんなことに関心してる場合ではない。生涯カープ宣言なんて嬉しいこといっちゃってくれてますが丸は18年シーズンには国内FA権を取得。選手の権利ですからこればかりはわかりませんが、こんな優良選手絶対流出させちゃダメな選手ですからね!

ともかく今年も頼んだぞ!
輝け丸佳浩!






(撮影 政宗)
昨年は試合前赤松とキャッチボール(投球練習?)をしていたが、今年は誰とするのかそこも気になる部分ではある。

大瀬良大地、いざ飛躍の年へ。イニングイーターへの道。

2017-03-17 00:08:00 | 若鯉コラム
03月12日鳴尾浜球場
春の陽気に包まれ、暖かい浜風が吹く、鳴尾浜球場は本来、阪神タイガースの二軍のホームスタジアムなのだが、この日ばかりは赤いユニフォームを着たファンがよく目立った。

そう彼の復帰登板なのだ。




(撮影 政宗)


「ピッチャー大瀬良」
がアナウンスされると

「おおせらー」
「まってたぞー」
「1発で決めようでぇ〜」

とカープ女子だけでなく、カープおじさんからの野太い声など正に老若男女様々なファンからの声援が飛ぶ。


カープおじさんからの人気もあるワケ

この大瀬良、カープ女子だけからの人気の高い選手ではなく様々な層からの人気が高い選手である。
今は可愛い顔でカピバラ三兄弟なんて言われカープ女子からの人気も得ているが、ドラフト入団時には田村スカウトが三球団競合の末大瀬良のくじを引き当て、くじをひいた田村スカウトは嬉しさのあまり呆然。大瀬良自身はやっぱりずっと見てくださっていたので「田村さんに引いてもらいたいな」という思いで見ていた。なーんて言ったもんだから、恐らく涙腺緩い系のカープおじさん達の心を入団当初から鷲掴みにしていた経緯もある上にカープの背番号「14」は特別な番号。
姿をダブらせて応援しているカープおじさんも多いはずだ。


圧巻の内容。若虎をねじ伏せた

さて本題に戻り首脳陣はこの日(03月12日)の鳴尾浜球場での先発登板をキャンプで故障した大瀬良の「開幕ローテ入り最終チケット」と位置づけ駄目なら開幕ローテーのチャンスは無し。合格なら上で試すとの所謂テスト登板を兼ねていたのだ。

阪神のオーダー
6植田
4大和
5板山
3今成
7緒方
9伊藤隼
D小宮山
2小豆畑
8荒木

「阪神さん豪華すぎんでえぇ〜」とカープおじさんから野次が飛んじゃう位確かに豪華な顔ぶれ 。このまま一軍に出ていても何ら不思議はないのだ。
しかし結果の欲しい大瀬良には相手にとって不足なしといった展開か。

初回からギア全開で投げていた。



結果から言うと
3回1安打無失点。
球速こそ鳴尾浜のガンが壊れ気味ではっきりとしたものはわからないものの、体感145キロはしっかり出ていた様に思え、変化球もスライダーを中心に打者を翻弄していた様に思えた。


(撮影 政宗)
(1回終了後の大瀬良。顔からも緊張感が感じられる)




(撮影 政宗)
3回終了後の大瀬良。
納得の行く結果に安堵の表情を浮かべる。


この結果を受け
緒方監督も「次は上で投げてもらいましょう」との返答。
開幕ローテ入り最終チケットをしっかりもぎ取ったのだ。


大瀬良大地、イニングイーターへの道

次回の登板内容も気になるが、そもそもカープ連覇に命運を握っているのは意外と大瀬良なのかもと筆者は感じている。その根拠は二年前にさかのぼるが

15年
前田健太 206.1回
黒田博樹 169.2回

と大投手2人が抜け、二年前と比べれば合計376イニングというとてつもないイニング数を補わなければならないのだ。143試合×9イニングで単純計算フルシーズンで1287イニングあるなかでの376イニング。二年前と比べシーズンの34.2%のイニングを皆でカバーしていかなければならないのだ。
去年なら前田健太の穴を全員で埋めるんだ的な発想で頑張って埋め、野村祐輔の復調、今村、ヘーゲンズ、ジャクソン、中崎の中継ぎの安定感で穴を埋め込んだが、今年もじゃあ中継ぎさんお願いしますよでは投手がまわらない。ただでさえ勤続疲労でいつ故障してもおかしくない程投げているのにこれ以上中継ぎ陣を登板過多にはできない。
そこで筆者は大瀬良を推しているのだ。
ルーキー元年の2014年には151イニング3完投と新人ながら完投能力も備え、イニングイーターぶりを発揮した大瀬良大地。ここ2年は中継ぎとしての活躍の方が目立った形ではあるが
彼が先発で170イニング以上喰ってくれると、少なくとも中継ぎ陣の登板過多には繋がらないだろう。

大瀬良大地の復調。開幕ローテ入り。
そしてイニングイーターへの道をひた進めば、自ずとカープの連覇は近付くはずだ。


(撮影 政宗)
佐々岡コーチとの談笑
佐々岡コーチは2年目にはなんと240イニングも投げたんやで……半端ないイニングイーターぶりやで。ヒエッ

野球は横浜高校。カープの横浜高校はシッモこと下水流だ!2年目に懸ける想い。

2017-03-16 00:38:14 | 若鯉コラム
筒香、涌井秀章、松坂大輔……。
これらに共通するものそうそれは横浜高校出身。
ご存知野球のメッカ「横浜高校」
カープの横浜高校出身と言えば



シッモこと下水流だ!

(撮影 政宗)



横浜高校→青山学院大学→ホンダ

と渡り歩き12年にドラフト4位で入団。
ちなみにホンダでは「将来は幹部候補生」と言われる程の秀才君。プロ入りの際にはホンダの引き留めがあったとかなかったとか噂がたっちゃう程の野球エリートでありながら優秀な人材なのだ。
カープ入団後は15年に二軍で14本塁打を打つなど、入団当初から持ち前のパンチ力溢れる打力には一目置かれていた。
そして昨年は開幕スタメンを勝ち取る。開幕当初は不振に陥るものの、交流戦でプチブレイク
2016年は48試合.250 5本 18打点
とカープの外野手争いに名乗り出たのだ。



群雄割拠のレフト

センターは丸、ライトは昨年大ブレイクの鈴木誠也で恐らく固定されるだろう。
となると残り一枠のレフト。
ここの争いが凄まじく激しい。

パワーが持ち前のエルドレッド
4番もこなす阪神キラーまっちゃんこと松山
14年期待のドラ1野間
サードからコンバートの堂林
打撃、走塁、守備と万能型オール「C」タイプの下水流

残り一枠を5人で争う形になるのだ。
凄まじい倍率である。
一つの椅子にサードから堂林まできたもんだからまさにギュウギュウである。
ちなみにご存知のファンの方も多いが、野間は別としてエルドレッド、松山、堂林は一塁も出来る。
そこに着目してか下水流は秋季キャンプでは試合に出場する為に一塁にも挑戦していたが、春季キャンプでは練習はしていた様子も紅白戦も含め一塁手として試合に出ている様子は見受けられない。
となると今年も外野手一本としてスタメンを奪いにいくのか。

そもそも「下水流の売り」って?
下水流以外のレフトの選手はわかりやすいウィークポイントがある


エルドレッドは年間通じて試合にはあまり出られないし、守備は下手ではないもののレフトの守備範囲はあまり広くない。
まっちゃんこと松山は右には一定の強さを残すものの左には弱く、守備も得意な方ではない。
野間は二軍では一定の結果を残したもののキャンプで怪我をしたりと今年も躓いたスタートに。
堂林は良くも悪くも堂林。期待するもののどう出るかわからない所が多く、まだまだ外野手は不慣れなポジション。

じゃあ下水流は?
下水流の良さは万能型オール「C」タイプ



下水流はバッティングは松山やエルドレッドには及ばないかもしれないが打撃は左には強いしパンチ力もある。
足は野間より遅いがそこそこ走れるし、守備は赤松の様に守りは上手くないが、レフトだけでなくライトもセンターも守れる、所謂万能型オール「C」タイプなのだ。


(撮影 政宗)
堂林の様な華やかさはないかもしれないが、いぶし銀さが一昔前のカープ選手を彷彿とさせる。



こういう万能型タイプの下水流がシーズンを通してだと意外と重宝される。
ましてや今年は走守の要だった赤松が病気を患い
昨年終盤よく見られた
エルドレッド→赤松
松山→赤松
の守備固めが当面出来ない状態。
代役には天谷もいるが、この下水流も充分こなせるのではないかと筆者は考えている。
いやそもそもレギュラー定着しちゃえば守備固めなんて要らないのだ。


言葉から滲み出る秀才感


昨年の下水流のインタビューの中で

去年がボクにとってプロ野球選手のスタートだと思ってますんで。まずは去年の自分に勝つということを目標に。

この奢ってない感じが凄い秀才な感じがするなぁ。これが下水流の魅力なんだよなぁ。
いわば今年は2年目の下水流。
オープン戦ではホームランも放ちレギュラー奪取へ猛アピール。

「堂林ぃ!?そんなの関係ねぇ!俺だ!シッモだ!」
と言わんばかりの活躍を期待しちゃうのである。
(ちなみにシッモは堂林と同じ愛妻家です)


(字もキレイなシッモ)

若鯉桒原樹はブレイクするのか→「桒女(くわじょ)」も急増中

2017-03-15 21:32:18 | 若鯉コラム
今「玄人カープ女子」にとっては若鯉アイドル低迷期。それもそのはず。
25年振りに優勝したからだ。
決して堂林がマスパンと結婚しちゃってニヤニヤした良きパパになったからではない。
カープ女子に人気だったご存知鈴木誠也は一軍でレギュラーを掴み、侍JAPANに。カープ淑女に大人気だった安倍も今や「覇気」を代名詞に一軍定着しようとしつつある。
こう期待の若手が一軍で活躍すると「玄人カープ女子」の中では「嬉しいけどなんだか寂しい」みたいな複雑な感情が入り混じる。
スポットライトを当たらない選手を追っかけるのはファン心理としてわからんでもない。(寧ろよくわかる)
玄人カープ女子は堂林は応援していても所謂「堂林推し」ではないのだ。
玄人カープ女子からすると「堂林推し」は「好きなジャニタレって誰?」と聞かれて「嵐の松潤」なんて答えてしまう、良いのだけれどもなんだか眩し過ぎちゃう感をだしてしまうのだ。

そうなってくると玄人カープ女子は「自分の応援したい」まだスポットライトを当たっていない若鯉を探す。

「まだ日の当たってない若鯉はいないかしら……」

それが今日(03月15日)楽天戦オープン戦でスタメン出場した

桒原樹なのだ。



(撮影 政宗)


「くわちゃん」なんてダサいよ!
「くわわ」なのよ!(by桒女)


風貌は素朴な田舎の兄ちゃんって感じで、決して貶している訳ではないのだが実家が農家でそれを継いでじゃがいもでも育ててそうな、まだまだ垢抜けない青年。
しかしこの桒原君、見た目とは裏腹に昨年は二軍でフル出場。しっかり遊撃のポジションを掴んでいるのだ。
109試合.248 3本 33打点と20歳にしてはまずまずの成績を残し、失策数は20と守備にやや難ありなものの、ちゃーんと二軍監督水本監督も期待の若鯉なのだ。
事実今季の教育リーグでも1番遊撃での出場が目立つ。
成績も残し、純朴そうな青年。
「玄人カープ女子」が目をつけない訳がない。





結構ないじられ(愛され)キャラなくわわ


先日教育リーグに足を運んだ時は
「くわわ」なんてニックネームで「玄人カープ女子」からアイドル化されていた。
私は心の中で「くわちゃん」なんて呼んでいたのだが、これは可愛くない。マジで農作業やってる兄ちゃんのニックネーム。
「くわわ」の方がアイドルっぽくて断然可愛い。
元々「くわわ」は結構弄られキャラで二年前二軍戦に足を運んだ時は当時いたロサリオに思いっきりいじめられたり、某捕手にプロレス技まがいの技でしっかり可愛がりを先輩方からうけていた。
「くわわ」自身ももうすぐ先輩風吹かそうかと思っていただろう。
しかし二年前は高卒野手は入らず、昨年は真面目そうな坂倉君。
これにはくわわもがっかりしただろう。(筆者の妄想)
なので、相変わらず先輩達に弄られていたくわわ。
先日の鳴尾浜での教育リーグではバティスタにアウト後のボールを近距離から「オオフッ」と豪速球に放り投げられ死ぬほどビビっていたなど「まだまだいじられキャラは渡さないゾ」と言わんばかりのガチいじられっぷりなのだ。

そんないじられっぷりが実ってかくわわ。
なんと03月14日から一軍帯同。


03月14日明石球場で行われた楽天とのオープン戦に行ってみたが、くわわの一軍昇格を受けてか「45」くわわの背番号を着た玄人カープ女子の姿が目立つ。
くわわが守備練したり走塁練習したりするとバシャバシャとシャッターを切る桒女
因みに桒女からすると「彼の走り方はヘン」だそうだ。
確かに難波走りっぽいのだが、傍から見るとガッチガチに緊張している様な走り方。
これは現地で要確認してほしい。
試合中ではイニング終了ごとに出迎えては丸に何故かどつかれるシーンが何度もあったがそこはいじられキャラのくわわ。
そのへんは二軍ではよくある見慣れた光景なのだ。
明石では途中出場してノーヒットだったものの卒なくプレーした印象。
そして本日03月15日は9番遊撃でスタメン出場
しっかり故郷静岡で安打を放ち、成長した姿を見せつけたのだ。

試合後のコメント
桒原「友達か家族も来てたので、1本打てて良かったです。オープン戦呼ばれてスタメンで出させてもらったので、この緊張感を忘れずにやっていきたいと思います」

うん。凄い初々しい感じ。
だがそこが玄人カープ女子を唆るのだろう。
遊撃の壁は田中、西川、安倍と層が暑い。しかしそれを跳ね除けて一軍定着を掴み取って欲しい。
頑張れ「くわわ!!!」