『黄金の国ジパングに生まれて』 黄金島 光丸/作

“言葉遊び”をしているブログです。あなたのお気に入りを見つけてください。

【 魚 】

2006年01月30日 | あいうえお作文
[さ]→逆恨み

[か]→皮まで食べた

[な]→仲間を返せ!



魚を料理して内蔵などを掃除していると「こいつはもともと生きていた」「でも、今は死んでただの肉塊…」と感じられずにはいられません。



我々が食べているものは生命が宿っていたものの死体です。

人間だけではありませんが、我々は他の命を食べることで生きています。



罪な存在です。



それは「食物連鎖」という自然の摂理なのかもしれません。


だが、もし宇宙人がやってきて私の大好きなあの人を食べたとします。


そして宇宙人が、
「これは自然の摂理だよ。君もずいぶんと生命体を殺して食べてきたじゃないか。それと同じだよ。何が悪いのかね」
などと言われても納得できません。



だからといって魚を食べない訳にもいけません。
これからも食べ続けます。


もし今朝食べた魚の仲間に「なぜ仲間を食べた?」と質問されたら…


どんな言い訳をすれば魚は納得してくれるでしょうか。

あなたなら、どう答えますか?

【 雪 】

2006年01月25日 | あいうえお作文
[ゆ]→行方不明

[き]→希望を失い凍死




水死体はぶよぶよに膨らみ汚い色の肉塊になります。
それに比べると冷凍保存されるので、凍死体はずいぶんときれいですよね。


雪ってロマンチックですよね(^^)

【 発癌 】

2006年01月24日 | あいうえお作文
[は]→はかなくも

[つ]→つきる命に打つ手なし

[がん]→頑張れだけじゃただの気休め





きれいな言葉で飾るだけならやめてくれ
真実を受け取れなくなるから

愚かなのに…

2006年01月23日 | 独り言
人間の欲望を満たすから商売というものは成り立っていて、欲望をかなえてくれるから商品やサービスがたくさん生まれます。

それは正義でも悪でもなく、ただの事実です。

突然ですが、SEXをしてお金をもらったり、払ったりするのは今の日本の法律で禁止されています。
でも、不特定多数の人とSEXをしてお金をもらい生活している人は、実際にたくさんいます。

私の友達にも、SEXをする事を商売にしている人がいました。
もう、連絡がつかなくなってずいぶんたちます。
結婚して子供もいましたが、ネットで知り合った男とSEXしてはお金をもらっていました。
彼女の感覚でいうと「小遣い稼ぎ」なのかもしれませんが、一時は旦那の稼ぎを超えていたみたいです。

当時はよく、彼女なりのSEXに対する考えを話してくれました。

男がいかに愚かな存在なのかを話してくれました。
それと同時に、子供が生まれてお金が必要な事も繰り返して聞かせてくれました。
お互いが割り切っていれば罪にはならない、それが自分の行為を正当化するための口癖でした。
少し悪びれた様子で話す彼女の顔が今でも印象に残っています。
吸っているタバコはマルボロのメンソールでした。


私はお金をもらった事はありませんが、たくさんSEXをしてきました。
行為が終わると、時々、自分の愚かさに自己嫌悪にもなります。

いたずらに性欲を刺激するだけのポルノ写真を見て嫌悪感を覚えます。

ですが、SEXをやめる気にはなれません。
どこかで、自分だけは特別だと思っているのかもしれません。


自分の愚かさが嫌になります。

もし自分が2人いて、SEXをしている自分を見たならその愚かで無様な様子にショックを受けるでしょう。

時々、訳もなく誰かに覗かれている気がします。

もしかしたら、知らないうちにもう一人の自分が覗いているのかもしれません。
既に、私は覗きの対象なのかもしれません。


SEXがないなら私が生まれてなかったのも事実です。


去年からこんな事ばかり考えていました。


愚かなのに、どこかで希望にすがりたい自分がいます。
生きているという病の症状が「希望」なのかもしれません。