[さ]→逆恨み
[か]→皮まで食べた
[な]→仲間を返せ!
魚を料理して内蔵などを掃除していると「こいつはもともと生きていた」「でも、今は死んでただの肉塊…」と感じられずにはいられません。
我々が食べているものは生命が宿っていたものの死体です。
人間だけではありませんが、我々は他の命を食べることで生きています。
罪な存在です。
それは「食物連鎖」という自然の摂理なのかもしれません。
だが、もし宇宙人がやってきて私の大好きなあの人を食べたとします。
そして宇宙人が、
「これは自然の摂理だよ。君もずいぶんと生命体を殺して食べてきたじゃないか。それと同じだよ。何が悪いのかね」
などと言われても納得できません。
だからといって魚を食べない訳にもいけません。
これからも食べ続けます。
もし今朝食べた魚の仲間に「なぜ仲間を食べた?」と質問されたら…
どんな言い訳をすれば魚は納得してくれるでしょうか。
あなたなら、どう答えますか?