goo blog サービス終了のお知らせ 

電脳古代文化研究所2022 序(goo blog ver.)

折々の雑感、研究テーマを写真付きできままに綴るブログ

南方熊楠シンポジウム

2011-10-02 20:30:00 | つれづれ
南方熊楠シンポジウム~南方熊楠のエコロジー思想とは何か?~
日時:平成23年10月2日(日)13:30~17:00 ○場所:明治大学アカデミーホール
(東京都千代田区神田駿河台1-1)
○開催趣旨: 南方熊楠(1867-1941)は、和歌山県出身で、民俗学の分野における近代日本の先駆者的存在であり、博物学、宗教学の研究や、植物学、特に「隠花植物」と呼ばれていた菌類・変形菌類・地衣類・蘚苔類・藻類の日本における初期の代表的な研究者です。 今からちょうど100年前に生物どうしのつながりの重要性、つまり現代の生物多様性の考え方に通じるエコロジーの思想で自然保護運動を展開しました。熊楠の視点は生命のつながりの大切さでした。東日本大震災は私たちの生活に計り知れない影響を与えています。自然への畏敬、命の尊さを改めて考え直さなければなりません。「生きる」ことは一人ではありません。人と人がつながり、自然との共生のなかで生きています。シンポジウムを通して、熊楠のエコロジー思想を現代社会に問いかけます。
○プログラム
・基調講演
 荒俣宏(作家) 「熊楠とエコロジーの物語-そこに愛と神があった」
・講演
 中村桂子(JT生命誌研究館館長) 「生命誌の世界と熊楠」
 井川憲明(元明治大学農学部教授) 
「熊楠のエコロジー思想」
 黒田大三郎(環境省参与) 「熊楠の愛した“生物多様性の宝庫-熊野”」
・座談会 
 「紀州的エコロジーのススメ」 
 荒俣宏・中村桂子・井川憲明・黒田大三郎・仁坂吉伸

シュルレアリスム展

2011-05-17 21:26:00 | つれづれ
15日に国立新美術館で行われたシュルレアリスム展に行く。乃木坂駅直結。展示構成は、次の通り。1:ダダからシュルレアリスムへ
1919-1924
2:ある宣言からもうひとつの宣言へ
1924-1929
3:不穏な時代
1929-1939
4:亡命中のシュルレアリスム
1939-1946
5:最後のきらめき
1946-1966

シュルレアリスムは20世紀に文学、美術、音楽など幅広い範囲で広まった芸術運動のひとつ。本展はダリ、マグリット、ミロ、デ・キリコなど代表的な作家らの作品約170点によってこの運動の全貌をつぶさに紹介する展覧会である。
20世紀の芸術の流れを変えたシュルレアリスムを体験する絶好の機会となった本展は、これまで馴染みの無い作家も紹介されている。
イヴ・タンギーの幻想的世界にしばし魅了。アンドレ・ブルトンに「最も純粋なシュルレアリスト」であると評された人物である。