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フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

仔猫育児記録12日目

2010年07月11日 | 猫ばか日記
 離乳の方はまだまだだが、トイレの方はそろそろかもしれない・・・というか、躾けないとだめだ~!ミルクでお腹一杯→マッサージしてオシッコ(ときどきウンチ)が理想的なのだが、ここのところそれがうまくいかない・・・。まあ最初からねしょんべんたれじゃの~とは思っていたのだが、マッサージすれば多少出ないこともないが、そのあと勝手にその辺でしてしまう・・・。
 今日は兄貴がムギを見に来た。実家も猫を二匹飼っているが、兄貴も父も二匹に触らせてもらえないのだ。(抱っこされるとマグロのようにビチビチはねて逃げるのだ!)猫というのは基本的に子どもと男が嫌いなのだが、さすがに赤ちゃんなのでそんな意識はまだないのだろう(つーか非力だから逃げられないし!)、みーみー鳴きながらも抱っこされている。・・・が、乗っけられた兄貴の足の上でオシッコ・・・。
 先週もいい加減何度オシッコを洩らされたかわからんキルトカーペットを夜洗って干しておき(昼間は洗って干す時間がない・・・ずっと雨がちだしな)、花ござに替えたばかりだ。さらに昨日の夜にも座椅子カバーの上にされたので洗ったばっかりだが、ついさっき仰向けにごろごろしながらまるで「ションベン小僧」のように見事な「シーッ」をしてくれた・・・そして昨日ウンチをしなかったので心配していたら、「シーッ」をされて「ひえ~」と慌ててムギを箱の中に突っ込んで、拭いたタオルを洗いに行って戻ってくると・・・箱から脱け出そうとしながら「大」をし、敷いたペットシーツと箱の壁に「大」がくっついていた・・・せ、せめて座ってしてくれよ!!
 ううむ、育児とはオシッコとウンチとの戦いだな・・・としみじみ。若い頃だったら「どうしてシーツの上でやらないの」「また洗わなきゃいけないじゃないの」とか怒っていただろうけど、今は「洗えばいいや」と思える精神的余裕があって良かったことだよ。ははは。

仔猫育児記録6~11日目

2010年07月10日 | 猫ばか日記
 ムギの体重は330gに。最初拾ったとき250g程度だったから5日で80g、ということは3割増しだからびっくりな増え方だが、お腹ぽんぽん状態だったのでもうちょっと少ないかもしれない。でも大きくなったよなあ!
 7月5日、今日から友人Mがペットシッターに来てくれる。朝8時前に私が出勤したあと、9時から6時までにいてくれることになっている。友人は私の持っているマンガと同人誌を毎日読みまくっているようだ。彼女はハ○イズ※なのだがあいにくウチにはア○ミハとハ○タジしかない。が、ア○ミハの某作家さんは気に入ったようだ。是非ア○ミハに転んでほしい・・・。
 ※某野球マンガにおける腐女子たちの妄想によるBLカップリング。ア○ミハ・ハ○タジも同じ。わかんない人はわかんなくていーよ(笑)

 ムギと老猫以外の猫は臆病なので、Mが来るとロフトへ逃げ出したらしいが、2日3日と経つうちに慣れてきて、まずはコータ、それからウリ、最後にユータが降りてくるようになったらしい。ムギはすくすくと大きくなり、7日には歯が頭を出しているのを発見。ウンチは相変わらず便秘気味(お母さんといっしょだね・・・)で、2日に1回しかしないんだけど・・・。
 最初ミルクを欲しがる時間が夜中の2時~4時だったのが、8日目くらいから私が起きてごそごそするまで鳴かないようになった。ああ、もう幼児くらいなんだなーとほっとする。子育ての初期が終わったというところかな?トイレもさせようとしてもいやがって逃げ回り、じゃあしたくないのかよ、と放っておくとしばらくたって床の上とかタオルの上とかでしている・・・。そろそろ猫砂トイレを用意すべきか?
 歩き方もまだよちよちしてるけど、結構速くなった。私が動き回っていると追いかけようとするのだが、ふと目を離すとすでに足元にいたりして、うかつに動くと踏みそうだ・・・箱も自分で脱出できるようになり、最初にそれに気づいたのは朝、寝ている私の腕にふわふわしたのが触るからコータかな?と撫でようとしたら体に触らなくて、アレ?と起きたら布団の上にムギが転がっていたのだ。ミルクがほしくなって出てきたらしい。ま、箱の縁までよじ登ることはできても、降りるのはできなくてボトッと落ちてるけど。
 7月9日、10日目。シッター最後の日はMに私が帰るまで待っていてもらった。私が帰宅してリビングに行くと、ムギと老猫以外は姿を隠したまま。おいっ、おかーさんが帰ったっつーのにその態度・・・、もしかしてお前ら、友人を私だと思い込んでいた?!ガーン・・・何年も一緒に暮らしているのに、顔を覚えられていない?もしかして「ウチにいる人」が「お母さん」だという認識なのか?!そりゃー私は夜と週末しかいなくて、いるときも自分のことばっかであまり構ってやらないけど、そりゃーねーだろ餌を用意してしばらくすると降りてきたけど・・・ちょっとショック。○○!(←老猫の名前。某マンガキャラの名前なので恥ずかしくて言えない・・・。病院では仮名で届けてます)お母さんがちゃんとわかってお母さんを大好きでいてくれるのはお前だけだよ~~
 彼女が持ってきた赤ワインと、私が買ってきたチーズとつまみとバゲットで「お疲れさんでした~」の打ち上げ(?)。私は1週間分の疲れのせいか、ボトル半分でぐでぐでに酔っ払った・・・
 10日、昼間の明るい光で見るムギの愛らしさに、朝から激写しまくる。ああ、可愛い~
 
 体重も450gに。この体重だと生後4週くらいなのだが・・・すると、拾ったとき生後2週よりは経っていたのかな?目は濃い青のようだ・・・。
      
 いちょまえに毛づくろいもする。白くて三角の小さな牙がかわゆい。250g入りのミルク缶がもう5分の1くらいしか残ってないのだが、そろそろ離乳食始めたいんだよなー。もう1缶買うと余りそう。ううーん

仔猫育児記録5日目

2010年07月05日 | 猫ばか日記
 7月4日、日曜日。ムギを拾って5日目。朝4時ごろ目が覚め、ムギをのぞきこむと起きていたらしく、私の気配を感じて縁を登ろうとする。手を差し出すと指をちゅばちゅば吸うので、ミルクが飲みたいのだろうと飲ませる。よく飲んで、コロンと転がった。眠いのかオシッコかどっち?とりあえずオシッコをさせた。眠い・・・ので、もう一度口に哺乳瓶を持っていき、ちゃんと咥えないので飲みたくないのだな、と余りを冷蔵庫に入れて寝る。ちなみに粉ミルクの缶には「一度沸騰したお湯で溶かして・・・」とか「余ったら捨てて、新しいのを飲ませてください」とか書いてあるが、私は超手抜き。お湯はレンジでチンだし、たくさん余ったら冷蔵庫に入れておいて、レンジで温めて飲ませるし・・・。だってウチの子、もうお腹一杯なのかと思ったら10分後にまた欲しがったりするからさー。そう神経質になることなかろう。
 二度寝したのでちょっと遅めの8時起床。大人猫たちにエサをやり、ぼーっと新聞を読みながら朝食を食べ、スーパーへ買い物に行く。午後3時、来週ペットシッターを頼んでいる友人がやってきた。老猫以外の大人猫はロフトに隠れる・・・。内弁慶なんだからようミルクの量とかオシッコのさせ方、物の置き場所などを教えて、二人して酒を飲みながら(昨日届いたばかりのスパークリングワイン。夏は冷たいスパークリングワインに限るよねーっ)、5時から「ハガレン」最終回を観る。
 夜、「今日はウンチでないのかなー。明日も出なかったら、会社から帰ってから浣腸してもらいに行かないとな・・・」と思っていたら、オシッコが終わって箱に戻してから・・・なにやら踏ん張っているような?ん?と持ち上げたら・・・ぴるぴるぴると出るわ出るわ。昨日の比ではない!どんだけーっと叫びたくなるほど出た。ウンチは続くよどこまでも・・・おいおい、体長くらい出たぞ!絵の具のお尻をぎゅーっと押したみたいに!
 ・・・大腸内全部ウンチが詰まるくらいミルク飲みまくってるとしか思えないな・・・。これが成長期ってヤツか・・・
 明日は会社だ、と思いつつ、12時まで「ヘタ○ア」を読んでしまう。ううむ、時々キャラの見分けがつかないのは私の記憶力が衰えたから?腐女子フィルターの性能が落ちているから?まあ、独と伊さえわかればいいか・・・(←ダメじゃん
 明け方、3時に起こされミルクをやるはめに。ああ、仕事しててもきっと頭が働かないだろうなー・・・ 

仔猫育児記録3日目~4日目

2010年07月04日 | 猫ばか日記

 7月2日、仔猫を拾って3日目。
 家からいちばん近い動物病院は、私が引っ越して来たのとちょうど同じ頃に開業した。なので、引っ越してきて行き付けの病院と離れ、尿路結石用療法食を手に入れられなくなった私は(今なんともないのに病院へ行くのは気が引けた・・・)ホームセンターで購入した、一応「猫の泌尿器疾患に配慮した」餌を与えていたのだが、やはり再発してしまったときに最初にそこへ連れて行った。そしたら「なんでちゃんと療法食を与えないんですか?!それでも飼い主ですか!」と頭ごなしに怒られ、むかっ腹を立てたのと、急病を受け入れてもらえなかったのとで、二度と行くかと思っていたのだが、そこの病院はペットの預かりをしているのだ・・・。毎日預けるのなら、もちろん近いほうがいいに決まっている、ということで、この際仕方がない・・・と朝電話して、仔猫の預かりもOKかどうか聞いてから連れて行った。
 病院にかかるからには名前をつけないといけない・・・と昨日から頭を悩ませた末、「麦(ムギ)」に決定。前に拾った猫に「瓜(ウリ)」とつけたので、食べ物の名前にしようと思ったのだ。由来はまあ茶色いからと、『ダー○ィ・ペア』(高○穂遥のSF小説)に出てくるチョー頼りになる猫型高知能生物の名前からだ・・・。
 受付で預かって欲しいのとついでに診てくれ、と告げたら問診票に書かされた。受付の人に「健診となっていますがどこを診ますか?」と訊かれた・・・。フツー健診と言ったら全体的に診てくれということだと思うのだが・・・変な病院だ。しょうがないので「耳の辺りを痒がるのと、目やに」と答え、しばらく待って診察室へ。
 まずはノミがいたことを告げると(一応見つけたヤツは取ったが)、体全体にフロントライン(動物用ノミ・ダニ駆除剤)をスプレーされる。目やには軽い風邪かもしれないが、とりあえず目薬で対処しましょう、とのこと。そして痒がるのは・・・「疥癬ですね」
 カイセン・・・?子供のころ私がかかったアレか?←それは乾癬(カンセン)。水虫とかと同じ仲間の・・・?←それは白癬(ハクセン)。
「こんな仔猫には打ちたくないですけど、ひどくなると死にますから。少し弱るかもしれませんけど、注射を打ちましょう」
 まだ一度もウンチをしていないと話したら、「日曜まででなければ浣腸しましょう」と言われ、とりあえずその日はそのまま夜まで預けることに。
 会社に行ってカレンダーを見たら、大きな感違いをしていたことに気づく。私は来週同僚が夏休みを取るし私も仕事が入っているので休めないから友人にペットシッターを頼み、再来週から2週間休暇をとればいいかと思っていたのだが、来週は同僚2名が研修で不在、さ来週に同僚が夏休みだった・・・。も、もう1週間休めねえええ!
 朝病院へ預けに行くにしても、8時半からしか預けられないので、私は完全に遅刻。1週間も遅刻~~~とぐるぐる悩んでいると、先輩が「お姉さんに送り迎えしてもらったら?」
 あ・・・そっか!姉は私の家から車で15分のところに勤務しているのだから、会社へ行く前にちょっと寄り道してもらえばいいか!1時間くらいなら仔猫をひとりにしておいても大丈夫だろう!
 私は帰宅して病院へ迎えに行き、ついでにさ来週の預かりを予約した。猫は1日2500円だが、宿泊なしなら1日2000円だという。(ちなみにその日は本当なら2000円のところ、注射などの治療で3000円ほどかかったので、500円でいいと言われた・・・。ラッキー
「猫ちゃんは今日浣腸しておきました。ちょっとミルクの飲みが悪いですね」
 へ?この子めちゃくちゃ飲みますけど・・・あ、数回に分けてしか飲まないからかなあ?と「?」になりつつ連れて帰ると、すぐミャーミャー言うのでミルクを飲ませる。ごっきゅごっきゅすごい勢いだ。やっぱお母さん(私)でないと飲まないのかな~?てへへ←すでに親バカ。
   
 さて、ネットで疥癬を調べてみる・・・と、ダニが原因、注射は2回するとのこと。・・・あれ?医者、もう1回注射を打ちに来いって言わなかったよね?1回でいいとはあちこちの記事どこを見ても書いてないぞ。おいおい、私が安心してもう注射打ちに行かなかったらどうすんだよ!全くよう・・・しかし、ダニか・・・。あ、私の夏布団の上に寝かせてたけど、ダメじゃん。洗わないと使えない・・・。ダニをまき散らさないよう隔離だな。(しかし、ダニと聞いた途端にあちこち痒いような気がしてくるな・・・)
 私はさっそく使っていない深めの猫トイレ(1度これに換えたら猫に拒否されて、玄関にフンとオシッコをされたのだ・・・)をムギの寝床にすることにした。
 7月3日は会社は休み。朝寝坊・・・と思ったが、7時に起きて猫たちにエサをやる。ミルクを飲ませてお尻のマッサージ・・・おお!ウンチが出た!出た!出た!・・・って、どれだけ出るんですか。昨日浣腸して出きったんじゃないんですか。にょにょにょにょ・・・と尻尾の長さくらい出たぞ。黄土色で柔らか。ううむ、やっとホントに「お母さん」になった気がする・・・。
 掃除洗濯を終えて(雨のため室内干し)姉に電話。姉の了承も得ず病院に預けることにしちゃったからな~。相変わらず事後承諾な女だ。
「ま、いいけど」姉は快く(?)承諾。持つべきものは腰の軽い姉・・・(しかし妹の私はとっても腰が重い・・・。逆の立場だったら絶対「え~。おめーなー、送迎代払え」くらい言いそうだ・・)。
    
 休日なのでひたすらミルクをやり、オシッコをさせ、ぐずればなで、抱っこし、1日中育児三昧。そんなワタクシの3種の神器。
        
 哺乳瓶、ウェットティッシュ、トイレットペーパー・・・。
 ちなみにワタクシがほしい3種の神器は、全自動洗濯乾燥機、地デジ対応DVD、お掃除エアコン・・・。毎日にゃんこが寝しょんべんたれてタオル取り替えるから、乾燥機能のある洗濯機は今すぐほしいよ・・・。あれ?仔猫って母猫が舐めてオシッコさせるんだよね?なんで寝ションベンするのか??謎だ・・・


仔猫育児記録1日目~2日目

2010年07月03日 | 猫ばか日記

 6/30。夜7時過ぎ、私は暑いので窓を開けながら夕食を食べていた。猫たちはベランダで夕涼み。そこへ、猫のかん高い鳴き声が聞こえてきた。最初のうちうちの子が変な声で鳴いてるな~くらいに思っていたのだが、どうも遠いし細すぎる。ベランダに行ってみると、うちの子はいたが鳴いていない。アパート側の窓から下を見るが、何もいない。じゃあ庭か?とベランダから下を見るがやはりいないし、声もほとんど聞こえない。やっぱアパート側だと思うんだけど、いないなあ・・・とのこのこ庭へ出てみた。声は小さく聞こえるが姿は見えず。なんか必死で呼んでる感じ。「どこにいるの?」と声を出すとミーミー大きくなった。うちの敷地のアパート側の端へ行くが、すぐ近くに聞こえるのにどこにもいない。境の塀と塀の隙間は狭すぎて猫が入ることなどできない。しかし声は聞こえているのだ!
 まさか・・・ここ?と私はこんがらがった(剪定しないからだ・・・)植え込みの枝をかきわけた。
「ミーッ」
 ありー。こんがらがった枝にからまったねずみが・・・じゃない、みーみー鳴いているんだから猫だ。小せえーっ!思わず枝をはがして救出してしまい、更にあまりの小ささにびびる。「ど、どうしよう
 慌てて動物病院に行こうと思うが、寝間着姿の私はまず着替えなくてはならず、食べかけのご飯を猫に食べられないようザルをかぶせ、猫を運ぶキャリーにペットシーツとタオルを敷いて仔猫を入れ、車で行きつけの動物病院へ向かった。そのときすでに7時半を過ぎていたので、ちょっと遠いがやっている病院はそこしかなかったのだ。車で約15分、間に合ったーと思ったら、明かりが消えている。ええっ?とインターフォンを鳴らすが返事はなく、車の中から電話をかけてみると、留守電が「本日午後は都合により臨時休業しております」
 ・・・えーっ、なんでよりによって今日!?と仕方なく道を戻り、前に行ったことがある病院へ。そこは医者の住居兼病院なので、少なくとも医者はいるはず。インターフォンを鳴らそうとして、ドアの張り紙に気づく。「院長が心筋梗塞のため、長らく休院してしまいご迷惑をおかけしました。6月×日より診察を再開しておりますが、体調をみながらとなります。ご了承ください」・・・あー、あの医者、私より年下なのに見事なビール腹だったもんな・・・と思いつつ鳴らしたが、インターフォン越しの医者は「急患なんです」と言いかけた私に「心筋梗塞で・・・とても対応できないので・・・」とぼそぼそと呟いた。オレは赤ちゃん猫に異常がないか診てほしいのと、子猫用ミルクと哺乳瓶をわけてほしいだけなんだよう!何も死にそうだから手術してくれと言ってるわけじゃねえ!と思ったが、どういう状況か聞きもせずそういう医者に、何を言ってもムダだな、と呆れつつムカつき、じゃあいいです、と再び車を出す。
 仕方がないからさっき通りがかったホームセンターで猫用ミルクだけでも探そう、哺乳瓶はなくてもガーゼがあればなんとかなる・・・と向かったが、ガーン・・・8時を過ぎたためすでに閉店していた。
 いちばん家から近い病院は、前にうちの猫が尿路結石でぐったりしているのを時間外に連れて行ったら、「石が詰まって死にそうなんです」と言ったにもかかわらず「時間外なので他行ってください」と言われて(医者じゃなくてたぶん同居している母親らしいおばさんに言われたんだけど)激怒したことがあったので、最初から行く気がせず、家に戻った。猫はその頃には全く鳴かなくなっていたので、さすがに泣きそうな気分になる。もしかしたら自分が連れまわしている間に実は母猫が迎えにきていたかもしれない、だったら拾わなかったほうがよかったのにとか、ぐるぐる考えて動揺してしまった。
 牛乳は下痢をするからよくないとは知っていたが、赤ん坊が朝まで水だけでもつとは思えず、この際多少はしょうがない、と温めてガーゼに浸し、口に突っ込んだ。ちゅばちゅばと吸い始めたので飲みたいだけ飲ませ、濡れたガーゼでお尻をマッサージ。おや、女の子だ。勢いよくオシッコをしてくれたのでほっとした。しばらくするとまたみゅーみゃー泣くのでもう一度牛乳を温めて飲ませる。スポイドがあったので、その先にガーゼを巻いて滲み出させるようにしながら飲ませてみた。ううむ、さっきよりはイイ感じ。結局飲んではオシッコをさせ、ということを3回くらい繰り返し、そのうちぐるぐる言いながら眠ってしまった。やれやれ・・・とキャリーに入れて、その隙に自分の夕食の後片付けをして(もう食べる気は失せていた)、風呂に入った。
 他の猫たちは警戒してロフトに上がってしまっているし、老猫はフーフー怒っている。私はリビングに布団を敷いて寝ることにした。いつも一緒に寝ている老猫は淋しがるだろうが、仕方がない。老猫が心広ければ、一緒の部屋に寝るのだが・・・。
 風呂から出てくると、目を覚ました仔猫が鳴くので牛乳を飲ませてオシッコをさせる。窓を閉めるとあまりに暑いので、タイマーでクーラーをかけて、仔猫にはタオルをかけて暖かくして寝かせた。
 翌朝、5時半に仔猫が鳴くので起きて牛乳を飲ませる。オシッコは少し出た。やっぱり何度も飲む割にあまりたくさんは飲めていないのかもしれない。他の猫にもエサをやり、会社は休むしかないので二度寝。9時前に会社に電話をかけると予想通り先輩が出た。「猫を拾ってしまったので休ませてください・・・。明日病院に連れて行って、預かってもらえるよう頼むつもりなので、明日の午後出社します・・・」あいにく木曜のため、どの病院も休診日だったのだ。「部長に代わる?」「いやいやいや!」先輩は部長に私が休みのことを告げ、何か用があるか聞いてくれた。「別にないからいいって」「どうもー」
 9時半、猫が寝ている隙にちょっと遠い大きなホームセンターへ車で行った。近所のホームセンターに哺乳瓶があるかどうか不安だったのだ。それでもさんざ探して(哺乳瓶1種類、赤ちゃん猫用粉ミルク缶1種類、全年齢用液体ミルクパックが1種類しかなかった!動物病院やペットショップも入っている大きなホームセンターなのにさ!)購入。帰ってきてからしばらくすると目を覚ましたので、さっそく粉ミルクを計って溶かし(ミルク缶には「一度沸騰してから50~70度に調整した湯を加え、ミルクを溶かした40度前後に冷まして与えてください」と書いてあったが、手抜きして少量の水をカップで適当にチンした・・・)、おけに張った水に哺乳瓶を突っ込んで冷まして飲ませた。前日、どれだけ小さいのか台所用スケールで猫の重さを計ったのだが、250g弱だったので、缶の表示によると、生後14~17日くらいか。目はほとんど見えていないようだ。これくらいの子だと1日に粉ミルク10g湯54cc、授乳回数6回・・・って、1回あたりめちゃ少な!と思いつつ、そんなん計れないや、と6分の1より多めに作る。ところが、この子は1回に飲む量は少ないのだが、ちょっと休んではまた欲しがり、結局4回くらいに分けて飲んでものの、おかわりまでしたのだ!6分の1どころか2分の1は飲んだよね?うひゃー、おなかパンパン!
  
 とにかくこの子はよく飲むんだけど、飲む→オシッコさせる→飲む→オシッコ→飲む・・・と、飲むからオシッコが出るのか、出るからまた飲むのかわからんくらい何度も飲むので、1回の授乳に最低30分かかる。めんど・・・
 こんな小さい猫を育てるのは初めてなので、これでいいのかすごく不安。飲んでる途中でいきなりばたっとうつ伏せになって動かなくなったから、「え?何か悪かった?ちょっと熱めだなーとは思ったけど、火傷でもして死んじゃった?!」と真っ青になったら、単に寝ていたとか・・・目を開けたまま仰向けで手足をピクピク痙攣させるから「何!?けいれん?どうしたの?!」とおろおろしたら、やっぱり目を開けたまま眠っていただけとか(手足を動かすのは夢でも見てるからなのかなー?)。そんなこんなで気が休まらず、自分の食事を作る精神的余裕もなく、1日中偏頭痛に悩まされたこともあって、夜風呂場でいつものように体重を計ったら、20代以来の46キロ台を示していた・・・。・・・いつもは食いすぎだということか・・・とゆーか、いつもは食べなくても絶対に47キロよりは下がらないので、やっぱすごいストレスだったということなのか。
          
 さて、ミルクの期間は3週間くらい、そのあと離乳食を混ぜ始めて、ということなので、どう考えても自力で食事したりトイレができるようになるのにはひと月ちょいかかる。生後2週間くらいと考えると、3週間は家に置いてきぼりにはできない。私は、現在失業中でにゃんこスキーの友人にメールを打った。「1週間くらい赤ちゃん猫を預かってー!」友人からは「前に仔猫を迎えたとき、家猫が家出したから無理。その代わり世話しに通ってもいいよ」との返事。よかった・・・。そのあとは2週間、休暇を取れば何とかなるかな・・・(幸田は今年永年勤続特別休暇が10日間もらえるのだ)。
 この日の授乳は5時半、11時、18時半、23時半、2時。回数少なく見えますが、実際には下手をすると1時間くらいにわたって何度も飲んだりしてます・・・。オシッコは刺激すれば出たが、ウンチは出ず。ミルクばっかりだからまだあまり出ないのかなあ?明日病院で聞いてみよう・・・。


猫のいる風景

2010年03月07日 | 猫ばか日記
 根性なしのワタクシは、40時間の残業でもうグロッキー。萌える気力もない・・・。というわけで、昨日は録ったままだったオリンピックをぼーっと見て過ごした。フィギュアスケートのアイスダンスだ。シングルはいろいろ放送してくれるけど、アイスダンスはちーともいい時間帯には放送してくれないからねー。やっぱフィギュアはアイスダンスに限るな!すばらしい・・・うっとり・・・
 で、今日は猫たちとまったり。・・・朝目が覚めたとき、「あー、今日はあれやんなきゃ・・・」と仕事のことを思い出し、「あれ?!私、昨日目覚ましかけてないよな!何時?!げっ、6時半過ぎてるじゃん!」と慌てて起きようとして、「ん?私、まだフグ食ってない・・・」とまだ日曜だということを思い出した。そう、今日は親とフグを食べに行く予定なのだ。3月は私の誕生日ということで、親にフグを食わせてもらうのだ・・・。(いい年して・・・と思うが、親の方がどう考えたって私より収入多いんだもーん)しかし、総勢5人で行くので父親のオヤジ車(おっさん達が乗る、でかい車のこと。ほら、クラウンとか・・・)で行き、帰りは私に運転しろという・・・。父親が酒を飲むからだと。・・・待て。私がこの20年以上、軽かコンパクトカーしか運転していないことをわかって言ってるのか?そんなでかい車、運転できるかー!!しかしもう決定だ。果たして私は無事親達を送り届けることができるのであろうか・・・?しえー
 




 こたつに入る私の膝にもたれかかる年寄り猫と、いつもくっつき虫の兄弟猫。































 仲のいい兄弟猫。右はお互いにお腹をもみもみするところ。甘えん坊のコータは、ユータのおちちまで吸う。まあいいけど・・・

たまには可愛くねーぞ!

2009年11月10日 | 猫ばか日記

 猫っちゅーのはときどき毛玉を吐くものだが(のっけから汚い話ですみません)、そうでなくてもよく吐く。ペット雑誌を読んでも、餌を吐く相談がよく載っているところを見ると、やっぱり吐くもんらしい。(しかしあまりにもよく吐く場合は胃炎などのこともあるから、医者に診せろと回答されているのだが・・・うちの猫は週1回くらいはやるが、どうなのかねー)
 というわけで、布製品の上にやられないよう、半分あきらめ、半分対策をとっているのだが・・・。
 普段、年寄り猫は私のベッドの上で日がな一日昼寝をして過ごすのだが、長毛なのでよく吐くし、毛玉もないのにえさだけ吐くのもしょっちゅうだ。なので布団の上にやられちゃたまらん、と朝は出かける前にベッドに子供用のおねしょカバーをかけておく。しかし、こいつが子供用だけあって、シングルベッド全体はカバーできない。布団の端っこがはみ出る。しかしたいした面積ではない・・・が、先日、計ったようにカバーからはみ出した部分(しかも2か所)に吐いてあって、ムッとした。幸いたいした量でもなく、1か所は掛け布団カバーがちょっとよごれただけ、もう1か所はベッドパッドの上だったので、洗って事なきを得た。
 さらに先週、会社から帰ってきて、エサをやり、カバーをはずしてその上に脱いだ靴下を置きっぱなしにし(私の癖で、脱いだ服はまずベッドの上だ・・・)、夕食を食べた。そして風呂に入ろうと寝室へ行くと・・・よりによって靴下の上にピンポイントに吐いてあった。またもや靴下とベッドパッドを洗濯。
 さらに!昨日。朝、寝惚けまなこでエサをやり、自分も朝ごはんを食べて着替えようと寝室に戻ると・・・
 そのわずかな時間に、やられた・・・。しかも、いやがらせか?!と思うような、枕の上、パジャマの上、ベッドパッドの上、と3か所・・・。しかも水っぽいのでベッドパッドの下の敷布団にまで滲みている・・・!
 こんなこともあろうかと、幸田は今年、「カセット式洗える敷布団」を購入していた。中心の芯をキルトのような布団がくるみ、この外側部分が洗濯機で洗える構造なのだ!前も丸洗いできる布団だったのだが、全体をまるごと洗わなければいけないので、コインランドリーの大型の洗濯機と乾燥機でないと洗えず、結局あまり便利でなかったのだ。
 しかし洗濯している時間はない。私はとりあえずなにもかもを引っぺがし、会社へ行った。帰ってきてから洗濯開始。さすがに一度には洗えないので、2回に分けて洗濯し、枕は風呂場で踏み洗いして洗濯機で軽く脱水。パジャマと枕カバーと枕は、夜だけどしょうがないのでベランダに干す。問題の布団とベッドパッドは、布団乾燥機で3時間かけてそこそこ乾かしておき、外に干すと湿りそうなので、そのまま階段ホールの手すりにかけておいた。
 とまあ、猫と10年以上一緒に暮らしているから「てめー!いやがらせかー!」(このピンポイントぶりは、明らかに嫌がらせ。何か気に入らんかったんだろう・・・。トイレじゃなくて他の場所にポツンとフンが落ちているのもよくあることさ。どこの猫もやるもんだが、しょっちゅうやるうちのはとりわけ性格悪いのか・・・不明)と激怒しつつも、諦めて洗濯にいそしむけどねえ・・・。飼い始めたばっかの頃は、部屋中に撒き散らされた水と床にこびりついた青海苔(棚を開けて袋を破って部屋中引きずって遊んだらしい)を、何時間もぞうきんで拭いているうちに、「なんでこんなことするの・・・」と哀しくなってシクシク泣いたりもしたさー。今はだいぶ「こういうもんだ」と諦めの境地だけどね。激怒はするけど!(ニャーン、なんて甘えて寄って来ても、「何甘えてんだ、お母さんは怒ってるんだ!」と邪険にして、抱っこしたり撫でたりなんかしてやらんもんね


こたつ敷きは猫のため

2009年10月12日 | 猫ばか日記
 日曜日に、注文していたコタツ敷きが届いたので、花ござはしまって(結局、来年は裏返して使います・・・色が逆転して金魚が白抜きになっちゃうんですけど、しょうがない・・・)さっそく敷きました。
 見よ!この分厚さ!その上にさらにキルトカバー!

 

 私の寝ている敷布団くらいあるんじゃないか・・・。
 ともあれ、ニャンコたちがその上でくつろいで眠っている姿を見ると、買ってよかったなあ・・・と幸せを感じる猫キチなのでした・・・。
 ニャンコって、可能であれば必ず人にくっついて寝ませんか?かわいいんだけど、夏は迷惑・・・。そして、かわいいんだけど迷惑な習性がもう一つ。

     

 ワタクシの抜け殻(朝脱いだパジャマ。畳めよ・・・)の上に座るコータ。他で寝たっていいじゃん、と思うのに、必ず私の服の上に座る。掛け布団の上の方がもっとふかふかで気持ちいいと思うのだが、絶対に私の脱いだ服の上に乗るのだ!ごわごわしたジーンズが脱いであっても、必ずその上。私の匂いがついているからだろうか?しかし、服が毛だらけになるので、やめてほしい・・・

ネタがないときの猫頼み

2009年02月15日 | 猫ばか日記

 ネタがないのでお久しぶりのにゃんこ写真。携帯は相変わらず画像悪いッス。
 丸まって眠るウリ。かわゆいよ~・・・眠っているときはな!これは去年の12月くらい?










 ウリと先住猫。真ん中は私の足。私の足が休戦ラインらしい・・・。













すごい寝相だな・・・。踊ってるのか?














 

コータ、寝顔アップ。癒される・・・。幸せ?とか猫に訊ねるあやしい女がここに。












 テレビの上がお気に入りのウリ。よくこの上で寝てます。しかし、液晶テレビに買い換えたら乗れないよねー。











 春ですなー。と言ってもまた明日から冬の季候に戻るらしいけど、昨日今日は超あったか。部屋の中、午後9時過ぎなのに20度ありますよ。ベランダと部屋を猫が行ったりきたりするのにも、昼間は窓を開けっぱなしでOKでした。その代わり私はさっそく来ましたよ、花粉症。くしゃみ連発、鼻詰まる~、ストロー差したい~、って状態でしたが、夜になって窓を閉めたので落ち着きました。
 本格的な春になる前に、ウリも避妊手術を受けさせないと・・・と思うのだけど、今までオスしか飼ったことがないので、「こ、こんなちっちゃいのに、お腹切るなんて!こんな怖がりなのに!(凶暴だけど!)」と考えただけで涙が出てくる・・・。しかし、やらないで発情期を迎えさせるのは却ってかわいそうだし・・・とぐだぐだしております。受けさせるけど、つらいなあ・・・ぐすん
 おっと、確定申告の準備もそろそろしなくては。別に給与以外の収入はないけど・・・おととし投資信託の損失を申告しておいたので、去年分では結局相殺できなかったけど、今年相殺することがあるかもしれんし。・・・ないか。どれもこれも利益出てなくて売るに売れないしむしろ評価損を配当から引いて欲しいくらいじゃ!あーあ、明日は早期退職について部長と面接だし・・・。ここでクビになったら資産取り崩さないとやってけないのに、ムカつくわー!
 そういや先に面接したGちゃんが部長から聞いた情報で、某外資と合併話があるらしい・・・。前に冗談で「買っちまえー」と言っていたトコだ。もちろん、向こうは親会社がぽしゃって困ってるとこだから、うちが吸収する側だよなあ。まさに冗談から駒(←日本語、間違ってます)。本気かねえ?M&Aする金はあっても、従業員に払う給与はないらしい・・・。ほんと、あこぎな会社だなー


寝る子と書いてネコと読む

2008年10月12日 | 猫ばか日記

 寝る子は育つ・・・というが、猫は大人になってもよく眠る。
 とはいえ、やはり子猫はよく遊びよく寝る。うちの子猫、目を細めて人を上目遣いに見る顔はまさしく般若、お前はチョビ(※『動物のお医者さん』参照・・・)か?な「うりちゃん」。寝姿を激写。といっても画素少ないケータイでは画像ぼろぼろですが。
 
 今はもっぱら猫が眠るときに使用する、爪とぎ跡だらけの座椅子の上で眠るうり。
 
 私の股間で眠るうり。まだ小さいので「膝の上で寝る」って感じにはならんのです。しかし、太い足だなあ・・・
 追加。うり、お色気シーン(?)
 
 猫の伸びた姿ほど、まぬけなものはない・・・。